3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピース考察 『狂気の人間狩りゲーム』ゴッドバレー事件の起因

狂乱の人間狩りゲーム

回想シーンは遡る事38年前。ロックス海賊団、ロジャー達が絡むゴッドバレー事件と同じ時系列

天竜人

お待たせ致しました
3年に一度の腕試し
先住民一掃大会
今回選ばれましたのは世界政府非加盟国のこの土地"ゴッドバレー"
恥知らずにも神の谷と名付けられたこの島には豊富な資源が確認されており
ここで恒例の人間狩りを執り行い
この島を世界政府が所有する事になります

ゴッドバレー ゲーム

司会進行を務めるのもおそらくは天竜人だろうか?こんなテンションで話すのも何か違和感があります。とは言え内容はめちゃくちゃ‥
種族関連の問題でクラップ、くま達家族を迫害。この流れだけでも相当ヘイトは溜まっていますがより胸糞悪くなるようなエピソードが発覚しそう。

天竜人

今回も脱兎(ラビット)達は先住民に加え問題ある奴隷達!!罪人達を取り揃え‥

現状では世界政府に真っ向から立ち向かうのはドラゴンが指揮する【革命軍】だけ。彼らが反乱の意思を持つ民達を束ねて組織しているわけですが最終的にはルフィ達海賊勢力もこれに乗っかる形となるのか?

 

・人間狩りゲーム

モデルは北アメリカ、オーストラリアなどの、原住民ハンティングかな?

共産主義がロシアが一番人を殺してる
とよく批判する人がいるけど、
事実は自由と民主主義が一番殺してるそうだ
北アメリカだけでも億の数の原住民を殺してる
アメリカ初代大統領のワシントンもインデイアンはオオカミと同じ…と言って殺しまくった

・先住民一掃大会が3年ごとに開催されてたら800年で2百何十回開催されている。それらの島は取り上げられてどこに行った?レッドラインに全部吸収されちゃったのでは?

・3年に1度 。38年前って事はもうすぐ次の先住民一掃大会始まる次期。非加盟国で危なそうな候補筆頭はカイドウとオロチの支配から解き放たれたばかりのワノ国か?

以下は1095話で判明した新事項。これまではゴッドバレーという名前が先行していただけに1ページだけでかなり盛り込まれていた様に感じます。

ゴッドバレーに関する新情報
西の海ウエストブルーに存在していた
38年前時点で世界政府非加盟国だった
ネーミングはそのままゴッドバレー→【神の谷】
世界政府侵略前には先住民が居た
ゴッドバレーには豊富な資源があった

・38年前のゴッドバレーは待望のロックスに今までで一番近づいてるけど御披露目はないと思うぞ。くまとすれ違う程度はあるかも(当然シルエット)ゴッドバレーの戦いの裏で逃げるくまの今日までの人生を描くのがメインだからな。
・ここにこれから若かりしロジャーが来るんだろうけど、1人の過去が多方面から描かれるのって意外とないよね??今までの過去編は基本そこで物語が完結してたからなー。ロジャーの過去はラフテルでも描かれるだろうし、何回かに分けて描かれるのはまた新鮮!

非加盟国への制裁

世界を束ねる組織【世界政府】
現代の国連にも近いだろうか?基本ほとんどの国が加盟し天上金等の物資を納める事を前提に組織に守られている。
そんな中で作中では非加盟国も発覚。

世界政府非加盟国
ジェルマ王国(除名)
ワノ国(鎖国)
スフィンクス(白ひげの故郷)

ジェルマ王国は海賊ビッグマムと結託していた事をきっかけに除名。ワノ国は代々政府を避ける様に非加盟を貫いてきた(鎖国)。スフィンクスに至っては貧困が原因とも見える。

先のワノ国では海軍大将である緑牛によって攻め込まれた。四皇カイドウの隠れ蓑となっていたワノ国ですが政府からの援助があればこの様な形にはならなかったのかもしれません。それでも非加盟を貫いてきたのは政府の闇の部分先祖達がを知っていたからとも言える。

また白ひげの故郷スフィンクスでは白ひげ亡き後、その遺産を目当てに様々な外敵が押し寄せた。それを跳ね返していたのが【不死鳥のマルコ】しかしルフィ達を助けに留守にしたのを機に海軍達も雪崩れ込んできた。子供や老人達であっても容赦無し。非加盟国民には人権などあるはずもない。

