3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピース1146話ネタバレ サウロがソマーズ聖に敗北 神の騎士団本領発揮

休載明け。麦わらの一味と神の騎士団のファーストコンタクト。ウソップが悲願の地でようやく見せ場を作る。一同はエッグヘッドの激闘を超える事は出来るのか。
これが神の騎士団の実力
元海軍中将ハグワール・D・サウロ敢えなく敗北‥セイウチの学校教師達も戦士の意地を見せる事が出来ず‥物語は最悪の展開へ。たった一話で窮地へ。

◉◉ワンピース1146話速報 静中に動あり◉◉

1145話の進展
ジンベエの活躍でロキが起こしたアダムの火災が鎮火
ロキが幼少期にロックスと出会い憧れを抱いていたと判明
ルフィ達に侵入者の正体が世界政府の神の騎士団であると伝達された
コロン海賊団の元に軍子が乗り込んで来た

コロンの安否はもちろんだがブルックと軍子の対面も気になる。熱烈なファンの可能性大。
冥界では思った以上に饒舌なロキから父親殺しの真相が描かれるだろうか。過去編エピソードに期待が高まる。ロキしか知らないエルバフの秘密とは?

冥界
ルフィ、ゾロ、サンジ ハイルディン、ゴールドバーグ、スタンセン、ゲルズ、ロード、ロキ
ロキの回復待ち。拘束を完全には解かずに聴取。シャンクスの居場所とハラルド王の死について探る必要がある。
樹道8号線付近
ナミ、ウソップ、ブルック、ジンベエ、コロン『コロン海賊団』 軍子
サウロ、ロビン キリンガム、ソマーズ
ロキが鉄雷を打った事で落雷。火災が発生したざジンベエがこれを消火する。コロン達の乗る霧舟に軍子が降り立つ。近くには他の騎士団員が2人。サウロとロビンもいる。
グレート・エイリーク号
ドリー、ブロギー、ギャバン
霧舟バージョンのエイリーク号で出陣。空から怪物達を駆逐した。
ツアー
フランキー、リリス、ボニー リプリー
リプリーに案内されエルバフを巡るフランキー。不思議科学施設にてリリスとボニーも合流
速報
サウロvsソマーズ聖
セイウチの学校教師vsキリンガム聖
軍子vsコロン海賊団
コロンの身柄を奪われる
ソマーズ聖、キリンガム聖が教師達を圧倒

まさにサブタイトル通り。情報伝達の乏しいエルバフ国内において水面下では事態が大きく動いた。

神の騎士団が本領発揮。セイウチの学校教師達では歯が立たず。読者の危惧する展開‥コロンの身柄が騎士団へ‥
子供達が目の前で誘拐されるのを必死に止めようとするが世界政府の懐刀は伊達じゃなかった。革命軍と構えようとしているわけだから当然か。リーダーのシャムロックこそ帰還してしまったが全体の評価は少しずつ上がっている。

神の騎士団メンバー
シェパード・ソマーズ聖 イバイバの実
リモシフ・キリンガム聖 リュウリュウの実 麒麟
軍子 アロアロの実

ゲームと称して遠くから手を出して操っている様なイメージだったが巨人族の大人達に改めて牙を剥いた。サイズのハンデはあれど一般クラスの巨人では相手にならないといったところか。

参照

セイウチの学校の教師達。戦いを好まぬ新生エルバフとはいえ、サウロをはじめ戦士の時代を生きた大人達は確かに実力はあるはず。しかしながら惜しくも完全に当てゴマにされてしまった。

一方で冥界のルフィとロキ達はほとんど動き無し。相変わらずグロッキーザウルスのジューシーな肉を頬張っている。陽界の惨事にはまだ気付いていない。

扉絵ではまたもやうるティが登場。本来はヤマトメインの筈であるが、尾田先生自身もうるティの人気を推して行こうとしているのか?思わずヤマトに抱きついてしまう"うるティ"とそれを見るペーたんことページワン。

『この御恩、一生忘れない!!あちき、あんたの子分になるでありんす‼︎』

なんと急展開。鬼ヶ島決戦では交戦した2人だが、うるティがヤマトの下につく事を選んだ。フーズフーが退場した後で嬉しい展開。新生ワノ国は女子力が高い?少し迷惑そうなヤマトがまた良いのよ。

今回は全体的にバトルパート。テンポ良く進み各サイドで神の騎士団メンバーに押し込まれてしまった。このまま手際良く進めば主戦力が現れる前に鮮やかに誘拐されてしまう。

1.会敵(かいてき)突如コロン海賊団の前に現れた軍子。毎話ごとに違った顔を見せる軍子だったが今回は完全にシリアスモード。コロンが人間族と呼んだ事にブチ切れる軍子。あくまで自分達は神。人間族と一緒にされる事は腹立たしいのだろう。世界貴族はやはり気高い。ソウルキング(ブルック)には意味深な表情を浮かべて帽子のツバを触り深く被り直すもイベントは無し、とは言え普通に受け答えをしていた。そしてブルックは神の騎士団の存在自体を知っていた。ナミは軍子がアウルスト城の侵入者であると断定し世界政府側の人間だと認識。

