3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピース シャムロックはシャンクスの双子の兄 最強能力モデル『ケルベロス』

シャムロックはシャンクスの双子の兄 最強能力モデル『ケルベロス』
エルバフ編に招かれざる客人。非加盟国に忍び寄る政府の魔の手。何故巨人族達は政府から嫌われているのか?本格的に神の騎士団が最終章に絡んでくる。シャンクスとシャムロックの関係性が明らかに
1136話から3週連続で掲載。年始からは神の騎士団2人で持ちきり。ルフィ達との遭遇もいよいよ時間の問題だ。

イヌイヌの実モデル ケルベロス

四皇 黒ひげ海賊団
マーシャル・D・ティーチ

黒ひげ ケルベロス

マリンフォードを舞台にした頂上戦争よりティーチの能力の候補として語られてきた動物系の能力だ。
単純ではあるが3つ首の犬がモデルとなる事で主となるケルベロスの実に加えて更に2つの能力追加が可能となる説だ。
例外なく悪魔の実の能力は複数食いが出来ない。1つ目を食べてカナヅチとなるデメリット。海賊としてはこれがかなり致命的。2つ目を食べた者は身体が爆発して死んでしまったとの事例も描かれた。

最近では覇気や古代兵器が注目度を増しており重要な要素とはなっているがそれでも複数個悪魔の実を食べれるというメリットは大きい。

イヌイヌの実(ケルベロス)
グラグラの実
ヤミヤミの実

グラグラとヤミヤミは確定。イヌイヌの実もかなり有力視されていた。当時はティーチの実力が突出してしまいパワーバランスが崩れるとの見方もあったが今となっては対抗勢力も拮抗してきた。

シャンクスの目の傷

特に注目されたのはシャンクスのこの傷。

シャンクス 傷 シャムロック

白ひげとシャンクスの四皇会談にて語られた。
『俺にこの傷を負わせたのはお前んとこの黒ひげティーチだ』
この三本線の傷はティーチが負わせたものと確定している。ティーチの武器として鉤爪が描かれていた事もマッチしているがこの傷をケルベロスと連想させる声も多かった。

シャムロックのケルベロス

そろそろティーチの秘密が打ち出されてもおかしくないタイミングで思いもよらぬところから『ケルベロス』が出て来た。

ケルベロス シャムロック

神の騎士団団長
フィガーランド・シャムロック

現在五老星を務めるガーリング聖の息子であり、あまりにもシャンクスに似た風貌が話題となった。

共にエルバフのアウルスト城に現れたのはシャムロックと軍子のコンビ

軍子の能力はしっかりと『アロアロの実』と明記されていたのに対してシャムロックは『ケルベロス』としか表記されていない。

これが悪魔の実と断定するのはまだ早いのか?こんなシーンは直前のエッグヘッドでもあった。

同じく魔法陣を使った奇妙な召喚術を駆使していた五老星達だ。彼ら5人も妖怪のモデルのみが表記されそれが悪魔の実であるかの判定は伏せられたままだった。

妖怪達の能力は悪魔の実のネーミングが難しい部分もあるがケルベロスに限っては『イヌイヌの実 幻獣種 モデルケルベロス』と明記した方がかっこがつくのではないか?

これが意図的だとしたらやはり悪魔の実以外というパターンになる。それこそイム様起因の能力であろう。

肝心の能力についてだがこちらは武器となる剣自体が悪魔の実を食べている様なイメージだ。
動物や武器に悪魔の実を食べさせる技術は比較的早い段階からあった要素でスパンダムが使用していた象剣ファンクフリードも今回のパターンとよく似ている。

シャムロックの命令を受けて剣がケルベロスへと変化。意思のある動物の様に具現化している。表記はどうあれ発動シーンは悪魔の実そのものだ。

もともとシャムロックが帯刀していたのは1本の剣だがこれが三つ首のケルベロスへと変化した。
それぞれの首が口から剣を生み標的に向かって一斉に襲いかかる。

今回の資金石は海楼石の鎖で拘束されて身動きとれないロキなのでこれだけでシャムロックの攻撃力を図るのは難しいが貫通力はなかなかだ。自らの手を煩わす事なく相手を制圧するスタイルは神の騎士団の気質とピッタリか?

