3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピースネタバレ イム様の不老不死(手術)が確定!!800年間生き長らえた化け物

ワンピースネタバレ イム様の不老不死(手術)が確定!!800年間生き長らえた化け物

今回はワンピースの秘された歴史を紐解く上で重要な事項【不老手術】について。

世界の創造主20人の内1人 アラバスタの女王リリィ。800年前の人物をまるで顔見知りかの様に話す。そしてコブラは『イム』の名前を知っていた。

イム コブラ

更にイワンコフによれば創造主20人の中にイム様の名前が存在していた可能性が高い。

ワンピース イム様

さらにイワンコフによれば20人の創造主の中に
【ネロナ家】の【イム聖】
という王がいたらしい。コブラが指していたのはこれだろう。

イワンコフ

この世には不老になる能力というものが存在するけど‥それって誰かが証明したってことよね!?
世界のどこかに死なず生きてる奴がいるって事!!

偶然同じ名前かも知れないけど自分達を神の末裔と踏ん反り返る天竜人達の中の最高権威五老星がへりくだる相手って他に何!?

歴史書の資料と五老星達が頭を下げるという行為からこのイム聖が不老手術を受けてるという推測。
かなり的を得ている。読者の大方の予想通りか?

不老手術とは?

まず。不老不死ではない。
ドラゴンボール作品フリーザの【不老不死にしろ】が印象強いがワンピースにおいては不老のみ。永遠の命を与えるとの表現ではあるがどんなダメージを喰らっても死なないというわけでは無さそう。

肉体年齢が止まる。歳をとらない
老いによる死がない
不死では無い

若き全盛期の姿をいつまでも維持したい。
力を持て余す者こそ考えそうな理想。

そんな人類の夢を叶えるのはトラファルガー・ローが口にした【オペオペの実】
かつて50億の価値を見出された。

特定範囲において自在に外科手術を行えるというなんとも不思議な能力。
過去の能力者ではオペオペの実を口にしたことで名医と呼ばれる様になった者も。

能力の特性上、能力者自身の医療技術と知識が最低限必要でそこが伴えば能力を最大限に活用できる。

そして最上の業とされるのが本題でもある【不老手術

ドフラミンゴの口ぶりによれば現能力者のローはこの不老手術を施せるだけの力が備わっている様だ。しかしながら唯一最大のデメリットが‥
この手術を行えば執刀した本人は【命を失う

確かに魅力的ではあるが相応にリスクがある事を考えると実行は難しいか?ちなみに覚醒の必要性は言及されていない。

能力者当人の医療技術
能力者当人が命と引き換えに対象者を生かしたいというシチュエーション

これが揃うのは稀。

寿命と病気

不老手術を行うシチュエーションとして挙げられるのが【死】だ。

特に
寿命、病気などの様に蝕まれるように進行していく死は如何ともし難い。

もし大切な人に予想出来うる死が迫った時に能力者は不老手術を施したい心境になるのではないか?

バンキーナ、ヨーキ船長、ソラなど主要なメンバーの親しき者が病死するパターンは珍しくない。

また寿命に至ってはビッグマムのソルソルの能力やルフィが死の淵から回復する為の代償として描かれている。

これら悲劇的な死から大切な人を守る為に過去の能力者が行使した可能性は高い。

かつてワノ国途中までルフィの為にローが手術を行う様な展開も予想されてきた。今となっては難しいか。

空白の100年

ワンピースにおける禁忌でもあり五老星はじめとする世界政府サイドがひた隠しにしたい歴史。

空白というだけあってぽっかりと穴が空いた様に文献類は残っていない。例外として朽ち果てぬ石造物でもある『歴史の本文』が挙げられるが研究を一切禁じられている。

900年前〜800年前という遠い昔の出来事である為に紡がれる事も少ない。

そしてやはり怪しいのは空白の100年明けに誕生した最大の組織【世界政府】
世界の創造主とされる五老星の末裔が対立する者を滅ぼした後に不都合な歴史としてその事実を葬り去ったというのが大方の予想。

しかしながらその空白の100年をも挟んで現代に生存している可能性があるのがイム
(以前は五老星の一部、または全員が手術を受けているなんて説があったが条件的にも厳しく思える)

世界のトップ5人がこぞって首を垂れる程の権力。
黒幕以外の何者でもない。
決して表には顔を出さずマリージョアにて隠居しているが実質世界の覇権を握るのはこの人。

空中の100年以前から生き長らえ脅威となり得る要素をひたすら排除してきたであろうイム
結局はここに辿り着かなければ世界は変えられない。

世界を制し覇権を握った筈の海賊王ロジャーを持ってしても俺たちは早すぎたなど力不足を感じさせる様な発言をしたのはイムの存在があるのかもしれない。

伏線が繋がる

悪魔の実という摩訶不思議な要素がある作品。
大抵の事はこれで片付いてしまう。

人類がどうにも抗えない生死の部分においてもビッグマムのソルソルの実やモリアのカゲカゲの実などで疑似的にコントロールする事も可能。

しかしながら死者を生き返らせたり、不死というのはやり過ぎ。
考察しがいがあるのは良いが行き過ぎても興醒め。

だからこそ尾田先生は【不老】という要素に留めたのだと思う。あくまで無期の寿命で実質的には死ぬ可能性もあり無敵では無い。
これならギリギリ許容できる気もする。

【不老手術】が判明したからにはドフラミンゴの様に手術を受けようとする者が現れる。
そして忘れてはいけない悪魔の実輪廻転生。
悪魔の実は能力者が死ねば果実に還るという特性。
言わずもがな過去に複数のオペオペの能力者がいたという事実はこれまでに不老手術を行った者と受けた者がいたと連想してしまう。

光月トキの様にとびとびならばまだしも何百年も前から生きていた者がいたとすればワンピースにおける謎もかなり片付いてしまうのではないか。

そう考えるとやはりイム様しかいない様に思えてしまう。政府側のラスボス的存在になり得る。

不老手術のデメリット

ここでいうデメリットは能力者の命以外の要素について

ズバリ思いつくのが【子孫繁栄】

各世代で子孫を残せるとすると五老星以外にも血縁関係者の取り巻きがいても良さそう。

しかしながらあくまでイム様は孤高を貫いている様に見える。
崇める者はいても対等に意見できる者はいない。
それどころか存在を認知する者自体が少な過ぎる。

永遠の命と引き換えに永遠の孤独とも寄り添わなくてはいけない。そんな制限があるのでは?

世界の王族達含めて表向きには虚の玉座を推しているわけですからイム様の存在が知れればバランスが崩れかねない。

ある程度均衡の保たれた世界をイム様の軍事力で抑えつる様な政治は当人も望んでいないのではないだろうか。

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