ルフィ達が迷い込んだのは不思議な世界。ここはエルバフで合っているのか?待ち受けるのは様々な神々。情報が追いつかないまま遭遇したのは太陽神。巨体と怪しげな風貌、そして特徴的な喋り口調
太陽神ロードの特徴 |
ルフィ達を良く思っていない。身体の小さもあり明らかに格下に見ている。 |
ナミを推している。単純に可愛いのだろう |
麦わらの一味を認知しており、呼称は『たそ』付け |
新巨兵海賊団の航海士 |
ナミの雷に打たれて大ダメージ?もしかしてネタキャラ?オタク? |
独特の口調と言葉選び。時折言い直している。 |
現代スラングの様な『たそ』付けを落とし込んでるのもなんだか面白い。ギャップありきのキャラクターだろうか?偏見かもしれないがオタクキャラを立てようとしている様に感じる。
これまでのサイズ比を見てもかなり大きく見えたロード
しかしながら推していたナミに雷を喰らい悲鳴をあげる
せっかくのエルバフ編。巨人族が主人公なはずなのに大きさのアドバンテージざあまり見られず‥意外な程にあっさりと攻略されそうな嫌な予感
とはいえ『たそたそ』言ってはいても流石は誇り高きエルバフの戦士。巨人族としての誇りは高く一筋縄ではいかなそう。
◉◉『生人形』◉◉
リヴドール(生き人形)
リヴ‥生命、人生、存在
ドール‥人形
なんとも不吉なタイトル。ルフィ達も太陽神から見れば小さな生き人形。ちなみに今回のジャンプはシャンクスに続いてバギーのカード付き。
太陽神ロード
This is 太陽神↓↓
新居兵海賊団 ロード
大きさは対比が無く分かりにくいが巨人族サイズ。風貌はかなり人間に近い様に見える。他の巨人族と比べてもスマートな印象。特徴的な長髪はアシンメトリー気味で右眼を隠している。カタクリの様にマフラーの様な巻物で顔の口元が覆われているのも気になる。航海士らしく海図を持っているが携えた剣は戦闘においても自信が伺える。
どうだろう?火ノ傷の男の線も残ってるんだろうか?
エピソード冒頭のおもし謎かけは僅か1話で回収?実際にはいろいろと予想が飛び交ったわけだが完全新キャラ登場というわけではなかった。
不気味な太陽神は新巨兵海賊団の航海士?
バギーズデリバリーを脱退しルフィの傘下である麦わら大船団へ
正直拙者ハイルディンの奴が勝手にこいつの子分になったと聞いて苛立ってた
新巨兵海賊団である拙者もコイツの子分!?
世界一強いエルバフの戦士がチビ人間の子分!?
プライドはないのか!!!
見ろこの小さく弱そうな体躯
このまま行方不明で良きだよな
ずっとここで暴れて‥拙者と共に暮らそう
うぬらの下にはつかぬが上になら
しかしながらロードは麦わらの傘下というのが気に食わない様だ。船長のハイルディンに従うざる得ず。新巨兵海賊団ごと傘下入りしたがサイズ的な問題もあり人間の戦闘力を低く見ている。
ルフィ達を箱庭の世界に閉じ込めた張本人だが意外な所に不覚をとった。麦わらの一味の『航海士ナミ』。普通に戦えば戦力差は明らかかもしれないが単なる力勝負以外ならナミにも分がある。雷は確かにロードを貫いた?
露出はあまり多くないが扉絵などでメンバー達が紹介されている『新巨兵海賊団』、ご存知の通りドレスローザで共に死線を潜り抜けたハイルディンが指揮をとる。
新巨兵海賊団メンバー | |
船長 | ハイルディン |
船大工 | スタンセン |
航海士 | ロード |
コック | ゴールドバーグ |
船医 | ゲルズ |
力任せの脳筋海賊団というわけではなく、人間と同じ様にきちんと役割がは決められていて組織立っている。ロードはハイルディンをあまり立てていない様に見える。本来ならば船長の決定にはすんなり従うべきであるが‥
船長ハイルディン
新巨兵海賊団を牽引するキャプテン。ドリー、ブロギーが指揮をとる現行の巨兵海賊団とは違いこちらは1トップ。
ドレスローザで共闘したルフィやウソップ達への信頼は厚く、盃を交わして参加入りを申し出た。
これにて新巨兵海賊団ごと組織に加わる形となった。
ビッグマムが構想として描いていた形に近いものをルフィは意図せず実現してしまったと考えると器の大きさも伺える。
ゲルズ
女性の巨人族と言えば思い出すのは『ゲルズ』
ハイルディンの幼馴染で現在『新巨兵海賊団』の一員。役職は船医を担っています。太陽神の候補としてこちらも考えていた読者も多いのでは?
