ワンピース1155話ネタバレ 大槌船団(ガレイラ)とパンクハザード『氷漬けの巨人』
ここまでの流れ
世界政府とエルバフの遺恨が匂わされる中で危険すぎる男がエルバフへと現れた。言うまでもなくこれはターニングポイント。ロックス海賊団結成前、後に名を残す4人はエルバフに何をもたらしたのか?
63年前にエルバフには天災が続き飢饉へと陥った。知らせを聞いたハラルドが帰還し、援助要請を受けた人間族達もエルバフへ押し寄せ救われた |
エストリッダはハラルド帰還の1日前に命を落とす。エストリッダの兄がハラルドに代わりロキの世話をしていたがこちらは冥界で命を落とした。 |
イーダは冥界で酒場を開いた。おそらく移住した形。 |
寵愛を受けなかったロキは愛を諦めて荒れた。国や人々を傷つけて虚しさは募り自ら冥界へと転落しても死ねずにいた |
ロックス、ニューゲート、ステューシー、シキが冥界に現れる。目的はハラルドにある。 |
正妻エストリッダは死に絶えた。
イーダは冥界に移り酒場を営んでいるがまだ生きている。もちろんハラルドも。
ここから14年前までのトレースとなる。光を見出せないロキの前に現れたロックスがどう導くのか。
ワンピース1155話 パンクハザードの『氷漬けの巨人族』
新世界の序盤で描かれたパンクハザードの『氷漬けの巨人族』
オブジェと呼ぶにはあまりにも気味の悪い怪物達。今にも動き出しそうな迫力だった。
ナミ、チョッパー、子供達の通る道には凍らせられた巨人達の姿が
当然ながらこれは死体。ルフィがクザンに全身凍らせられながらも生還したがチョッパーの的確な処置があってこそ。本来ならば凍らせられた時点で詰み。死に至る。
冷凍保存された様に今尚その肉体を残す巨人達。体格や力で勝る巨人達を嘲笑うかの様に凍らせらてしまったのか。当時は様々な考察が飛び交ったがパンクハザード編でこれ以上の言及は無かった。
しかしながらこの不気味な描写が話題となり長らく放置されてきた伏線としてラインナップとなった。
世界政府管轄の島という事もあり政府絡みが期待されていた。
氷漬けと聞けば真っ先に思い浮かぶのは現在黒ひげ海賊団の幹部となったクザン(青キジ)
海軍大将時代には麦わらの一味の前に立ちはだかりヒエヒエの実の能力で苦しめた。
海をも凍らせらてしまうほどのスケール。
サウロ、サンファン・ウルフといった巨体を誇る巨人族も凍らせており、このパンクハザードの巨人達をも凍らせた犯人もクザンである可能性は十分にある。
2年前、頂上戦争後にはサカズキ(赤犬)、クザン(青キジ)が対立しパンクハザードを舞台に決闘にまで発展した。
この時の影響でパンクハザードは今だに異常気象が残るほど。
元海軍大将の立場を考えればこれ以前にパンクハザードに来ていてもおかしくはない。
しかしどうやら犯人はクザンではなさそう。
エルバフ編でこの氷漬けの巨人達について言及がされた。パンクハザードとまでは記されていないが決定的であろう。
『56年前』
エルバフ ヤルルの家にてハラルドとエルバフが話していた中で話題に挙がった。
ヤルル
風の噂じゃあ
『巨人の軍団』が
どこかに氷づけに
されていたと聞いた事もあるが…
会話の前後では世界政府が巨人族へ敵意を剥いている事が示唆されている。流れ的には氷漬けにした犯人も世界政府である可能性が高い。
そして、これは56年よりも前の出来事であると判明。51歳のクザンは自ずと候補から外れる。ヤルルは場所までは断定出来ていない様だ。
そしてこの話題と共に『コールドスリープ』もよく挙げられる。SF作品などにありがちだが肉体を冷凍保存し未来で復活させるという技術。
人体の強制的な冬眠で劣化や成長を止めて現状維持のまま凍結する。これだけの氷ならば溶かすのも困難だがこの巨人達が現代で蘇るという構図もあるだろうか。
ワンピース1155話 黒ひげティーチの父『ロックス・D・ジーベック』
伝説の海賊として位置付けられながらもこれまで本編ではあまり情報が判明していなかったキャラ。
特にそのビジュアルについては話題を呼び、シルエットから様々な想像を掻き立てられた。最近エルバフ編でようやく『目』のパーツが描かれたところだ。
そんな中、エルバフの過去回想編で遂に全体像が明らかに。血縁についても追記された。
ロックスの名前が初めて出て来たのは世界会議編。今から7年前の2018年の事だ。