そしてゴッドバレーについても同じ様。政府加入を拒んできた国への制裁は酷い結果。
非人道だけでは片付けられない狂乱具合。先に住んでいた国民達を有無を言わさず殺戮へと向かった。
しかも腕試しと称したゲーム。当然こんなのは許されないと立ちはだかる前国王も容赦無し。

現在170ヵ国に及ぶ国が世界政府へと加盟しているがそのすべてが政府の呼びかけに素直に応じたり、自ら進んで加盟したりと前向きだったとは思えない。
侵略、蹂躙、駆逐といった行為で加盟国を伸ばしてきたのではないでしょうか?中には加盟にあたって相当な被害を受けていた国もあるでしょう。
だからこそ反乱の意思が残り革命軍に賛同するような者も現れる。

豊富な資源

ゴッドバレーが世界政府の攻撃対象となったのは以下の理由が考えられる。

世界政府に加盟していない事
神の谷というネーミング
豊富な資源がある事

何も分不相応で神々(天竜人)の気に障ったのでしょう。
特に気になるのは【資源】
加盟国からマリージョアへ物資を調達しある程度潤っているはずではありますがゴッドバレーのそれは目に余る程だったのでしょう。これを牛耳るには先住民を消しさり政府が所有してしまうのが手っ取り早い。

ローの故郷である白い町【フレバンス】では人的被害を確認しながらも政府と王族が手を組み珀鉛を利用して巨額の富を得ていた。ゴッドバレーも根底には金儲けという概念があったのかもしれません。

地図から消えた町

何処かで聞いた様な文句。かつて世界政府の禁忌に触れたオハラが島ごと消し去られたバスターコールを彷彿とさせる。
更にはその上位互換マザーフレイム。同等クラスの威力を備える【古代兵器】が38年前に行使されていたとしても不思議では無い。

豊富な資源を有し世界政府としても利用価値のある島だったがそれでも消すに至ったのは【ロックス海賊団】の存在があったからでしょう。

場所についてはこれまで触れられていませんでしたが【西の海】であると判明しました。天竜人がわざわざ辺境の地までやってくるのも驚きでした。現在は無くなってしまったオハラはさて置きゴッドバレーの跡地はただの海になってしまったのか?

西の海に位置する国と島
オハラ
ハリウッド王国
花の国
ラスキャンプ
トロア
イリシア王国

再注目はやはりなんといっても【赤髪のシャンクス】でしょう。ガーリング聖の登場然りシャンクスの出生が西の海ということでいよいよ繋がってきた。
・島が跡形もなくなったゴッドバレー事件
最初はバスターコールやマザーフレイムだと思っていたけどヤミヤミの引力もあり得るかなと。
仮にロックスが前任者ならティーチが追っていたのもなんとか説明がつく

・ブルックも西の海出身で50年前にはとある王国の護衛船団の団長。スリラーバークも元々西の海からやってきた土地という謎設定。ブルックの出身もしくはスリラーバークのどっちかが元ゴッドバレーでしたというパターンもありそう

フィガーランド・ガーリング聖

くまの出生やサターン聖の能力など注目要素が多い1095話において話題を掻っ攫ったのがこの男フィガーランド・ガーリング聖
判明したのは若かりし姿。現代との比較をすると顎髭が無い。イラストはどちらもイメージでシャンクスに寄せたカラーなので注意。
ガーリング聖
神の騎士団【38年前】
この時点ではただの一団員。しかしかながら未来有望な実力を兼ね備えていると見れる。見た目もこれまでの天竜人と比べると整った顔立ち。観戦と思われる女性天竜人からもワーキャー言われているあたりは人気も伺える。ゲーム開始前にフライングで先住民の王を討ち取りマイナスペナルティを受けるも余裕の口ぶり。髪色で大分印象が変わるがどうしてもシャンクスに見えてしまいますね。
フィガーランド・ガーリング
こちらは世界会議編で描かれた現代のガーリング聖。同じ天竜人であるミョスガルド聖の処刑を執行した。
神の騎士団最高司令官の肩書き

ガーリング聖について
ゴッドバレーで活躍し王者とされている
神の騎士団の最高司令官
五老星が特別視していたフィガーランド家
天竜人を裁くなど特権を持つ

王者との称号を考えると人間狩りのゲームを勝ち抜いたのではないでしょうか?

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