3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピースネタバレ 『キャプテン・ジョン』ロックス海賊団でも異例の経歴

ロックス海賊団 伝説の海賊『キャプテン・ジョン』

作品内でも何度か登場しているジョンの名前。バギーの口から語られていたのが印象強く残っている。

ルフィ達に東の海でやられて以降は独自の路線で成り上がって来たバギー。本編のみならず扉絵でも奔走していた。
そんなバギー達が訪れたのが偉大なる航路にあるとある島。
ここでキャプテン・ジョンの名前が初めて登場した。233話という割と序盤で提起された。あくまで伝説で死人。今後そこまで深掘りされる事は無いように思えたが意外にも進展していった。

キャプテン・ジョン

かつて財宝の為に残忍の限りを尽くしたという「キャプテン・ジョン」という触れ込み。
ジョンの残した財宝が隠された伝説の洞窟へとやって来た

結局はこの時は空振り。

更にはキャプテン・ジョンの宝の洞窟だと思い込み、海軍駐屯基地へ乗り込んで行ってしまった事でバギー達は逮捕されてしまった。ここからインペルダウンでのルフィとの再会へとつながる。

キャプテン・ジョン スリラーバーク

この後は意外な姿で登場。モリアのナワバリであるスリラーバークで将軍ゾンビとして披露された。『天下にあまねし生前の悪名』アブサロムの語る様にその名前は通っている様だ。ゾンビという事でその言動や思考回路は媒体の本人に属する。常に酒を飲んでいる様な飲兵衛の様だ。

他にもジョンと並んでスリラーバークで登場したキャラは以降、ロックスとの関わりを予想された。(特に王直や銀斧)

スリラーバーク 王直 銀斧
更に物語は繋がる。バギーが探していた『キャプテン・ジョンのトレジャーマーク』はジョンの死体を回収したゲッコー・モリアが持っていた。
モリアを倒したルフィがこれを奪い左腕に巻いていた。

そしてインペルダウンでのバギーとルフィの再会。力を貸してくれる事を条件にその価値をわからずにバギーへと渡した。

キャプテンジョン バギー

本来ならばここから逃げ出すはずであったがその後マリンフォードの頂上戦争まで巻き込まれてバギーの名は瞬く間に世間に広まってしまった。
海賊派遣会社バギーズデリバリー、王下七武海就任とこれまでと格段に忙しくなっただろう。その勢いそのままに今や四皇の一角まで成り上がった。
正直、新世界以降のバギーがキャプテン・ジョンの財宝まで辿り着けたかというと微妙なところ。

バギー中心になってしまったがジョンの財宝だけでなく本人についてもストーリーは進展。
センゴクにより伝説の海賊団ロックスの一員である事が語られた。

38年前のゴッドバレー事件参戦時にもジョンらしきキャラが描かれていた。

そしてエルバフの過去編でロックス海賊団結成時の若かりしジョンの様子が描かれた。

キャプテン・ジョン ロックス

『キャプテン』というのは異名か?ロックス加入前時点で海賊団を率いていたのかは微妙なところ。ゾンビの姿ともほとんど遜色ない。猛者が集まるロックスの中でも独特の異様な雰囲気を醸し出している。相変わらず酒瓶を手に持っている。酒と長髪はジョンの代名詞の様だ。

船長ロックス含めて他にニューゲートはこの世を去っている。加えてキャプテン・ジョンももうこの世にはいない。それでもこれだけストーリーに絡んで来るのは面白い

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