ナミ、ブルック、ジンベエが攻撃を仕掛けるも軍子の矢印録(アロエ)で攻撃を跳ね返されてしまう。ナミのゼウスを使った雷攻撃もカウンターでブルックが受けるハメに。技のベクトルをズラされてしまい攻撃が全く当たらない。ジンベエはまだしもこのメンツでは少し荷が重いか‥

軍子 矢印録

唯一見せ場を作ったのがウソップ。緑星ドクロ爆発草で軍子の上半身を粉々に。しかし軍子は自然系(ロギア)の様にあっさりと回帰してしまう。まるで実体が無いようだ。アロアロの実の能力というよりは何度攻撃を与えても致命傷を与える事の出来なかったエッグヘッドの怪物染みた五老星をも思わせる。結局は強烈な右膝を受け大ダメージを受ける。華麗に膝が入りウソップのやられ様が映える。

軍子 復活

少し逸れるが軍子の神発言に対してウソップが『エネルみたいな』と表現していた。本編にてエネルの名前が登場するのはかなり久しぶりである。再登場を望む声も多い中で期待も高まってしまう。尾田先生の遊び心か。

2.軍子によればこの世界は誰も知らないうちにある日突然終わるはずだった。世界政府もそれを前提に事を進めていただろう。しかしクローバーやオルビア、ベガパンクなど一部の人間がそれに気付いてしまった。同話では神の騎士団へサウロがオハラ事件より生還した事がバレてしまった。ベガパンクのメッセージが終わり世間に秘密が露呈した後ではあるがサウロが必死に紡いできた文献達も危ないかもしれない。

そして別サイド。科学施設付近にいたフランキー、リプリー、リリス、ボニー達。こわいもの『かみなり』をフランキーが倒して進展。またグレイトエイリーク号サイドも順調に"こわいもの"を撃退。これで子供達の夢より取り出された怪物達はほとんど駆逐した。

3.これから起こるであろう巨大な戦いにおいて巨人族という勢力は重要になる。どちらにつくかによって戦局は大きく傾く。世界政府の狙いはエルバフの巨人達を兵力として迎える事だ。ニカの覚醒、ベガパンクのメッセージで状況は急変し戦いは秒読み状態。世界政府としても全面的に交戦する構えだ。つまりは900年前の様な歴史が繰り返される様な構図となる。

そして恐れていた事態。軍子にも果敢に剣を構えたコロンだったがあっさりと包帯に捕らえられてしまった。首を掴まれて苦しそうなコロン‥こういったシチュエーションにあまりにもマッチした能力だ。四皇海賊団の船員が揃っているだけで狙った獲物だけをあっさりと一本釣りする辺りはさすが。ルフィ、ゾロ、サンジを欠いているとはいえあまりにも簡単にやられてしまった一味。

4.冥界ではロキとルフィがグロッキーザウルスの肉を平らげた。2人とも腹をパンパンにして横たわっている。ブクブク太ってしまったロキ。このビジュアルはローラへのプロポーズに出て来たシルエットにも似てるか?仲良しにしか見えないが陽界のトラブルには気づかず。エルバフ編で間違い無く最重要人物となるこの2人が蚊帳の外状態だ。

↓満腹な2人(スケッチ画)

5.セイウチの学校ではキリンガム聖vsキバ、アンジェ。キリンガム聖が勝利。特にキバ校長は手痛くやられている。カドカドの硬いものを自身の夢から取り出して殴打。元巨兵海賊団のキバを持ってしても相手にはならない。能力の奇抜さとキャラビジュアルばかりが目立っていたキリンガム。やはり戦っても強い。キリンガムは電語虫を使ってエルバフ中に何かを伝える様だ。

6.サウロがソマーズ聖との戦いで重傷を負う。最後は前のめりに倒れて全身に棘が突き刺さる。完全にサウロの力負け。火傷の痕や脚の欠損などのハンデはあれど海軍中将クラスでは太刀打ち出来ないレベルの印象。遠距離向きの能力だと感じたが近距離でも相当強い。ほとんど敵に触れる事無く蹂躙してしまうあたりがスマートかつ残酷でソマーズらしい。高笑いしながら楽しんでいる様にも見える。この性格と能力相まってかなりタチが悪い。

