ワンピースネタバレ 『トリトマ』アマゾンリーリー先代皇帝はルフィの母?
頂上戦争前後でルフィも関わりの多かった男子禁制の女ヶ島アマゾン・リリー。当代のボア・ハンコックの圧倒的なキャラクターが光る中で遂に【先代皇帝】が判明。シャクヤク・グロリオーサの背中を見て育って来た九蛇の戦士。恋焦がれ死にしたと語られていた『先代皇帝』がSBSにて登場。更にはエルバフ編の過去編においてロジャー海賊団との絡みでも登場した。他の3人とは少し違った美しさを放っているが果たして誰に恋したのか?
各所でも様々な考察が飛び交う中で本編で引っ張られてきた伏線が109巻SBSで言及された。
Q. ニョン婆は先々代皇帝は恋焦がれ死にしたと言っていましたがシャクヤクが先々代皇帝ですよね?
A. これは読み方ですね。ウソじゃなくて先々代も同じというのは恋煩いの事なので合ってます。実はこの国の皇帝達、戦士達は昔から理由もわからずこの病で死んでしまっているのですが近年ニョン婆達は海外へ飛び出す事で死から逃れられる様になりました。
時系列 |
ハンコック三姉妹奴隷時代 |
フィッシャータイガー奴隷解放 |
騒ぎを聞きつけグロリオーサが三姉妹を保護 |
シャボンディ諸島に住んでいたシャッキーが匿う |
グロリオーサと三姉妹女ヶ島へ |
※当代ハンコックの一つ前が先代に当たる。
まずは先にイメージビジュアル
↓
アマゾン・リリー
先代皇帝『トリトマ』
どことなくドール中将に似ている様な?面影がある様な?現代テイストを盛り込んだガーリーな髪型に右頬のホクロが印象的。あまりワンピースの女キャラっぽくない?
トリトマの由来はおそらく花
ではここからアマゾンリリーと皇帝について触れていこう。
アマゾンリリーと言えば2年前にルフィがシャボンディ諸島から飛ばされた地でもある。ここで築いたボア・ハンコックとの関係が後のストーリーでも活かされている。
場所は偉大なる航路、女ヶ島
ルフィが訪れた頃から既に【皇帝問題】は提起されていた。グロリオーサによれば先代は病で死んだ。
病名は【恋煩い】
少しネタ要素も入っているがハンコックはルフィに惚れ込んだ事で助けられた。
これについて少しSBSで言及があった。何処か鎖国にも近い文化のせいでアマゾンリリーに籠った事で先代はしに至ったと思われます。外海に出る事で死は免れる様子。
同じ病を経験していたからこそシャクヤクはハンコックの辿る道を推測できたのであろう。三姉妹との親密な関係も今見ると納得。
ハンコック | 片想い中 |
トリトマ | 病死 |
シャクヤク | 脱出 |
グロリオーサ | 脱出 |
世界会議への参加こそないがアマゾンリリーを皇帝達が治めてきた。同時に九蛇海賊団を組織し船長も兼任している。
アマゾンリリー皇帝=九蛇海賊団船長
歴代皇帝のうちSBS掲載より先に3人までが判明しており歯抜けとなっている先代はクロコダイル(性転換)なんかが候補にあった。今思えばこれがミスリードだったかもしれない。
歴代アマゾンリリー皇帝 | |
現代 | ハンコック |
先代1個前 | トリトマ |
先々代2個前 | シャクヤク |
先々々代3個前 | グロリオーサ |
ルフィが女ヶ島に滞在していた時点でニョン婆が三代前の先々々代皇帝であると判明していた。ハンコックの言う事が絶対の女ヶ島において唯一遠慮せずに意見していたのも頷ける。とはいえ当代の権力は強くハンコックにはあまり届いていなかった‥ちなみにニョン婆ことグロリオーサはゴッドバレーを舞台にした過去編にも登場。元ロックス海賊団である事が判明した。