ケルベロス

もともとはギリシャ神話に登場する冥界の番犬。地獄の番犬とも呼ばれている。3つの頭を持っており別々の役割を果たす。1匹が眠っている間に残りの2匹が見張りをすると言われておりこれが眠らないティーチと関連づけられる事もあった

確定 シャンクスとシャムロックは兄弟

最終章突入以降シャンクス似のキャラが2人も登場。
若かりしガーリング聖、そしてその息子のシャムロックだ。

今回は3人の関係性が明らかになった。

父→ガーリング聖
双子兄→シャムロック
双子弟→シャンクス

予想していた読者も多いだろうがシャンクスはガーリング聖の息子。つまりは天竜人の息子だと確定。長らく語られていたがシャンクスは世界貴族の血を引く。

そして瓜二つのシャムロックはシャンクスの双子の兄だと判明。双子なのでシャムロックも39歳となる。

きっかけとなったのは冥界に囚われているロキとそれを制圧しようとした神の騎士団団長シャムロックのやり取り。

ロキ

お前そんだけ顔が似てて海賊赤髪と他人じゃねぇよな
大海賊に天竜人‥世界の対極に同じ顔があるのはさすがに不思議に思うだろ

シャムロック

その海賊は生き別れた私の双子の弟だ
一度は聖地に戻ったのだが
このウス汚れた下界が好きらしい

ロキ

戻る?
成程その血筋で怒りが増した
兄弟揃っておれに恨まれるってのも面白い話だな

既に判明している通り、シャンクスはゴッドバレーの宝箱に紛れ込んでいた。それをロジャー海賊団が拾って育てあげた。

一度は聖地マリージョアに戻った様だがこれはロジャー海賊団の解散後、処刑執行後の時系列と思われる。

天竜人として迎え入れられることはシャンクス自身望んでおらず単に出生に関する事実を確認した程度ではないか?

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以下は確定前の予想も含むので注意

シャンクスはどこまで知っているのか?

シャンクスが神出鬼没であちこちに顔を出す不思議な状況。移動系の能力やトキトキの実などこれまでに複数の説が飛び交った。今となってはガーリング聖、シャムロックが登場して複数人説がほぼ決定的に。
とは言っても本当にシャンクスが存在するわけではなく外見が似ているというのが正しい表現。

これに似た状況は既にヴィンスモーク家が登場したホールケーキアイランド編で発生している。
サンジのそっくりさんが続々と登場。異性のレイジュ含めてこぞって家族が登場し話題となった。幼少期の確執もあり絶縁状態のサンジだったが政略結婚の為に再会となった。何もなければこのまま家族と顔を合わす事なく生きて行きたかったはずだ。結局エピソードはサンジの優しさが溢れハッピーエンドとなった。

さて、シャンクスの場合はどうだろうか?

世界政府(ガーリング、シャムロック)
海賊・四皇(シャンクス)

両者は敵対勢力にあり互いにトップに近い位置で活躍している。もし戦うのであれば世界中を巻き込みかねない大きな規模になるのは必至。それこそエース処刑時の頂上戦争にも匹敵する戦いだろう。

考え難いが手を組むパターンや、実は裏で繋がっていましたというパターンもバツが悪い。傘下含めて赤髪海賊団と世界政府の結託となれば一躍最強勢力となってしまう。
革命軍、クロスギルド、麦わら大船団、黒ひげ海賊団‥ここら辺のトップどころも単騎では敵わないレベルで差が開いてしまう。

世界政府側から見たシャンクス

海賊でありながらも一定の信頼と人望があるシャンクス。当時は元帥のセンゴクも意見に耳を貸すほどシャンクスを買っていた。
そして世界政府側もシャンクスの生い立ちを理解している。『フィガーランド家』というワードが初めて飛び出したFILM REDではシャンクスにウタという娘がいると判明した時に五老星達が特別に警戒を示した。
フィガーランドの血筋が広がっていることを気にかけたわけだがシャンクスがフィガーランド家の生まれという決定打でもあり、マリージョアでは周知の事実の様だ。

現在まどの情報を集約するとガーリング聖がシャンクスの父親である可能性が高い。ガーリング聖の才気を考えればシャンクスがここまで同格を表すのも容易に想像出来る。それでも四皇に上り詰めるまで対処出来なかったのはロジャーという後ろ盾とシャンクス自身が若き頃から才能を開花させていたからだろう。

