ワンピースネタバレ 世界政府が語る『ハラルドのしくじりと墓参り』
ハラルドが世界政府の最後まで意のままに動いていればエルバフそのものが渡っていた。
イムと謁見、直接契約を交わして世界政府の特殊部隊として働いていたハラルド。墓参りと語っていた神の騎士団達と同列であった。
しかしながら最後の最後で騙されていると気付き、息子のロキに託す形でエルバフを救った。
ハラルド王のしくじり
心優しき光輝の王であり新生エルバフの象徴
ロキ(息子)=悪
ハラルド(父)=正義
これがエルバフ編の序盤で読者に印象づけられた2人のイメージ。
しかしながらまるでミスリードであるかの様に世界政府の上層達がハラルドの失態を語る。
ソマーズ『ハラルドの野郎しくじりやがって』
イム『あの時ハラルドがしくじらなければ』
大前提としてエルバフは世界政府非加盟国である。強国故に他者から干渉されない立ち位置であったが戦いに全振りしたスタイル故に教育や文化の発展には弊害が生じていた。
これを方向転換しようとしたのがハラルドだ。亡き今もその教えは根付きエルバフは着実に生まれ変わろうとしていた。
しかしイムとソマーズの発言から連想してしまうのは世界政府とエルバフの癒着。なんらかの取引であったり策略を施行したがハラルドが失敗した様な物言いだ。
・ハラルドが世界政府加盟を望み次世代を担う子供達から戦闘や暴力を排除していわゆる牙抜きを行った。
・今回の侵略の様に人質をとられて仕方なく協力した。
・悪魔契約、黒転支配で強制的に操られた
いくつかパターンは考えられるがハラルドが私利私欲の為にエルバフを売るというのはしっくりこない。やはり世界政府側からの介入でエルバフの国政に影響を及ぼしたのではないか。
『しくじり』と言われる様にハラルドは何やら失態を犯して、世界政府はエルバフを支配し損ねている。
やはり思い浮かぶのは14年前にアウルスト城で起こった惨劇。正統な王子が王を手にかけ国民中が震撼した事件だ。
政府の言うところのしくじりがこの事件を指しているのではないか?
世界政府の言いなりになってエルバフを転覆させようとしたハラルドをロキだけが察知して罪を被った形か。
イムの能力が明らかになった今ではそれこそ黒転支配で悪魔化されたハラルドが操られていたのかもしれない
ロックスへの刺客
世界政府から忌み嫌われている巨人族。どんなにハラルドが手を尽くしても世界政府加盟は叶わず‥ハラルドの死後も現在まで非加盟国のままだ。
そんなハラルドに世界政府が与えたチャンスがロックスの殺害だ。達成した暁には本当に加盟を許したのか?都合よく利用するための餌だったのか?真意は判らない。
是が非でも世界政府へ加盟したいハラルドにとっては千載一遇のチャンス。友であるロックスへと牙を剥いた。
しかしながらエルバフの舞台での激突は痛み分け。
更にはゴッドバレーへと向かうロックス海賊団を襲おうとしたがロックスの目的を知り情けをかける形でこれを見逃して敗戦した。
ある意味これもしくじりと言える。
操りやすい王
本来ならば凶暴で手のつけられない巨人族。
しかしながらハラルドは例外であった。
戦争ではなく平和を目指し、これまで目を背けて来た外交政策に乗り出した。
これは世界世界にとっても都合の良い事であった。
ゴッドバレー事件でロックスと対峙したイムはハラルドを使って明らかに何かを目指している。
イム
ムーは良い兵士を見つけたのだ
巨大で無害、迷いのある一族
そうともかつてないチャンス
かくも操り易い王は二度と現れない
ハラルドの故郷エルバフを丸ごと手に入れる為に手っ取り早くハラルドへ黒転支配を仕掛けていったのかもしれない。
ハラルドの墓参り
騎士団のソマーズ聖がシャムロックと軍子にエルバフへ呼ばれた理由を尋ねる際に面白いワードが飛び出した『ハラルドの墓参りでも‥』
様々な捉え方が出来る発言だ。皮肉を込めて言っている様にも聞こえるが、非加盟国であるエルバフの国王をまるで知ってるかの様な口ぶりにも思える。
同じ非加盟国のワノ国もオロチという悪徳将軍と世界政府(CP)が癒着していた。この時は武器密輸関連ではあったが巨人族の総本山という事を考えればやはりその目的も武力であろう。
エルバフという土地に価値があるという見方もあるが本命は巨人族達を統率し支配下におく事。巨人達を意のままに操る事が出来れば世界政府の軍事力もより盤石のものになる。
その入り口、パイプになっていたのが前国王『ハラルド』なのではないか。当然ハラルドが自ら進んでエルバフを裏切る様なことはしない。あるとすれば政府側に騙されたパターンだ。
兵力的に言えば世界一と言っても過言ではない強国エルバフも外交面で言えば他の非加盟国となんら変わらぬ弱者。情報は愚か物資すらままならず文化の発展は乏しい。それでも圧倒的は武力を持ってしてここまで生き延びてきた。
しかしそんな綱渡りに限界を感じたハラルド王は国政を転換し新しいエルバフを目指した。
そこに甘い話を持ちかけたのが世界政府だ。
世界政府への加盟、その他援助などハラルド王へと提案。その見返りとしてエルバフの教育世代から改め、いわゆる子供達の牙抜きを行った。
戦いを捨てると言えば聞こえは良いが国力の低下は歴然。これまで戦いしかしてこなかった戦士達の国は徐々に衰退していき未来を担う子供達にエルバフを自衛する力は無くなった。
もともと寿命が長い巨人族の世代交代を考慮すればかなりの長年計画となる。しかしながら徐々に確実にエルバフは弱体化していった。非加盟とうこともあり外海の海賊達がこれを知る由は無かった。
もしかするとロキがハラルドを殺したのも世界政府との癒着、このままエルバフが弱っていくのを見かねての事かもしれない。
騎士団の墓参り発言にもそんな真実が隠れているだろうか?