クロスギルドの前身であるバギーズデリバリーに傭兵として所属していましたがその後はドレスローザ編を経て麦わら大船団に加入しました。
ビッグマムの過去編でもエルバフで登場しており、もしビッグマムが再登場した際のイベントにも注目が集まります。
スタンセン
こちらは新巨兵海賊団の船大工を務めるスタンセン
いかにも船大工といったガタイの良さ。巨人族というステータスはもちろんだが怪力キャラであると一目にわかる。
これだけ巨人達が乗る船を管理しているわけだから大工としての技術も相当だろう。
↓↓↓
以下、太陽神判明前の予想含むので注意。
謎かけから引っ張る事なくあっさりと1話回収となった。
思いっきり女だと予想していたが全然違った‥
太陽神
エルバフ編で登場が予想されていた『太陽の神』
話題となったのは特にビッグマムの過去編。ホールケーキアイランド編中に差し込まれた数話ながらインパクトは抜群。
ここから巨人族の太陽への信仰と太陽の神の存在が明らかになりました。そして直近のエッグヘッド編では巨人族が世界政府に囲まれた麦わらの一味を助けに出向く一面が。
これだけの戦火に身を投じるに値するのは単なる友達だからか?しかしここで『ルフィ=太陽の神=ニカ』であると結びつきました。
奴隷達の希望、世界政府の怨敵、伝説の解放の戦士‥様々な云われがありますが巨人族との歴史とも関わりが強いでしょう。
ドリー・ブロギーと2人のお頭とは早速共闘し抜群のコンビネーションも見せました。ハイルディンはルフィに魅せられ盃を交わして傘下に下りました。
他にもオイモ、カーシー‥
ルフィはどうやってもエルバフに歓迎されるルートにあると思われます。
太陽の神として何を成すのか?読者の期待はその一点。
しかしながら開幕早々に登場したのは『太陽神』でした。こちらはドリー・ブロギーの言う太陽の神とは差別化されていると見れます。『の』が付くかどうかというレベルですがエルバフにとっては意味合いが大きそう。
ワンピースの歴史的観点で言えば本物はルフィ『太陽の神』です。しかしニカの能力は長年覚醒する事が無かった稀有な能力。そもそも意思を持って逃げ回る(動物系悪魔の実)能力、更には世界政府や大物海賊からも狙われ食べる事自体が困難でした。
更に覚醒の段階まで昇華させるとなるとここまで該当者がいなかったのも納得。
おそらくはジョイボーイが初代であり、その後はルフィまで存在しなかったと思われます。つまりはルフィが二代目。
その存在は神格化され、実在するかも怪しい様な話。エルバフでも太陽を信仰する文化はあれど現世に現れるかどうかは雲を掴む様な話。代わりに誰か神とされる存在が崇められても当然の成り行きでしょうか?