ソマーズはサウロの事も認識している様だ。元海軍中将なので当然ではあるが世界政府や海軍でさえもオハラ事件で死んだと認識していた。身を隠す様にエルバフでひっそりと暮らしていたがオハラ事件の生き残りがいる事が露呈した。一緒に近くにいたロビンとチョッパーは直前にサウロの頭に隠れて難を逃れていた。サウロが必死に守ってくれた思いを受けてなんとか声を押し殺す。ようやく再会出来ただけにロビンの表情がなんとも切ない。子供達を救う為にもここで全滅は出来ない。

エルバフを罵るソマーズ。

セイウチの学校、フクロウの図書館もソマーズから言わせればただの平和ボケ。神の騎士団が欲するのはかつて世界を震撼させた凶暴な力。傭兵としての利用価値しかない。

『ハラルドの野朗しくじりやがって‥』

最後にはハラルドの名前が‥心優しき光輝の王というのも全てはフリ?予想していた読者も多いが巻末の煽りを見ると世界政府の癒着が明るみに出る様相だ。ハラルドがエルバフを方向転換した裏には世界政府の策略があった?暴力を良しとしない新生エルバフも子供達の牙を抜いたに過ぎないのか‥やはり世界政府の目的はエルバフの『兵力』であった。子供達を取引材料にしたあまりにも酷い策略。

やはり攫われたコロン

コロンが今回の誘拐事件に勢いよく飛び出した時点で大半の読者がその身柄を心配した筈だ。好戦的な性格、ギャバンやリプリーの子供という血筋。シャンクスに憧れるエピソード。取り巻く背景が重要キャラである事を物語っていたがワノ国編の『モモの助』の様に明確な弱点になってしまいそうな流れだ。

ここでなんとしても食い止めなければ行き先は聖地マリージョア‥子供達全員となれば無理でもコロン単体であれば五芒星も通れてしまう可能性があるので急を要する。軍子とソウルキングの絡みで難を逃れる線も厳しいかもしれない。
『コロンが攫われたという事は軍子は無事なんだな‥』違った角度でこの展開を読む声もあったのが面白い‥

ウォーターセブン→エニエスロビー
エルバフ→マリージョア
の様な対世界政府戦前の負けエピソードにならないか心配だ

ウソップの活躍

悲願のエルバフ到達。勇敢なる海の戦士を掲げるウソップにとってはある意味冒険のゴールに近い出来事である。

感動の涙はロビンとサウロの再会にも負けない程の名シーンだった。あまりの嬉しさに少し浮かれている様でテンションもおかしいのがウソップらしかった。
宴では余程だったのがあまりみせないほど酔っぱらっていた。

しかしながらここまであまり大きな活躍は無く、子供達が誘拐されそうになってもいつもの逃げ腰で弱気な態度。
完全に期待外れとなりそうなところでようやく軍子相手に見せ場がやってきた。

ワンピース1146話 軍子と麦わらの一味

遂に神の騎士団と麦わらの一味が遭遇。
エッグヘッドでは世界最高権威の五老星達と激闘を繰り広げたばかりだが、同じ世界政府でも違った勢力との激突に期待が高まる。

革命軍と直接構え、そのリーダーはシャンクスの双子の兄。麦わらの一味にとっても最終章のマリージョア決戦へと繋がる重要な布石となる。

アウルスト城では門番達に危害を加え、現在進行形でエルバフの子供達を誘拐しようとしている。
敵意は明らかで即戦闘に発展してもおかしくないほど動機もある。

特に子供達が絡むとあってナミは気合いが入っている。
子供絡みの案件でいつも通り活躍が期待出来そうだ。

しかしナミ以上にキーマンになりそうなのは『ブルック』だろう。ホールケーキアイランド編ではビッグマム海賊団相手に大活躍したブルックだがその後はあの時を超える働きをしたとは言い難い。

あまりスポットがあたっていなかったが意外にもエルバフ編で注目株となれるか。

コロンが持ってきた霧舟の船首に突如現れた軍子はポーズも決まりカッコいい。
直前にはブルック(ソウルキング)の大ヒット作『NEW WORLD』がお気に入りと判明し、ソウルキングの大ファンである可能性が高まっている。

判明した次話で急接近。
パンツを見せて貰っても‥言うまでもなくフランキーばりの変態スタイルだ。
もし軍子が熱烈なファンならば今までにないミーハーな反応も見れるかもしれない。

神の騎士団が仕掛けたゲームを止めるきっかけになるだろうか?
軍子は麦わらの一味がエルバフに上陸している事をいち早く察知していた。このゲームの障害になる可能性がある事も折り込み済みだ。
それでも尚近づいて来たからには相当な自信もあるのだろう。

とは言え人数の利も考慮すれば麦わらの一味含めたコロン海賊団が有利ではないか?身体の大きいコロンが狙われやすい点だけは気になる。

-3.ワンピース『ONE PIECE』