3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピース考察 エルバフのウォーランド王国は『世界政府非加盟国』で確定!!

ワンピースエルバフ編。
世界政府とエルバフ島について

エルバフは世界政府非加盟国

噂こそされていたがエルバフ島ウォーランド王国は世界政府非加盟国であると確定した。

リリス『政府非加盟国のエルバフにはニュース・クーは来んがよ』

説明してくれたのは世界政府側のベガパンク(リリス)
世界政府非加盟国には世界情勢を知る上で大きな情報源となる世経新聞(世界経済新聞)も届かないらしい。

ハイルディン『ワノ国でビッグマムを倒したニュースには世間に疎いこの国さすがも湧いた』

ハイルディンのセリフにも非加盟のヒントはあった。海賊として海に出ている巨人族(巨兵海賊団)、海軍に属する巨人族以外の集落に住んでいる者達は基本的に世界情勢には疎いらしい。ビッグマムの件は世間的にビッグニュースだった事に加えて巨人族との因縁もある事から通常よりも拡散されてきたのだろう。

代表的な非加盟国が以下。他にもミンク族が成すモコモ公国も候補である。

・ジェルマ王国
→元加盟国であったがビッグマムと結託した事が原因で除名
・ワノ国
→非加盟どころか外交すらも拒んできた(鎖国)
・スフィンクス
→白ひげの故郷。貧困に苦しむ
・ハチノス
→海賊島という括りではあるがティーチは加盟を目論んでいる

世界一の組織が世界政府。現実では国連の様な規模。非加盟となれば外交や貿易においてかなりの遅れをとる。やはりデメリットの方が大きい。ひとまずは加盟しておくというのが平和な国家維持に繋がるだろう。

とはいえ加盟しないパターンと加盟出来ないパターンが存在する。ポイントとなるのは『天上金』。世界政府へと納める上納金制度だ。これが国家の経済を圧迫するレベルの高額。無理矢理搾取されるイメージではあるが断れないのも現状。
必然的に貧しい国はこの上納金が払えずに加盟出来ない。白ひげの故郷であるスフィンクスが良い例だ。

非加盟国はだいたいそうだが
海賊も人攫いも横行する無法の島になる
国は滅び不幸な孤児ばかりが増え

孤児である白ひげについて語るマルコのセリフ。非加盟である事が貧困に拍車をかけ抜け出せない。多額の金品が無ければ発展する事も難しい。このスパイラルに突入しない為には厳しくとも多額の天上金を払うしかない。

一方で意図的に加盟しないパターンもある。
現在も非加盟を貫いているワノ国。ワノ国を開国せよとのおでんの遺言があったものの、現在の将軍モモの助はまだ開国をしないとの判断を下した。ワノ国の場合は問題となるのが古代兵器プルトンの存在である。開国はワノ国海底に封印されたプルトンの解放を意味するだけに安易には出来ない。
加盟する事でやすやすと政府の侵入を許しプルトンの情報を奪われてしまう可能性が高いからだ。

ワノ国は非加盟国であるが故にカイドウとオロチに侵略され隠れ蓑にされていた。そういった危機に立ち向かうには国家の自力をつけていくしかない。ルフィ達新世代の活躍で元凶は討たれて復国真っ最中ではあるが外敵からの脅威は消えない。

海賊ならまだしも、世界政府(海軍)にすら狙われる危険もある。ルフィ達がまだ滞在している頃には海軍大将アラマキ(緑牛)に襲われたのも記憶に新しい。
政府非加盟国民に人権は無いとの言葉通り守るべき対象にあらず。海賊に襲われようが助けては貰えず逆に海兵にすら攻撃を受ける事態になりかねない。

果たして本題のウォーランド王国はどうだろうか?
圧倒的な強国故に外敵から狙われる脅威は少ないだろうそれ故に加盟するメリットが無かったのかもしれない。とはいえ全く情報が入って来ない状況は国自体が衰退しかねない。
前ハラルド王はこれを打破する為に伝統を破ってまで外交を目指したのかもしれない。

そしてワノ国の古代兵器の様に世界政府にとっての核心が潜んでいる可能性もある。最後のロードポーネグリフもエルバフへ眠っているパターンも捨てきれない。

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