ワンピースネタバレエルバフ編 シャンクスの左腕と五芒星(アビス)
シャンクスの左腕と五芒星(アビス)
ワンピース作品第一話で討たれておりその後は様々な予想や考察が飛び交った『シャンクスの左腕』。象徴的なシーンでもあるが物語が進むにつれて別の意味があったのではとも言われてきた。
いくら海王類が相手、ルフィを守るギリギリのタイミングだったと言えどシャンクスの実力を考えれば腕を失うほどの最悪は避けられたはずだ。
この近海の主も10年後17歳となったルフィがあっさりと倒している。
物語の都合上は後から覇気などの要素や強敵が出てきた為に仕方なかったという声もあれば、わざとシャンクスが腕を差し出したなんていう深読みした意見も良く見かけた。
シャンクスの左腕 |
12年前 |
シャボンディ諸島でレイリーと再会した時には左腕は無かった |
![]() |
12年前 |
近海の主に左腕を喰われた。ルフィの窮地を救った。当時のルフィは7歳。 |
![]() |
14年前 |
エルバフに滞在しギャバンと風呂に浸かっている時には左腕があった |
12年前という時系列は判明しており、後にこの時のシャンクスが27歳である事も触れられていた。
作画ミスは多方面でお馴染みであるがシャンクスと言えば左腕が無い描写がデフォ。
ロジャー海賊団在籍時、バギーと並んでいる幼い時の描写でしか健在な様子はほとんど触れられていない。
24年前のロジャー処刑〜フーシャ村に滞在していた2年前の期間は意外と情報が少ない。
そんな中で今回は14年前という時系列でシャンクスの情報が触れられた。この時『25歳』
エルバフは陽界。ギャバン宅にて一緒に風呂に浸かるシャンクスには左腕が描かれている。そしてこれが間違いでは無い事は一目瞭然だ。
明らかに意図して紋様、刺青が描かれているからだ。
不鮮明ではあるが尾田先生から討たれたヒントと見て間違いない。(ちなみにもう一つのトレードマークである左目の三本線の傷はこの頃からついている)
そしてロジャー海賊団時代の描写にもこの紋様は描かれていない。この頃から尾田先生の構想が間に合っていたかは疑問だがシャンクスがどこかのタイミングで入れたと思われる。ロジャー海賊団解散後の事だろう。
これにはどこか見覚えのある読者も多いはず。同じエルバフ編で初登場となった神の騎士団 ソマーズ聖の腕にもよく見ると紋様があったのは記憶に新しい。
ソマーズ固有のものにも見えるがこれが世界貴族特有の紋様なのではとも囁かれていた。特に関係性がありそうなのはニキュニキュの実にも並ぶ超強力な移動術『五芒星(アビス)』
マリージョアを起点にエッグヘッド、エルバフへと瞬時に移動し帰還する事も可能な世界政府の誇る特殊技術だ。
細かなルールは判明していないが際限なく飛べるのであれば頂上戦争やニカの能力覚醒などこれまでの大事件も大概は解決出来たはず。このタイミングで出たからには使用に関する条件も存在するだろう。
その一つがソマーズの腕にあった紋様だ。
これが五芒星を通る為の通行手形とも考えられる。シャンクスはマリージョアには戻らないという決意と自身の血筋を呪って腕を差し出したのかもしれない。
また別枠ではあるが天竜人のマークと言えば竜の蹄と呼ばれるシンボルマークの印象が強い。奴隷に対してのマーキングにも使われてる忌まわしき紋様だ。
そして形的にはどちらかと言えば世界政府のマークに似ているだろうか?
既出ではあるが天竜人には『証明チップ』なるものも存在している。ドンキホーテファミリーが移住した際にはこのチップを回収させられていた。