3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピースネタバレ1175話 世界貴族の天敵『竜』と『ニカ』

ワンピースネタバレ1175話 世界貴族の天敵『竜』と『ニカ』

陽界のピンチに駆けつけたのはエピソードの主役となるルフィとロキ。2人が力を合わせれば世界政府へと迫る事が出来る。ロックス、ロジャー、シャンクス達でも成し得なかった快挙へ

エルバフ編の伏線まとめ

過去編突入前に描かれて少し忘れ去られている伏線達をおさらい

宝樹アダム

神典(ハーレイ)と壁画

ベガパンク復活

太古の化学施設

ワンピース1175話 悪神ニカ

太陽の神ニカ、解放の戦士ニカ。ワノ国で突如沸いた様に出てきたキーワード。初登場は本誌で言うと2021年なのでまだ4年ほどしか経っていない。

奴隷達を救う神でもあり、世界政府が恐れる存在でもあった。長い間覚醒者がいなかった能力ヒトヒトの実モデル ニカも遂にルフィが覚醒。以降は惜しみなくその白い姿を披露してきた。手配書の写真にも採用され神秘的なニカのビジュアルは世界中へと発信された。

ひっそりと語り継がれ、知る人ぞ知る伝説だったはずが徐々に広まりつつある。

そんな中でも特にニカを信仰するのがエルバフの巨人族達だ。誰もがニカを知る島はエルバフを除いて他無いだろう。

エルバフ前時点フーズフーやクラップの語っていたニカはサウロ談に近いだろうか。

エルバフで語られたニカ
ニカの伝説は実は世界中にひっそりとあって共通しとる事はこんなリズムで大笑いして登場する事ドンドットット、ドンドットット(サウロ)
誰もが持つ夢でござる太陽の神となり世界を支配する事は(ロード)
バカ言え太陽神は支配者じゃねぇ
そうだ解放の神だ
いや破壊の神だ
違う笑いの神だ
エルバフに生まれたらみんなニカに憧れるっていうのはホントでしゅ(ゴールドバーグ)
ロキも‥死んだハラルドもある意味ニカになろうともがいた結果かもしれん(ヤルル)

面白いのはそれぞれが崇めるニカの形が違うところだ。ストレートに救世主と捉える者もいれば少し曲がってる者も。

ニカという伝説自体に求心力があり何処か宗教的な側面もある。皆が一様に憧れを抱き都合の良い解釈をしている。ロードやロキはそれを悪く捉えた結果が出ているだろうか?ともあれエルバフの為という意味では一貫しているだろう。

ニカこそ世界を救う救世主として読者も疑わなかったがどうも雲行きが怪しくなってきている。壁画や神典を紐解くと必ずしもそうとは言い切れない。
ニカは過去に世界を壊した、もしくはこれから壊す破戒神なのかもしれない。

もちろんルフィが世界を意図的に滅ぼそうとする事は無いとは思うがその突発的な行動は時に危うさも付き纏う。ニカという強力な力を手に入れたからこそ少しでもズレてしまえば破滅へと導きかねない。
今回の件もそれが顕著に出ていた。ストーリーのルートとしては正解なのかもしれないがエルバフで誰もが恐れるロキの解放を侵してしまった。シャンクスの情報を得るという目的の為に軽率だったと言える。

エルバフの子供達が感じた『世界を壊すニカ』にもなり得てしまう。

アンジェ『ロキは大きなトンカチを持っていて世界を壊すのよ』
子供『違うよ世界を壊すのはニカなんだぞ』

ワンピース1175話 シャンクスはロキを守った

アウルスト城で14年前に起きたハラルド王殺害事件。過去編のスタートとなりエルバフの運命を大きく変えたターニングポイントでもあるがそれ以降の時系列も興味深い

エルバフの王子とシャンクスの出会いはおそらく14年前だろう。ハラルド王が死亡する事になるアウルスト城で混乱の中出会った

シャンクスとロキ
14年前 王家の悲劇、ここがロキとシャンクスの初遭遇だろう
ロキはエルバフを出て外海で暴れ回っていた
6年前 シャンクスがロキを捕らえてエルバフ送還
6年前 シャンクスが四皇と謳われる
数年前 磔にされていたロキが逃げ出そうとしたが取り押さえられた
現代 シャンクスが再びエルバフを訪れる

大きな出来事として挙げられるのは6年前にシャンクスが海で暴れていたロキを止めた事件だ。壮大なエルバフ過去編においてはつい最近の出来事‥

ロキ シャンクス 6年前

王家の悲劇を経てロキは外海に飛び出していた様だ。言わば海賊。エルバフの文化として元々航海術に長けているので1人でも問題無い。罪人となったロキに手を貸す者はいないだろうが単騎でも新世界で通用するだけの力を持っている。