907話『虚の玉座』にてビッグマム、カイドウの名前が並んだ後に『ロックス』というワードが打たれた。
40年も前の時代、ロジャーの前の覇権はロックスにあった。
ここからワノ国途中の世界情勢にて追記。
957話『ultimate』にて後の四皇3人を率いたロックスという男について目付役のセンゴクが語り出した。
後にその名を轟かせるそうそうたるメンバー、本名にDの名がつく事、黒塗りのシルエットについても判明した。
その後はエッグヘッド編で描かれたくまの過去編にてゴッドバレー事件の一端に触れられその中にロックスらしき人物のセリフがあった。
ロックス関連回 | 本編 |
907話 | 世界会議編 |
957話 | ワノ国編 |
1096話 | エッグヘッド編 |
1145話 | エルバフ編 |
少しずつその核心に迫ってきたがエルバフ編で一気に加速した。
前触れなくパッと出の為に後付けなんて意見も出たがティーチのルーツとして初めから用意されていたのではと感じる。
ティーチの父
ビジュアルに加えて肩書きも紹介された
ROCKS D XEBEC
後のロックス海賊団船長
四皇黒ひげティーチの父
まずは名前のスペル。XEBEC(ジーベック)という表記はこれが初出。
そしてエルバフ到来時点(48年前)でまだ海賊団は結成していない。
最も気になるのはその血筋。
息子が現在の四皇マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)であると確定した。
・黒ひげ海賊団の本船が『サーベルオブジーベック号』
・黒ひげ海賊団の本拠地が海賊島ハチノス
とわかりやすい伏線があったので大方の予想通りといったところ。ストレートに回収された。
ロックスの経歴 | |
56年前 | 世界会議でハラルドと出会う、海軍大将を殺害 |
48年前 | エルバフへ到来、ロキと出会う |
40年前 | ティーチが生まれる |
38年前 | ゴッドバレー事件 |
ティーチの現在の年齢は40歳
2歳の時にゴッドバレー事件でロックスが命を落としたと推測される。海賊団の船長として活動しながら子育てするのは現実的では無く、ほとんど同じ時間は過ごしていないのではないか。
高額懸賞金と海軍大将の殺害
倒したのならまだしも海軍の誇る最高戦力の1人を殺害したロックス。
ワンピース作品全体を振り返っても大将が殺された事件は初だ。
しかも舞台は世界会議(レヴェリー)
時系列的には56年前になる。つい最近の世界会議でも革命軍の軍隊長と大将達が激突したがロックスが何故マリージョアにいたのかは疑問が残るところ。
この事件がロックスの悪名を轟かせ政府に追われる身となった。目下、高額懸賞金と記されているが具体的には判らない。
参考までに現代ではクロスギルドによって海軍にも懸賞金がかけられている。海軍大将は30億が指標となっているのでそれを考えれば四皇クラス。40億前後がラインとなってくるのではないか?
ロックス海賊団の前身
ハチノスに決起しチームとなったロックス海賊団。まだ海賊団結成前の様子が垣間見れた。
エルバフへとやって来たのは4人のメンバー。後の船長ロックスとも関わりが深く、いわゆる古株が3人。
エドワード・ニューゲート
ミス・バッキンガム・ステューシー
シキ
全員がエルバフへやって来るのは初めて。ロックス以外は古代巨人族を見るのも初めての様だ。ロキの大きさに驚いている。
ロックス海賊団
ある『1つの儲け話』にかき集められた組織
結成の地は新世界 海賊島ハチノス(非加盟国、地域)
快進撃を続けた最強集団の終わりはあっけなかった。
唯一の欠点とも言えるチームワークの弱さが仇となりゴッドバレーにて壊滅した。
評判
あまり評判は良くない。ルフィやロジャーの人間力とは違い圧倒的な強さとカリスマ性で惹きつけていた様だ。あくまで利益ありきの集団を率いたが個のチームとして売っていた。
他にもガープはロックスをよく知っている様だがゴッドバレーとロックスについては多くを語りたがらない。
リンリン
ロクでもねェ男だ信用するな
センゴク
船長ロックスの野望は『世界の王』まるでテロ組織の様に世界政府に牙を剥き
世界の禁忌に触れすぎた為に「ロックス海賊団」に関する情報は今に残らず
ーただ我々世代の一部の海兵の記憶の中に眠っているだけだ・・・!!