Q. 1096話でニョン婆ことグロリオーサがロックスの面々の中にいましたが彼女が恋煩いを起こしたのはロックス海賊団の誰かという事ですか?
A. ん〜恋煩いの抑え方がもしかして恋した相手のそばに行く事だとするとロックス海賊団の誰かかも知れませんね。
最終章突入後にいち早く描かれたのが女ヶ島を舞台にした。コビー達海軍、黒ひげ海賊団、九蛇海賊団の交戦。冥王レイリーの仲裁もあり事態は収まったが後の波乱へと続いた。この時判明したのがシャクヤク事シャッキーの素状。ロックス海賊団が本命だった予想を裏切り先々代の皇帝であることが判明。40年前に海賊だったという情報もこれでマッチした。(ガープに追いかけられた経験もある)
これだけ歴代の王が設定されているのも何やら意図を感じる。
少し話をズラすと、元アラバスタ女王リリィの名が登場したことで何やら関連もあるのでは‥(リリィ→リリー)なんて声も。
ポイント
マリージョアを出国したリリィはアラバスタへは戻らず途中の女ヶ島にてアマゾン・リリーという国を建国した
他の19人から逃げる様に距離を置き独自国家を形成。現在も世界政府未加盟を貫くアマゾンリリーだがこの時の名残りが続いているのかもしれない。
今でこそ海楼石の加工応用技術にて船が往き来できる様になったが女ヶ島周囲の【凪の帯カームベルト】に住みついてる海王類によって外敵から守られてきた。
ここら辺は鎖国国家の代表でもあるワノ国と似ているところもある。
更にハンコック政権時は七武海の座についていた事もあり政府と九蛇の間に【女ヶ島の海岸より3キロ以内に侵入する事を禁止する】という不可侵協定も結ばれていた。
そしてもし男性が侵入しようものならば即刻死刑という徹底ぶり。ここまで外敵を拒むのはある意味ワノ国以上ともいえる。リリィが創設者だとすれば本人も相当な戦力を持っていたはず。
エルバフ過去編での登場は時系列的に44年前付近となる。若かりしロジャー、レイリーにギャバン、そしてガープ達と共演。
トリトマがルフィに似過ぎている件
SBSで設定が公開されたアマゾンリリーの先代皇帝(ハンコックの前)『トリトマ』
本編内でも遂に登場した。エルバフ編の中で描かれた過去編。ハラルドを巡るストーリーはロックスにも飛び火して同じ時代(44年前)付近のロジャー海賊団とガープ中将も登場した。
意外な切り口ではあるがこの時代にぶつかっていたのが九蛇海賊団とロジャー海賊団だ。最強を誇ったロックス達と比べると1ランク下がるかもしれないが両チームとも世界から注目される存在。
特に九蛇海賊団は熱狂的なファンが多く、アイドルの様な存在であった。
船長グロリオーサ
副船長シャクヤク
2人に対して人気が集中していたが次代を担う若かりしトリトマも登場した。トリトマも後の皇帝となるわけだが、まだこの頃は見習いや補佐といった役回りだ。
2人に届いたファンレターを運んでいる。
初々しい可愛さは2人にも劣らずといったところ。そしてその笑顔が何処かルフィを思わせる。あくまでも雰囲気だけのこじ付け。これだけで血縁関係を予想するのもどうかとは思うが、そう見えてくるから不思議。
目元なんかは確かに似ている。可能性としては全く無しという訳では無さそう。
ルフィの母親については極端に情報が少ない。
20年近く前に北米向けのジャンプで掲載された読者の質問コーナーで尾田先生より触れられた事があった。2008年の事だがこれが最も古いだろうか。
ルフィの母について
生きていると思う。これについては今でも悩んでるけど(笑) ただ、ストーリーに登場するなら、すごい屈強な女性じゃないかな。そして厳格。美しい母親になるはずはないし。それで、典型的な中年女性がするようなパーマをしている。
尾田先生としても登場させるかどうか迷っている様だ。しかしながら理想像は固まっているみたい。これを当て嵌めるとなるとなかなか候補を絞るのは難しい。
予想に挙がるのはダダン、ステューシー、マキノあたりだろうか?
今回話題に挙げたトリトマも時系列的には全く無しというわけでは無さそう。しかしながらトリトマは悲運の病死を遂げている。おそらくはアマゾンリリー特有の恋焦がれ死にかと思われる。
恋が叶わずに死んでしまったのか?叶ったとしてもドラゴンと一緒に居れずに耐えられなかったのか‥
皇帝達が惚れた男 | |
ハンコック | →ルフィ |
トリトマ | →ドラゴン? |
シャクヤク | →レイリー |
グロリオーサ | →ロジャー |
となれば面白い