ワンピースネタバレ ロジャー『エースの名がつく必殺技』火之迦具土慧士
ロジャー『エースの名がつく必殺技』火之迦具土慧士
海賊王ロジャーの必殺技といえば『神避(かむさり)』
唯一にして代名詞の様な技だった。フィギュア化もされておりファンからの人気も高い。最後まで生身のまま(悪魔の実を食べず)覇気と剣技だけで頂点を獲ったロジャーの攻撃は威力も屈指であろう。

ここからエルバフの過去編全体ではロックスのみならずロジャーの活躍、戦闘シーンも際立っている。
こちらはガープ率いる海軍との海戦。ゴッドバレー事件前。九蛇海賊団とロジャー海賊団の交戦中にガープが拿捕にやって来た。シャクヤク、グロリオーサもハチノスへと渡る前である。
そしてゴッドバレー事件の終盤でも渾身の覇気を込めた必殺技が放たれた。
ロックスの無念の涙を見て感極まるロジャー。それでも良きライバルを解釈する為にトドメを刺した。悪魔相手に単発ではジリ貧の展開‥残り体力を使い切りありったけの覇気を込めた一撃となった。
予備動作としてグルグルと剣を回して勢いをつける。

火之迦具土慧士(ひのかぐつちのえいす)

少し当て字感はあるが(えいす)→エースと考えると面白い。ご存知の通りロックスの帯刀している剣は名を『エース』と言う。まさか技名にまでエースが入るとは。
この時は38年前時点。エースもまだ生まれていないし、ロジャーはシャッキーを夢中で追いかけていた。ルージュとも出会う前の事だろう。
ロジャーは既にこの世にいないが、その意思を継ぐかの様にシャンクスが技を模倣する例がある。
読者の度肝を抜いたエルバフ近海での『神避かむさり』はキッドとキラーを一撃で仕留めた。
驚く事にシャンクスはロジャーから教わるわけでもなく側で見ていただけで覚えたらしい。
火之迦具土慧士、荒御魂もシャンクスの才気によって現代に蘇るかもしれない。