今ではロックスの名前を知る者も少ない。世界政府や海軍中心にその存在が広がらない様に封鎖していたのではないか。
ロックスと関わった者達
すでにこの世にいない者もいるがいずれも猛者達。これだけでもロックスの凄さが伺える。ロックスが時代を席巻していた。
ロックス海賊団メンバー |
ロックス・D・ジーベック |
エドワード・ニューゲート |
シキ |
シャーロット・リンリン |
カイドウ(見習い) |
ミス・バッキンガム・ステューシー(本物) |
グロリオーサ |
キャプテン・ジョン |
王直 |
銀斧 |
シュトロイゼン(未確定) |
海軍、世界政府 |
ガープ |
センゴク |
ガーリング聖 |
海賊 |
ロジャー海賊団 |
エルバフ |
ハラルド |
ロキ |
新たにハラルド、ロキといったエルバフの王族達の関与も明らかに。
ワンピース1155話 ロックスとバギー
密かに囁かれていた予想の1つ
バギーとロックスの親子関係
ティーチのジーベックとハチノスのヒントがあまりにもわかりやすかった為にこちらがミスリードで実際にはバギーがロックスの血を引く息子なのでは?という説。
リンリンとカイドウが陥落し元ロックスの残党で新世界後半の熾烈な争いに絡めそうなメンツはほとんどいなくなった。そんな中でもロックスの血縁が残っていてその意思が生きているとしたら面白い。
実際にバギーは序盤でルフィに討たれてからネタキャラの様な扱い。扉絵などでしぶとく登場していた。
転機となったのは頂上戦争。ルフィが起こした騒動でインペルダウンから脱走。マリンフォードへと乗り込んだ。この時バギーの経歴を洗い直した海軍は元ロジャー海賊団でありシャンクスの兄弟分であると討ち出した。
あながち間違いではない情報だが誇張され実力以上に評価された。一緒に脱走したバギーよりも強い部下達の支持も得て七武海に就任するまでに。
更に最終章に向けて快進撃は止まらない。ミホーク、クロコダイルの隠れ蓑の様な構図ではあるが四皇に数えられるまでになった。
遂にはシャンクスとも肩を並べる状況に。
コミックス25巻の表紙を思えば元から四皇になるルートも確約されていたように思えるが読者の想像を超えてバギーは躍進して来た。尾田先生自身も楽しんでいるのではないか?
単純な戦闘力こそ四皇に相応しくはないが、天運や人を惹きつける能力はかなり秀でている。
ネタ感も強くはなるがロックスの息子というダメ押しがあっても面白かった。
ロックスの息子がバギーだった世界線
独特の赤鼻は見ようによってはしっくりくる?
ワンピース1155話 悪魔
人間を超越した存在。予想考察の定番ネタではあるがイムが登場したことでより気運も高まって来た。ここでワンピース作品における『悪魔』について振り返ってみる。
悪魔の実
悪魔と言えば当然外せないのがこの要素。
海洋ロマン、海賊漫画という新しいスタイルで話題を呼んだ作品だが初回から登場しているのが『悪魔の実』
その果実を食べる事で特殊な能力を手にする代わりに海賊として致命的なカナヅチという弱点を背負ってしまう。
主人公ルフィはもちろん登場する敵キャラも殆どが悪魔の実の能力者。キャラの個性ともなっており作品の醍醐味でもある。
不思議な現象や力も基本的には悪魔の実で説明出来る。
名前だけではなく本当に悪魔が作った果実なのでは?とも囁かれている。
ブルック
麦わらの一味加入直後にシャボンディ諸島で直面した一味壊滅の危機。くまの能力によってブルックは偉大なる航路ナマクラ島ハラヘッターニャへと飛ばされた。間が悪く飛ばされた場所は悪魔召喚儀式の真っ最中であった。あまりのタイミングと元々のガイコツ容姿が相待ってブルックは『悪魔王サタン』と崇められた。
一度は国を救ったが捕らえた手長族に逆に捕らえられてしまう一幕もあった。
2年間の修行期間においてはブルックはアーティストとしての音楽活動のイメージが大きい。しかしながらこの時のハラヘッターニャの描写も後に大きな伏線になるのではと期待されてきた。
この時の魔法陣は世界政府が操る召喚術式の五芒星アビスとも似ている。エルバフ編では軍子という切り口から意外にもブルックの過去に注目が集まっているが進展はあるか?
