バッカニア族、ルナーリア族、古代巨人族、ドスンダダ‥様々な希少種が判明する中で新たに飛び出したのは『デービー一族』
伝説の海賊デービー・ジョーンズをルーツにゴッドバレーにはその子孫が繁栄していた。
人間狩りの目玉となったデービー一族
↓バッカニア族との絡み、混在
唯一の生き残りとなるティーチは世界政府を見据えて動いていた?
デービー一族
ここに来て新たな一族が浮上して来た。
『800年の時を越えてついに発見デービー一族』
ロックス(ジーベック)
おれには隠し名がある
デービー・D・ジーベック
おそらく世界政府がずっと抹消したかった一族の名だ
伝説の海賊デービー・D・ジョーンズを先祖に持つ一族
闇のの世界にハバを利かせ今もまだ細々と生き長らえてる
間がいいのか悪いのか…
2年前…おれには子供が生まれた
万が一にも2人に危険が及ばねェ様に…
おれは妻と子を故郷へ送り届けた
デービー一族を頼れと
おれの故郷はゴッドバレーだ
ワンピースの種族と言えば様々だが身体的な特徴がある巨人族、魚人族などとは違い『デービー一族』というのは家系を表している様に感じる。(三代で活躍しているルフィ達はモンキー一族とでも言おうか)
作品ではお馴染みのDの一族もこれにあたるであろうか。
特筆すべきは世界政府と特別な関係にある事。800年もの間、一族が見つかる事なく子孫繁栄して来た。もし見つかってしまえば淘汰された事だろう‥
そしてデービーの名前を継ぐ者も判明。
『ロックス・D・ジーベック』
彼こそデービー一族
デービーの隠し名を持ち本名は
【デービー・D・ジーベック】
ベガパンクのメッセージで世界政府の歴史の核心に迫りつつあったが、新たにこれまで打ち立てられた仮説や考察の根底を覆す様な事実が発覚した。
世界政府と遺恨のある種族達 |
Dの一族 |
バッカニア族 |
ルナーリア族 |
巨人族 |
(三つ目族) |
歴史の本文解読の可能性がある三つ目族は直接的に言及されてはいないがベガパンクの語る稀有な種族として紹介されていた。
その他は世界政府から特別な仕打ちを受けていると言ってもいい。
生まれながらの奴隷種族として虐げられてきたバッカニア族
高額懸賞金をかけられて研究対象とされたルナーリア族はその昔"赤い土の大陸"を追われたとされる
Dの一族は忌み名とされ世間的には公にされず政府からマークされている
巨人族は世界政府に加盟する事を拒まれ世界から孤立し続けていた
ここに新たにラインナップしたのがデービー一族。
巨人族やDの一族は世界に点在している中で、バッカニア、三つ目、ルナーリアは超希少だ。まさに絶滅危惧種。
そんな中でデービー一族は世界政府から800年見つからずに非加盟国ゴッドバレーで繁栄して来た
ロックス自身もその事を仲間にすら話さず秘めていたが盟友ハラルドには全てを打ち明けた。そして運悪くゴッドバレーの地に停泊したガーリング聖によってデービー一族の子孫達が見つかったと思われる。(御大が喜ぶとんでもないもの)38年前の先住民狩りにて多くのデービー一族は根絶やしにされてしまった。
少し気になるのは『掛け合わせ』だ。要は重複があるという事。
ハグワール・D・サウロ
(巨人族+D)
デービー・D・ジーベック
(デービー一族+D)
作品でも続々と判明しているDの血筋。エッグヘッド編ではクラウ・D・クローバーも追加されたばかり。Dの忌み名自体が悪とされていたがロックスやサウロの場合はこれが忌み嫌われる種族と重複。
サウロに至っては世界政府の管轄組織で海兵として中将まで上り詰めたが結局反旗を翻している。
ジーベックについては歴史上最も世界政府に牙を剥いたと言っても過言ではない。
『デービー・ジョーンズ』ロックスが崇拝した男
56年前時点で才気あふれるロックス。たった1人で聖地マリージョアを混乱に陥れるほどの圧倒的な力を持っていた。
海賊稼業に繰り出す前から既に海軍大将を討ち取る実力。その後世界獲りは叶わなかったが計画実行力も素晴らしい。
そんな最強の男のルーツは意外なところにあった。
あまり原作では重要視される事はなく、聞いた事はあれど忘れてしまった読者も多いはず。
古代の海賊『デービー・ジョーンズ』
本名.デービー・D・ジョーンズ
ロックスは侵入した花の部屋においてまるで宣戦布告の様に自身がデービー・ジョーンズの崇拝者だと語った。
憧れすら通り越した様な崇拝という表現。
狂気すら感じるロックスの言動も過去のデービー・ジョーンズに倣っての事なのだろうか?