圧倒的な力で暴れ回っていたロキだがこれをシャンクス(赤髪海賊団)が止めた。ここからロキはエルバフへと身柄を移し宝樹アダムに磔にされ幽閉される生活が始まった。

説得したのか?力で競り勝ったのか?シャンクスだけに判断が難しいところではあるがこれ以降ロキがエルバフから出る事は無かった。
一時は脱走をしかけた様だが結局エルバフの戦士総出で押さえつけられた。

四皇へ

シャンクスの活動履歴は不明な部分が多いが世間から四皇の称号を受けるようになった時期は判明している。それがロキを止めたとされる6年前だ。

これはロキを止めた実力を評価されて四皇に台頭した可能性が高い。天竜人の血筋、海賊王の船員と経歴は申し分ないがロキの件でより盤石となったのだろう。

言い換えれば当時のロキは四皇クラス、またはワンランク下程度の評価があったと見える。

現在ロキの懸賞金評価額は26億ベリー
四皇クラスと言っていい。更には『世界政府特別懸賞金』の文言も加えられている。

シャンクスを四皇に押し上げるには格好の相手だったのだろう。
当時はニューゲート、リンリン、カイドウなども名を連ねていたと思われるがシャンクスの前に『ロキが四皇だった』という予想も飛び交っていた。

ロキの目的

かつてのハラルドの様に傍若無人。悲劇が起きる前も好き勝手暴れ回っていたロキだがハラルドの死亡後は矛先を『世界政府』へと向けていたのではないか?

まずはロキが憧れた『ロックス』について。幼少期絶望したロキにとっての光こそロックスだった。野心に溢れ圧倒的な力を持つロックスへの仲間入りを望んだが叶わず‥最後はゴッドバレーに散った。
ロックスを辿るのであれば妥当世界政府を掲げるのも必然。世界政府にロックスが殺されたと捉えていてもおかしくない。

更には父ハラルドの異変。おおよそ普通ではないハラルド。世界政府の為に尽くして最終的には騙されていたと本人の口から語られた。直前には父の事を『世界政府に魂を売った』と揶揄していたロキだがハラルドの無念は大いに伝わったはず。

これだけでも世界政府を討とうとする動機としては十分。誰も頼れず真実を話せなかったロキは単独で世界政府を討とうと奮起した

ロキを守った

禁断の悪魔の実を手に入れたロキ。巨人族ならまだしも人間族には負けやしない。ロキ自身そう思っているだろう。

無策に世界政府に向かっていったとしてもおかしくはない。誰にも手を借りずにロックスと同じ『世界の王』という野望を目指した。
しかしながらその進撃もシャンクスという海賊に止められてしまう。

ハイルディンとロキが世界政府の神の騎士団について話しているのを思い返すと想定よりも幾分進めなかった様だ。

海外で暴れてた時期に恨みでも買ったんだろ

バカいえ あんな奴らに遭遇する程進撃してたらおれァもう「世界の王」になってる

少なくとも聖地マリージョアを危機に陥れるレベルまでは達していない。もし辿り着いていたとしてもおそらくは世界政府の部隊達に止められていた事だろう。
神の従刃、神の騎士団、五老星‥イムに辿り着くまでの戦力も難攻不落。
ましてやロックスが掲げていたキーとなる悪魔の実は2つ。ロキを持ってしてもまだ足りない。

こうしてみるとある意味ロキは救われている。世界政府の内情をよく知るシャンクスはロキの敗戦を予想して予め止めたのではないか?
6年前時点ではまだ早過ぎる‥ロックスと同じ結果を辿る事は明白。
尚且つここでロキが散ってしまっては困る。王家の悪魔の実を食べた王子は対世界政府に不可欠。役目はまだ先にあるとロキをエルバフへ戻したのではないか?

ロキが知るシャンクスの居場所

エルバフに迷い込んだルフィ。ただならぬ気配を感じて冥界へと向かうと巨人族でも異例のデカさを誇るロキが拘束されていた。ここがエルバフだと知らされると共に話題に挙がった『赤髪のシャンクス』

ロキがシャンクスを腰抜けと罵った事でルフィの怒りを買ったが、居場所を知っているという口実に乗せられて解放の鍵を探すハメに。

嘘か本当かも怪しいいまま、最悪の場合は力技で押さえれば良いとロキの言葉を信じたルフィ。

トラブルも重なり重症を負ってしまったロキではあるが回復へと向かいルフィが欲する情報は間近となっている。

真偽についてはいかに‥

ロキ

赤髪か‥今の居場所‥
残念ながらウソじゃねぇ‥

そっちが錠を解くって約束果たしてねェのにか?