今では本腰をいれて大損害を覚悟しなければ渡り合えない存在となってしまった。

シャンクスから見た世界政府

シャンクスの生い立ちを辿って行くとおそらくはマリージョアの地へと着くはず。
しかしながらロジャー海賊団の見習いとして世界を旅し、現在に至るまで海賊を貫いている。
ドンキホーテファミリーの様にマリージョアを捨てて下界に渡る天竜人も例外として存在するがシャンクスの場合は物心ついた時点でマリージョアとは切り離されていた。

遡る事38年前
ファンの間でも関心の大きい『ゴッドバレー事件』
ロジャーの処刑、白ひげの戦死にも匹敵するほどの変革のきっかけとなる事件だ。本誌ではその全貌が語られていないがシャンクスはこの時に景品として用意された宝箱に入っており(当時は赤ん坊)それをロジャー海賊団が入手した。
ロジャーに捨てられる事なく海賊船で育てられ今に至る。

シャンクスは捨てられた、もしくは誘拐されて宝箱に紛れていた可能性が高い。出生についてはFILM REDの付録本で言及されており本人が自覚しているかは判断が難しい。

しかしながら25年前にラフテルから帰ったロジャーにシャンクスがある質問をして『泣いていた』との情報もある。加えてロジャー処刑時のローグタウンではバギーに対して『気が変わった』『ラフテルへは行かない』とも語っている。
これらの行動から、シャンクスは大海賊時代突入時点で出生に関する秘密『自身が天竜人の血を引く世界貴族である事』を認識していたとの見方も多い。

現在のシャンクスは『ひとつなぎの大秘宝獲り』を明言している。これまでは他の四皇達に比べて動きが少なかったが自身が最古参となった時点で明らかにギアを上げた。ルフィのニカ覚醒を待っていたのかは判らないがやはりゴールへ最も近いのはシャンクスだろう。

自身のやるべき事、ひとつなぎの大秘宝へ必要なタスクをしっかりと把握している。当然、現在のシャンクスは自身の生い立ちと血筋を受け入れた上で行動しているはずだ。
何かと黒い噂は絶えないが、最後はルフィ達側に並んで欲しい。

ゴムゴムの実強奪

シャンクスの行動の中でも奇妙だったのがゴムゴムの実の強奪。

事件は12年前
当時CP9のフーズフーがゴムゴムの実護送任務を行なっていたがシャンクスがこれを襲撃してゴムゴムの実を奪った。
まだ四皇と呼ばれる前の出来事である。

護送にあたったフーズフーもゴムゴムの実と隠し名がつけられたニカの能力の価値を知らなかったがシャンクスは確信を持って襲っているとみられる

もし今現在、世界政府と繋がっているならば考えにくい行動であり、政府の手から悪魔の実を守ってる様にすら感じる。

神の騎士団 フィガーランド•シャムロック

怪しすぎるシャンクス似の風貌。世界会議辺りからシャンクスがキナ臭くなり最終章突入以降は異常なほどに慌ただしくなっている。

そんな中でエルバフに現れた男とガーリング聖については核心的と言えるほどシャンクスに酷似していた。
これは一体何を意味するのか?

1137話では正式にそのプロフィールが描かれた

神の騎士団団長
世界貴族
フィガーランド・シャムロック
(五老星ガーリング星の息子)

シャムロック ワンピース

アウルスト城に現れた時はフードを深く被っていたのでシャンクスと混在していた。もう1人のシャンクスなのか?シャンクス本人なのか?全くの別キャラか?様々な憶測が飛び交ったがフードを脱いで顔全体が披露された。

眼の傷が無い、腕がある、長髪

シャンクスと違いがハッキリと見てとれた。現在ガーリング聖が歳をとり風貌も変わってきているのでシャムロックが1番シャンクスに似ていると言えるだろう。単純にめちゃくちゃかっこいい。

『聖』とは描かれていなかったが世界貴族である事は明記されているので天竜人どあるのは間違い無い。

意見は分かれるだろうビジュアル的には長髪もかなり良い。第一話、もしくは過去編でしか描かれない腕もやはりあった方がしっくりくる。

シャンクスと似ている?