ルフィ達が迷い込んだ箱庭の世界に現れた『太陽神』何か山羊、鹿の様な被り物を被っています。他作品でも良く見る様な出立です。
おそらくは北欧神話の神々達をモチーフにしていると思われます。この不思議な世界観にマッチした不気味な雰囲気。五老星の化け物染みた姿はすっかり見慣れたが太陽神はまた違ったジャンルに思えます。こちらはこちらでかなり怖い。顔を隠す被り物。性別のサプライズ(実際に可愛い女の子)なんてパターンや火の傷の男、つまりは火傷を隠しているなんてパターンも考えられる。
特に気になるのその口調
よくも拙者の国を
逃さぬぞ
一人称は拙者。ワノ国で散々聞いてきたこのフレーズも神が使うと何処か違和感があります。
ルフィ達をそのジオラマに閉じ込めて支配しようとしている点も気になります。この自己満足の国家は到底エルバフが信仰する神の所業とは思えません。
ワンピースにおける造語ではなく『太陽神』というワードは検索するとヒットします。
天照皇大神
→(あまてらすおおみかみ、てんしゅうこうたいじんぐう)伊勢神宮に祀られている太陽神的扱い
ラー
→エジプト神話に登場する太陽神。遊戯王のラーのモデルと言えば想像しやすいでしょうか。
へーリオス
→ギリシャ神話の太陽神。ギリシャ語で太陽を意味する。雄鳩を聖鳥としている
様々な神話に登場する太陽神。各地で太陽が崇められていた事を現している。古来、もともとは太陽神は女性とされるのが一般的でした。
ワンピースの太陽神ももしかすると女性かもしれません。
夜になれば太陽が消えたり、曇の時はその姿が見えなくなったり、冬の時期は日照時間が短かったりと今では確立されている現象も昔の人からしたら不思議だった事でしょう。
他にもエルバフ編には北欧神話をインスパイアした巨人達が出てきそう。
北欧神話の神 |
オーディン |
トール |
テュール |
バルドル |
ヘイムダル |
ロキ |
ヨルムンガルド |
ヘル |
ゲルズ |
ブロックの国
ルフィ達が迷い込んだ世界は不可解な点が多い。
最初のポイントは幻覚作用のある酒『アブサン』を飲んでしまった事。エルバフへの航路での宴にて盛り上がった一同は巨人族の持っていたアブサンを飲み、ここから場面が急転した。
本来ならばエルバフに全員で到着しているはずが分断されてしまい大慌ての巨兵海賊団。
目を覚ましたルフィ達を待っていたのは童話の様な世界。登場する人物や動物はルフィ対比でかなり大きい。
しかしながら戦闘力に勝るルフィ達はものともせずにこの世界を楽しんでいる様にも思える。
1.いつの間にか着せられていた衣装
→ウソップの見立てではエルバフの衣装。しかしながらエルバフに人間サイズの服などあるわけがない。一味が巨大化したとも考えにくい
2.広大な土地
→海になど到底辿り着かない程の広さ。現在地点から海が目認出来ない。
3.風が吹いて来ない
→隔離されたパラレルワールドの可能性もある。かつてホールケーキアイランドで苦戦したブリュレのミロワールド。悪魔の実の力で生成することは可能。
4.他にも人間がいる
→ルフィ達と同じく人間という括りで巨人族では無い
5.金網で囲まれている
→走り出したルフィは何もない所で壁に衝突。景色わ割れて金網が露出した。金網には鏡が貼られており外からみると窓となり中身が透ける。そして内からは延々と景色を写している。
6.散乱するブロック
→金網の外に出ると無数のブロックがおかれていた。ルフィ達が辿り着いたのは巨人によって作られていた『ブロックの国』。ナミが目を覚ましたシーンから既に周囲にはLEGOブロックの様な造形が描かれていました。
7.巨人の部屋
→ルフィ達がブロックの国から抜け出した先は巨人サイズの部屋であった。そこにおかれた人間サイズの服。着せ替え人形感覚で服を着せられたルフィ達。作業台に原始的なミシン、まち針も描かれておりここで衣装を作っていたと見える。サイズ比はルフィ達からしたら巨大なミシン。これを太陽神が作ったとなるとかなり繊細な仕事
8.太陽神
→太陽神のサイズは巨人族サイズ。それもかなりの大きさ。ルフィ達が小さくなっているという逆説もあり得るかもしれない。
9.RPG
1128話のタイトルは『RPG』尾田先生はルフィ達がゲームのキャラに扮した世界観を描いた様子。RPGはロールプレイングゲームの略。太陽神が作った世界は仮想空間というよりも物理的に隔離して作られた世界。ルフィ達はさながらRPGに登場するキャラクターでこの世界を冒険している。ボスキャラ格が太陽神に当たるでしょうか?ビジュアルや音楽など早くアニメで見てみたいと思える様な雰囲気を醸し出している。
開始数話ながらも没入してしまう世界観。小出しにしていくかと思われたギミックも一気に披露された。ジオラマの様な箱に閉じ込められたルフィ達は力技でこの世界を突破。しかしながら抜け出した外にはこれまでの巨人族の中でもかなり大きなサイズの太陽神。
果たして太陽神は何故この世界を作ったのか?