ワンピースネタバレ 『海賊島ハチノス』の秘密と歴史まとめ
海賊島ハチノス
『新世界 海賊島ハチノス』
世界政府非加盟国の無法島が過去でも現在でも重要拠点として注目されている。
少しでもちょっかいを出せば蜂の巣を突ついた様にわんさかと海賊達が飛び出して来る事がネーミングの由来となっている。

支配者
ハチノスは判明しているだけでも3人の支配者が入れ替わっている。
ハチノスに嵩張る悪党達に闇の組織が手を貸し徒党が出来た。これに参入したのがロックス。世界を獲るべくハチノスを支配した。
| ハチノスの元締め | |
| 56~38年前付近 | ロックス |
| 38年前~現代 | 王直 |
| 現代 | ティーチ |
亡きロックスの後は部下であった王直がその座を狙った。立ち上げメンバーだけあってハチノスの重要性を理解しており、その実力もある程度悪党達が認知していただろう。
そして現代。王直を倒してハチノスの元締めに君臨したのがティーチ。エルバフ編でロックスの息子である事も判明したばかりだ。
黒ひげ海賊団の幹部達が協力してハチノスを支配している。ティーチはハチノスを世界政府に認めさせようと目論んでいた。
ロックス始まりの地
『ある儲け話』‥金鉱脈の存在するハチノスを徒党を組んだ罪人達から取り返す事を条件に世界政府から金をゆすりとる算段
ロックスの話に乗った腕自慢が海賊島ハチノスへと集結した。ここに集まったメンバーを加えて『ロックス海賊団』を結成。
世界の王を目指してこの地からロックス海賊団がスタートした。
元々はロックス以下6人の船員がいたが加えてリンリン、カイドウ、銀斧、キャプテン・ジョン達が追加で入団。カイドウに至っては当時15歳ながらもその実力を買われた。
当時からまとまりの無い個の集団でゴッドバレー事件で壊滅した際もこの弱点が露呈したと思われる。
ロッキーポート事件
海賊島ハチノスにとっても転機となった事件
トラファルガー・ロー、コビー、ティーチ、王直達が関与した事件。一般市民も巻き込まれる事態となった。
この事件がきっかけでコビーは海軍の英雄に。ローは七武海に。ティーチはハチノスの元締めに。それぞれ躍進している。
王直はこの事件をきっかけにティーチに倒されて陥落してしまった。結果的にコビーがこれをアシストしたとされている。
モリア襲来
時系列的にはルフィ達新世代がワノ国でカイドウ、ビッグマム相手に奮闘していた頃。
仲間であるアブサロム(スケスケの実)を探しにハチノスにやって来たのは元王下七武海の『ゲッコー・モリア』
ティーチはモリアも仲間に誘ったがこれには乗らなかった。
モリアはデボンやシリュウに襲撃されハチノスの監獄に捕らわれてしまう。
アブサロムは既に殺されてその能力は奪われてシリュウに渡っていた。
後に襲撃したガープ達が起こした騒動の隙に、部下であるペローナの助けでハチノスを脱出している。
ガープ襲来
ハチノス史上でも大事件
最終章突入後に発生した。
元を辿ると海軍の英雄とされるコビー大佐の身柄が引き金となる。
先の世界会議にて七武海制度撤廃が議決され、これまでの七武海はお尋ね者に。この騒動に乗じてティーチはハンコックを狙いアマゾンリリーを襲撃した。
レイリーの仲裁もあり叶わなかったが代わりにコビーの身柄を奪った。
ハチノスに幽閉されたコビー。ティーチはコビーの身柄を使って政府と司法取引をしてハチノスを世界政府に認めさせる算段だった。つまりはハチノスの世界政府加盟。
しかしながらSWORDの一員であるコビーはマリンコード返却済みで人質として価値が無い。膠着している中でティーチの遠征中に思わぬ大物が襲来した。
海軍中将ガープ率いるSWORD連合軍だ。
ハチノスを舞台に暴れ回る老兵。衰え知れずの腕力で甚大な被害を及ぼした。
ティーチの留守中で幹部達が戦ったがガープには押され気味。そんな中で元弟子のクザンがガープを食い止めた。
ガープは自身が犠牲になる代わりに他全員をハチノスから生還させる。
現在はハチノスに幽閉されておりこれが世界政府や海軍と交渉する際の強力なカードになってしまっている。
金鉱脈
ハチノスを語る上で欠かせない『金鉱脈』
1155話で判明したばかりではあるがこれによってハチノスに価値が見出された。以下はロックス海賊団の始祖6人の会話より判明したチームの構想とハチノスの情勢。
元々は世界政府が手放した流刑島。各国の監獄でも手に余る凶悪犯達が島流しにされる島でいつしか海賊島と呼ばれる様になった。
食糧その他ライフラインも無い無人島でここに行き着いた者は死を待つのみ。
近年(48年前時点から見て)海賊島に行き着いた罪人達が手を組み始め徒党が出来た。
ハチノスに金鉱脈があると知った闇の組織がテコ入れ。罪人達に手を貸して巨万の富が生まれた。
放棄した島に価値が見出され世界政府は激怒。これに目を付けたのがロックスだった。
ハチノスを取り返す事を条件に世界政府に金銭を要求。金を得たら世界政府にハチノスを渡す事なくロックスチームで支配。海賊の楽園を作る。
ハチノスを拠点に海軍、世界政府を討つ。
長らく無法島として世界政府が手をつけられなかったのには罪人の存在が大きい。屈強な罪人揃いで近づく事もままならない。ハチノスを奪うにはある程度の犠牲も覚悟する必要があった。
シャッキー's ぼったくりBAR
39年前までハチノスに咲いた孤高の花。
当時世界一の美貌を誇った九蛇海賊団の皇帝シャクヤク(シャッキー)がアマゾンリリーを飛び出し、皇帝の座を捨てて海賊島ハチノスへと降り立った。
ロックス公認の元で開店した酒場はたちまち話題を呼びハチノスの象徴に。行列1年待ちの人気酒場となった。

シャッキーは39年前に誘拐されてしまいこれがゴッドバレー事件の引き金となった。
全員が悪党
コミック108巻にてSBSコーナーでハチノスに関する質問があった。
ハチノスに一般人は住んでいないのか?との問いに対して『全員悪党』と断言している。無法とはいえ悪党なりの暗黙のルールが存在し成り立っている。店を経営する者もおりガヤガヤと活気もある印象だ。
ドクロ岩
ハチノスを象徴する大きなドクロ岩は迫力抜群
現在はシマシマの実の能力者であるピサロがハチノスと一体化して島ごと支配している。

感知能力は抜群で密談や脱走なども許さない。実質的にピサロが番人となっている。コビーを逃した際はティーチに叱咤されていたがそれだけ信頼も厚い。
ちなまにドクロ岩のルーツを辿るとロックス達がハチノスを占拠した44年前付近の時系列までは『大きな魚』の形をした岩だった。
見晴らしを良くしようとしたロックスが豪快に2つの穴を空けてしまったのが由来。これがドクロの二つ目となりシンボルの様になった。