3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピース 緑の妖精『アブサン』幻覚要素を引き起こすエルバフの禁酒

ワンピース 緑の妖精『アブサン』幻覚要素を引き起こすエルバフの禁酒

今回はワンピース。激動のエッグヘッド編世界政府の脅威を乗り切りエルバフへ向けての航路で開催された宴。ドリー・ブロギーら巨人族も加わり豪快な宴となった。
過去一との呼び声が高いワノ国とはまた違った意味で盛り上がっていた。

ワンピース アブサン

その中で巨人族達が持っていた酒が『アブサン』

緑の妖精 アブサン

こいつはアブサン
緑の妖精と呼ばれる酒だ
幻覚見る事がある
気ぃつけろ

サンジの様子を見ると強めの酒らしい。巨人族の巨体がかっ喰らう酒ならばアルコール度数が高いのも納得だが気になるのは『幻覚作用』
明らかに新章エルバフ編で麦わらの一味を誘う導入要素に見える。
盛り上がっていた宴が嘘であるかの様に次の登場では大慌てする巨人族達

エルバフ到着は大幅に遅れ麦わらの一味も分断してしまった。

目を覚ましたルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジの5人はいつのまにか衣装が変わっており不思議な世界へと迷い込んでいた。
実際には幻覚ではなく感覚も残っており『太陽神』によって箱庭の世界に閉じ込められていただけだった。

ウソップは幻覚だと信じ大きく構えていたがあっさりと打ち破られた‥

エルバフ導入の部分で作用したのは幻覚というよりも気を失った事。正直、酔い潰れて寝てしまったというストーリーでも説得力が無いわけではなかった。

という事はまだ『幻覚作用』という要素がエルバフ編で活きてくるパターンもありそう。基本こういった毒や薬物は即効性であるが遅れて作用する場合も少なからず存在する。

ルフィ達がアブサンに呑み込まれてしまう懸念もあるだろうか?
ちなみにアブサンなる禁酒はワンピースオリジナルではなくきちんとモデルがある。スイス発祥の薬草酒・ハーブ酒でアルコール度数は脅威の70〜90%

薬酒として開発された経緯があるものの、その独特の味わいと中毒性に多くの人が魅せられ製造中止になった過去も

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