ゾロに詰められても居場所を知っていると放つロキ。完全解放となっていない状況で先に話してしまっては不利になると駆け引きをしている。

6年前にシャンクスに捕まったロキ。14年前から面識はある
瓜二つのシャムロックをシャンクスと差別化出来ていた
シャンクスへの復讐心がある可能性が高い
シャンクスを腰抜けと称している
ルフィ達が来る直前に冥界で再会した可能性がある
ロキは囚われており情報収集は冥界の海賊やモサ公頼り

鍵となりそうなのはワノ国近海に姿を現して、その後に立ち寄った、つい最近のシャンクスの動きだろう。冥界で彷徨う海賊達はシャンクスに気絶させられていると判明している。もれなくロキも接触しているはずだ。

6年前に捕らえた事も少し前に接触した事もシャンクスはロキに対して何らかの役割を見出しているのかもしれない。

シャンクスはルフィがエルバフにやってくる事も知っておりギャバンにも口添えしている。ロキとルフィが接触するのも想定していたはずだ。

自身の情報をロキに漏らしていた可能性もある。

東の海からスタートしたルフィの冒険。途方も無い程遠く感じたシャンクスとの距離も後追いながら大分近づいて来た。今や同格に数えられる程に実力も付けてきている。
マリンフォードやワノ国などニアミスもあったがいよいよ機運が高まって来た。このまま軌跡を辿って行けば必然的に再会出来る。
その為の重要な手掛かりがロキ。
ここでシャンクスの居場所を知る事が出来ればエルバフ後のルートも決まるだろう。

ワンピース1175話 ロキ王子から求婚のローラへプロポーズ

エルバフ編で回収されるであろう伏線
『ロキからローラへのプロポーズの真実』について

事前情報では
エルバフのロキ王子はシャーロット・ローラに一目惚れしたとある。シャーロット・リンリン(ビッグマム)を通して縁談を持ちかけたが結婚式の当日にマリッジブルーのローラが逃亡。代わりに双子であるシャーロット・シフォンが差し出されたがロキはこれを見破った。
これにて縁談は破談となった。

ビッグマム海賊団の勢力拡大と万国(トットランド)完成の為には是が非でも実現させたかった縁談。タラレバではあるがこの縁談が成立していればビッグマムが海賊王になっていたかもしれない。

家族構成
リンリン
パウンド
シフォン
ローラ

シャーロット家の22女シフォン、23女ローラ
完全に妻のリンリンが優位の関係性。リンリンは様々な夫と子を授かり、用済みとなった夫は酷い扱いを受けている。

ローラの父であるパウンドも放り出されてしまったがその後のドレスローザにて感動の再会を果たしている。

現在の姉妹
シフォン カポネ・ベッジと結婚
ローラ ゴッティと結婚

紆余曲折あったが現在は2人ともファイアタンク海賊団のメンバーと結婚し幸せに暮らしている模様。こちらも扉絵にて掲載された。

これにてローラとロキの結婚という路線は完全に潰えた。
エルバフ編でもこの遺恨が生きてくるのかもしれないし、ビッグマムやローラが再登場となれば新しい情報も出るのかもしれない。

さて、気になるのは破談となったローラとの結婚がロキにどの程度の影響を与えたのかという事。

ローラの年齢は26歳という事でおそらくはここ10年ぐらいの時系列で起こった出来事。

結果的にはローラが結婚を拒んだ、プロポーズを断ったという形だ。

ローラはもともと親の決めた路線、いわゆる政略結婚を良しとしていない節がある。これだけ絶対的な力を持つ母の意見に反してでも自分で結婚相手を決めたかった様だ。

つまりはロキ側にだけ問題があって断ったとも言い切れない様だ。単純にロキが嫌と言うよりもリンリンが決めた相手が嫌というパターンかもしれない。

『求婚のローラ』の異名の通りローラは誰彼構わずに手当たり次第に結婚を申し出ている。麦わらの一味だけでもルフィとフランキーが餌食になるほどだ。
結婚までに要したプロポーズは4447回(ワンピースパーティをカウントすると+1で4448回)と度を超えている。

決して美形とは言えぬ風貌。本来ならばロキの方から気に入って湧いた縁談を断る理由がないのだ。

よっぽどロキの素行が嫌だったか、リンリンの干渉を嫌ったかどちらかだろう。

もしかするとウォーランドを震撼させた父親(ハラルド)殺しや伝説の悪魔の実の掠奪も恋に敗れたことが原因になっているかもしれない。

-3.ワンピース『ONE PIECE』