『ロジャーとニューゲート』ゴッドバレーでの激突
海賊王ロジャーのライバルとして数えられた白ひげことニューゲート。ロジャーがいたせいで2番手に甘んじていたという見方も出来る。ロジャー亡き後も大海賊時代を象徴する海賊として活躍し全体的に見ればロジャーにも勝るとも劣らない実力だった。
歴代の懸賞金額もこの2人が最高基準となっている。
| ロジャー | 55億6480万 |
| 白ひげ | 50億4600万 |
歴代1位、2位。今後更新される事になるがこれがトップどころの基準。
鎬を削った関係性はある意味美しく、ニューゲートは銀メダリストなどと揶揄されるが実力的にはかなり迫っていたはず。

そんな2人の最も古い衝突シーン。38年前のゴッドバレー。ロックス海賊団、ロジャー海賊団の両陣営とも限られた時間で景品の奪取を目指していた。
海賊団の船長ロジャーとNo.2、もしくさNo.3格のニューゲートの激突。ロジャー(39歳)、ニューゲート(36歳)
2人ともまだ脂が乗り切る前、全盛期に至る前だと思われるが圧巻の激突。
武器、体格ともに大きさではニューゲートに軍配だがその差を感じさせないロジャーの躍動感。直前では神の騎士団の一角マッフィー宮を刻んだ薙刀もロジャーには止められてしまう。
作品の中では先に描かれていたがゴッドバレー事件から12年後。時系列的には26年前に再び両者は激突している。
状況は大きく変わりニューゲートは『白ひげ海賊団』を率いていた。ゴッドバレーに居たロックスの息子ティーチ、光月おでんもこの頃既に乗船していた。
三日三晩続いた両陣の激突。決着はつかず最後は宴会になっていた。

おそらくこれが最後の激突。ゴッドバレーとは立ち位置が逆になっている。実力的にも両者全盛期に近い。剣術よりも纏った覇気が凄まじく感じる描写だ。