フィガーランド・ガーリング聖

まず世界会議の後編で明らかになったのがガーリング聖のビジュアル。この時点ではフィガーランドという名前以外にシャンクスとは結びつかなかったがエッグヘッド編の最中に描かれたくまの回想編で再登場。

ガーリング聖

遡ること38年前のゴッドバレー。海軍やロジャー海賊団も居合わせた有名なゴッドバレー事件の一端。神の騎士団として兎に見立てた奴隷達を狩る狂気のゲームに参戦していた。若かりしガーリング聖はとにかくその顔立ちがシャンクスに似ていた。

神の騎士団最高司令官という地位まで登り詰め、ルフィ達が関与したエッグヘッド事件終了後には前科学防衛武神サターン聖の後任として五老星の一角へと昇進した。

フィガーランド•シャムロック

こちらはエルバフに降り立ったシャムロック。顔半分だけ見るとまんまシャンクスである。腕と眼の判別要素が隠されているがシャンクスが暗躍していると言われればそう見えなくもないレベル。結局は完全に別の人物。

これだけシャンクスに似通ったキャラが混在するとは予想出来なかった。

兄弟とクローン

普通に考えればこれだけ似ていれば家族という見方が出来る。

ガーリング聖(父)
シャンクスとシャムロック(息子・兄弟)

というのが自然だろう。シャンクスに父と兄弟がいた。この事実だけでもインパクトは十分。

しかしエッグヘッド編で注目度が上がったクローン技術も考えられる。優秀なガーリング聖の血を繁栄させるべくクローン体としてシャムロックやシャンクスが生まれた可能性もあるだろう。

ジャッジを起点にジェルマの組織にもクローン技術は広がっているがやはり1番はステューシー。クローン体1号と明記されているだけに今後も重要なキャラが実はクローンでしたというパターンが差し込まれるだろう。

これがシャンクス達に当て嵌まってもおかしくはない。

ネーミングの由来

シャンクス+ロックス→シャムロックなんて面白い意見もあった。

『SHAMROCK』世代の人はUVERworldの曲なんかを思い浮かべたろうか?軍子という和名の様なネーミングに対してこちらは横文字。シャムロック。
三つ葉のクローバーという意味合いを持つ。三位一体を表しているとの説もある。今のところエルバフに降り立っているのは2人だがトリオの様な単位で任務を行っているのかもしれない。

騎士団の構成

ドラゴンの脳裏に浮かんだシルエットでは騎士団員は複数いた。ガーリング聖は五老星へと昇格した事で事実上の実務を外れた形。というよりは更に大きな権力を手にしたと言えるだろう。

ガーリング聖→最高司令官
シャムロック→騎士団団長

ガーリング聖の後任をシャムロックが継ぐのかと思えば現状の肩書きには違いがあった。実務を担うリーダー格が団長で更にその上の統括に司令官が存在するのだろう。
今だにシャムロックがトップではないところを見ると他に後任の司令官がいるか、現在もガーリング聖が兼任しているのだろう。

もう1人のシャンクス

①世界会議中にパンゲア城に現れたシャンクス『ある海賊について』

②1121話『時代のうねり』にてラストシーンの顔役達の中にいたシャンクス似のシルエット

③エルバフ編ウォーランド王国アウルスト城に現れたシャンクス似のシルエット(シャムロック確定)

シャンクス複数人

もう1人シャンクスがいる。シャンクスが2人。双子。クローン‥様々な考察が飛び交ったが今回である程度まとまりそうだ。
②については完全に真っ黒なシルエットでその形と剣のビジュアルからシャンクス似とされていた。同じページ内でシャンクスとガーリング聖も描かれていたのでこれもシャムロックと見て良い。

①、③はどちらもフードを深く被り画角も同じ。君は政治に関わるべきではないとのセリフも海賊であるシャンクスの立場を指すのではなく、実行部隊である神の騎士団の立場を指していると思われる。よってパンゲア城のシャンクス似もシャムロックだと見て良い。

混在はしていたが全てが神の騎士団シャムロックと言えるだろう。ここからは四皇赤髪海賊団のシャンクスとはしっかり差別化して描かれる事だろう。

実現するかは微妙だがシャンクスvsシャムロックの図式も面白い。

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