ロビン
悪魔の子の異名を持つニコ・ロビン
ワノ国の鬼ヶ島決戦ではブラックマリアとの決闘にて本当の悪魔と見間違うほどの変貌を遂げた。
悪魔咲き『デモニオフルール』
美しさの中にある悪魔が顔を出した技。これにて悪女対決を制した。
サンジ
エニエスロビーの司法の塔でジャブラと繰り広げた死闘以降にサンジの代名詞となった蹴り技が悪魔風脚(ディアブルジャンブ)
熱を帯び光を放つ蹴りで威力を増す。
ここから魔神風(イフリート)と昇華されたがやはり悪魔のイメージが強い。
ウタ
こちらは悪魔と同列かと言えば微妙なジャンル。
2022年公開の映画FILM REDにおいてヒロインのウタが披露したウタウタの実の能力の一端だ。
トットムジカの歌唱に呼応して出現し成長していく歌の魔王。呪われた楽譜なんて要素は良くありがちだがワンピースの超人系能力の中ではかなり異質な技だ。
ルナリーア族
歴史の中で淘汰されてきた絶滅危惧種。
元は赤い土の大陸の上に住んでいたとされており世界政府との因縁も根深いと見える。
炎や髪色など細かなビジュアルは違えどイムが見せた悪魔に大まかに似ている。
マゼラン
軍子の身体と服装だからというのもあるがイメージはかなりマゼランに近い。
尻尾こそないが看守服と羽、マントはエルバフで変貌したイムとも割と重なる。言及されてはいないがマゼランの羽は装飾(コスプレ)にも思える。
他にもサルデスやサディなどインペルダウンの看守達はこのスタイルに近い
ステューシー
エッグヘッドで正体を現したミス・バッキンガム・ステューシーのクローン
モデルは判明していないがドラキュラ、吸血鬼、サキュバスといったところ。バットバットの実であることは判明している。
ワンピース1155話 エルバフとシャンクス
14年前にエルバフを訪れたシャンクスと既にエルバフに移住してリプリーと生活していたギャバンとのやり取り
お互いリラックスムードではあるがかなり興味深い情報が詰まっている。
ギャバン
お前と湯船につかるなんて
久しぶりだ‥
3、4年ぶりか?
ロジャー海賊団時代はNo.3格と見習いという圧倒的な立場の差があった。しかしながらこの時点ではある程度同格の様な口調である。
シャンクス
んなバカな‥
船長が死んでもう10年だぞ
ギャバン
そんなに経つか
特にお前にゃ長い年月だったろう‥
シャンクスにとっては長く感じる年月というのも引っかかる。天竜人というのは巨人族と人間族の様な歳の取り方に違いがあるのか?
シャンクス
人生は一変した
本当はバギーと気楽な海賊をやるつもりだったから‥
このエルバフでもまだまだ知りたい事があるんだ‥
ロジャー処刑後のローグタウンでの一幕は既に描かれているが、シャンクスはバギーと海賊をやりたかった様だ。
しかしながら突如の『ラフテルへは行かねぇ』がきっかけでバギーとは仲違いに近い関係に。もともとシャンクスの才能に嫉妬していたバギーはシャンクスこそロジャーの次代の王だと信じていた様だ。
ギャバン
お前は運命の子だな
今日は小難しい事は考えるなシャンクス
ハラルドを知ってんのか?
エルバフじゃ神の様に崇められている王だ
リトルガーデンを覚えてるか?
ドリーとブロギーに会った島だ
シャンクス
ああ
マリージョアで会って‥
少し仲良くしてた
聖地じゃ話せねぇ事もあって
この国に帰ってるんなら
会って話したい
手遅れになる前に
そして14年前時点でシャンクスは自分の血筋について理解している。
もともとは宝箱に紛れていたところをロジャー海賊団に拾われた形。アクシデントが無ければ兄のシャムロックの様に神の騎士団として活躍していた世界線もあったかもしれない。
そして一度はマリージョアを降りた形となったが『聖地マリージョア』には出入りを許されている様だ。
弟について語るシャムロック
その海賊は生き別れた私の双子の弟だ‥
一度は聖地に戻ったのだがこのウス汚れた
“下界”が好きらしい‥
ロジャー海賊団解散後から14年前の時系列でマリージョアへ戻っている。滞在と言うほどの期間かはわからないが短期であろう。
この時に世界政府の核心にも触れていたかもしれない。
併せてエルバフ ウォーランドの国王ハラルドにも会っていた様だ。
そして世界政府の手がハラルドに及ぶのを察知し食い止めようともしていた。