デービー・ジョーンズについて触れられたのはロングリングロングランド編。あまり必要無かったのでは?という意見も見られるがこうやって考えると伏線も生きている。
博識のロビンによるジョーンズの解説。
ジョーンズ
悪魔に呪われて深い海底に今も生きているという昔の海賊
海底に沈んだ船や財宝は全て甲板長だった彼のロッカーにしまわれている
あくまでこれは伝説となっているがかなり有名な様だ。深海の海賊デービー・ジョーンズとして崇められている。
海賊にはありがちな要素だがワンピースでも沈没船がピックアップされる事もあった。最近ではベガパンクのメッセージによって『海に沈む』という警鐘が鳴らされたばかりだ。単に海賊船ごと壊滅させられて沈められたパターンもあるが、海面上昇に適応出来なかっただけかもしれない。
ジョイボーイ |
海賊の始祖とされる。900年前に存在し世界政府の創造者達との戦いで敗れたとされる |
バンダー・デッケン |
人魚姫を狙って魚人島を襲った海賊。数百年前のある嵐の夜突如として錯乱し、船員を海に投げ込んだ挙げ句、神にさえツバを吐いて冒涜した。 |
ワンピースでは同じ様に伝説とされる古代の海賊達が存在している。ジョイボーイに関しては別格で作品の本題でもあるが、あまり重要視されていないデッケンなんかも今後絡んでくるかもしれない。
デービーバックファイト
面白いのはその名がゲーム名にもなっている事。
銀狐のフォクシー率いるフォクシー海賊団と麦わらの一味でも行われた『デービーバックファイト』
これもジョーンズの名前が由来である。
決定は全てゲームの勝敗に委ねられ単なる力技だけでも攻略は出来ないのが特徴。
仲間を賭けて戦い、敗れた場合は仲間を奪われる。取り返すにしてもゲームで勝つ必要がある。
敵のホームとはいえルフィ達も相当苦しめられた。
これは2年前の出来事だが起源を辿るとかなり昔の様だ。56年前付近の時系列でも既にデービーバックファイトは行われていた。
海賊の世界に古くから伝わる
デービーバックファイトとは
海賊団同士が様々な勝負をし
仲間や旗を奪い合う無慈悲なゲーム
ジョーンズを崇拝するロックスはデービーバックファイトに参戦して目ぼしい仲間を獲得し基盤を作った。
ルフィ→ | シャンクス |
ロキ→ | ロックス |
ロックス→ | ジョーンズ |
シャンクス→ | ロジャー |
ティーチ→ | ロックス? |
憧れを抱く者達。最終目標こそ違えどその言動は影を追っている様にも見える。最終章では交錯必至の展開に。ロックスの意思がどの様な影響をもたらすのか注目。
ティーチとデービー
既にこの世を去っているロックス(ジーベック)
その息子ティーチが現代で活躍している。
マーシャル・D・ティーチ
母方の名を継ぎマーシャルとなっていたが隠し名があり実際には
デービー・D・ジーベック
というのが本名だと判明した。
世界政府が嫌うデービー一族の血が現代にも紡がれていた。父ロックスに負けじと世界中を騒つかせるムーヴを見せているティーチ。
一時はラスボス候補にも挙がり、エースを巡るルフィとの因縁も面白かった。敵キャラ、悪キャラとしては申し分ない悪人ぶりであったが、ティーチを取り巻く運命はまるでヒーロー路線にも思えてくる。
ニカとは違った方向から世界を救う事が出来るだろうか。