3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピース ベガパンクはやはり生きていた『完全再現型』クローンが起動

ワンピース ベガパンクはやはり生きていた『完全再現型』クローンが起動

エッグヘッドを本拠地とする海軍お抱えの天才科学者Dr.ベガパンクに抹殺指令が下った。罪に問われたのは世界政府より固く禁じられている『空白の100年』の研究だ。

偶然にもワノ国よりエッグヘッドへと辿り着いた麦わらの一味に助けを求めたベガパンク。しかしながら海軍大将の黄猿、五老星のサターン聖によって致命傷を受けてしまった。

レーザーに撃ち抜かれ‥

ベガパンク 黄猿

毒脚に貫かれ‥

ベガパンク サターン

本体自体は戦闘力がほとんど無く、能力者と言えど脆い。ベガパンクは心肺停止に陥った。しかさはながらこれがトリガーとなり世界政府にとっての禁忌となる様な情報を世界中へと発信。自身に迫る危機を察知していた事で一矢報いた形。とはいえ悪(リリス)以外の猫(サテライト)は全滅。裏切り者である欲(ヨーク)は世界政府へと寝返った。

そして‥『ベガパンクは死んでない』よくわからないまま結論づけられたエッグヘッド編。天才科学者の独特の言い回しに読者も翻弄された。

リリスが語るベガパンクの容態
一般的な概念では悪(リリス)以外のベガパンクは死んでいる。
早い話がみんな生きている。
ルフィ達はちゃんと約束を果たした。

事件後のエッグヘッドではサテライト達が裏切り者のヨークと戦っていた。
実体の残っているエジソンが島雲を使ってパンクレコーズ(脳)を切り離しエッグヘッドから持ち出した。
本来の思惑ならば研究層(ラボフェーズ)ごと奪うはずだったがいち早く勘づいた欲に防がれてしまった。

サテライト達は人類がこの天才の頭脳を使いこなせるまでの目算500年。パンクレコーズを浮遊させたまま保持する様だ。
今後の予定としては研究の援助をしてもらう為に友人であるウェザリアのハレダスを頼るらしい。早ければ今頃は空の上か。

ここまでがエッグヘッドの後述談。ここからエルバフへと到着したリリスにより新たに驚愕の事実が告げられる。

未来島エッグヘッドの研究所より持ち出した不思議なカプセル。表面には『VEGA』の文字が‥

ベガパンクの複製人間(クローン)

猫サテライトとは違う完全再現型
20年前にエルバフへ来たのがこのベガパンク
容姿は本体ステラ
政府を欺く為のクローン
エッグヘッドより培養液に入れて持ち出したが、設備が無いと安全には取り出せない

ステラ クローン

中身はベガパンクのクローン。サテライト達とはまた違ってより本体に近い再現度。

およそ20年前、オハラ事件後。巨人族達が文献を持ち帰った事を知り密かにエルバフを訪れたベガパンク。その間に政府を欺く影武者の様な役割も成していた。現状ではこのクローンを再起動させる施設と設備がない。悪リリスはエルバフに住んで新しい研究所を作るつもりだ。

ベガパンクと交友のあるサウロだがまだ猫サテライトのギミックも知らない。加えてクローン要素も混じっては頭が混乱するのも無理はない。読者とてついていけない‥

生命の根底を覆す様だが、ベガパンクの本体(ステラ)は死ねど完全な複製人間(クローン)がいるよという話。不老手術とは違った角度の永遠の命だ。

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