ルフィ達がワノ国を出航した後の時系列では赤髪海賊団はエルバフへと立ち寄っていた。ドリー、ブロギーとも友好関係を築いており、その後エピソードが本格的にスタートしてからも6年前にロキを捕まえるなどエルバフとの関与が明らかになったが思った以上にズブズブの様だ。
ワンピース1155話 エルバフへは行かないルート
2023年末に開催されたジャンプフェスタ2024にて尾田先生より来年を占う恒例のコメントが発信された。
コメント抜粋
ルフィ達がもし無事にエッグヘッドを出られたら‥行きますかねーあの島。行かないルートも考えたんですが‥ルフィは止められないかな。
そうなってくるともうアレの奪い合いになりますね。
ワノ国以降の最終章。まとまった休載も何度か挟み原作の構想を練り直したりもしている尾田先生。ここまで来れば着地点はある程度見えて来ているだろうがどの様に広げた風呂敷を畳むかは模索している様だ。
その中の1つが『エルバフ編』読者としても待望のエピソード。期待感が高まっていただけに行かないルートもあり得たというのも驚き。
結局はエッグヘッドの死地を乗り越えて2024年中にエルバフへ到達している。宣言通り。
現在エルバフ編を絶賛連載中ではあるが『行かないルート』というのも気になる。裏返せばエルバフを飛ばしてでもラフテル到達、ひとつなぎの大秘宝獲得、ルフィの夢の果ての実現は成し得たわけだ。
しかしながらサウロとロビンの再会という屈指のエピソードはもちろん秘された壁画や科学施設などエルバフに残された歴史はルフィ達が解かなければ『空白の100年』の大きなヒントとなっている。
ここまで見てもエルバフに立ち寄った意味は大きいだろう。
ワンピース1155話 ロジャー海賊団『メンバー一覧
世界で唯一、偉大なる航路(グランドライン)制覇を成し遂げた伝説の海賊団。
最後の島ラフテルへ到達、その過程で世界の秘密を知ったとされる。
当然メンバーも猛者揃い。過去編含めて続々と在籍メンバーが判明している。
ゴール・D・ロジャー
船長
懸賞金 55億6480万ベリー
ガープ、センゴク、シキ、ニューゲート名だたる強敵と渡り合い海賊王の称号を得た。
海賊団解散後は自首し公の場で処刑された。死に際に放った一言で世界中に影響を与え大海賊時代幕開けへ導いた張本人。
死して尚、その名は轟いている。
悪魔の実は食べておらず生身。覇気と剣術で世界を制した。
シルバーズ・レイリー
副船長
通称『冥王』
海賊王の右腕と称された。隠居してコーティング家を営んでいるが実力は健在。時代の狭間となった頂上戦争間際で登場しルフィの2年間の修行の手助けも行った。最終章ではアマゾン・リリーに顔を出してティーチの魔の手からハンコックらを救った。
スコッパー・ギャバン
航海士
通称『山喰らい』
海賊王の左腕と称されるNo.3格。本人はNo.2だと言い張っている。巨人族のリプリーと結婚しエルバフへと移住。2本の斧を使った斬撃は山を裸にしてしまうほど。覇気も高次元で使いこなす。
ムーン・アイザックJr.
参謀
鼻が長いのが特徴。
クロッカス
船医
双子岬でラブーンと共に暮らすクロッカス。
船医として同行した。
偉大なる航路突入時の麦わらの一味とも遭遇している他、過去にはブルックが在籍したルンバー海賊団とも親睦を深めた。
ドンキーノ
操舵手
大柄の上半身と細い下半身が特徴
ミレ・パイン
拷問係
立派に蓄えた髭が特徴。角は片側だけ折れている。
ローウィング
学者
探検家の様な服装が話題となっていたが役職は学者
エリオ
情報屋
あまり海賊らしくないビジュアル
スペンサー
諜報部員
結えた髪と携えた剣
役職は諜報部員ながら戦闘も得意そうだ。
ピータームー
砲手
少しずんぐりむっくりな狙撃手
ジャクソンバナー
音楽家
ルフィのニカを思わせる様な白くて雲の様な髪
ブルマリン
船大工
どこかパティに雰囲気が似ている
シャンクス
見習い
ゴッドバレー事件でロジャー達が手に入れた宝箱に紛れていた。天竜人の血を引く赤ん坊が海賊に育てられ今や四皇の一角に。
バギーと共に見習いとして在籍していたが期待度はバギーより高かった様だ。ラフテル到達寸前で離脱している。
バギー
見習い
寵愛を受けるシャンクスを横目に見習いとして下積み時代を送ったバギー。現状ほとんどが生身の海賊団において悪魔の実の能力者である(バラバラの実)
ラフテル到達寸前で熱が出て離脱。解散後はシャンクスの誘いを断り自身の海賊を作り上げた。今や四皇の一角となり肩を並べる。