ボムボムの実
一方で密輸海賊のガンズイも能力披露
こちらは『ボムボムの実』
バロックワークスのエージェントであるMr.5の能力だ。
比較的序盤の登場だった事もありビジュアルの割にMr.5の評価は低かった。しかしながらボムボムの実の能力自体は評価がが高く実力者が使う事でもっと可能性があるのでは?という声も多かった能力だ。
ガンズイが放ったキャノンは明らかにボムボムの実の能力を思わせるフォームだった。
空蛇乃赤砲(スカイスネークレッドキャノン)
ジョンが宝を山分けするわけないと読みジョンを撃った。更には近くのシキまでも手にかけようとするガンズイ。ここまで目立っていなかったが意外としたたかだ。仲間への攻撃も躊躇無し。今回はガンズイの目もしっかりと描かれていたがまさにスリラーバークの将軍ゾンビと一致しているものだった。
補足
宝箱には悪魔の実以外にも世界的価値のある財宝が多く入っており1つ10億ベリーは下らない代物らしい。シャッキーが奪われた後でも皆が躍起になって奪い合うのも納得だ。元はといえば世界貴族達の為に用意されたものだから当然か‥
シャンクスと宝箱
シャンクスが宝箱に入っていた経緯について進展。
ジョンのジキジキの実の能力で発した磁気に背中の武器が反応して宝箱達と一緒に引き寄せられてしまった。宙に浮いて飛ばされたドラゴン。海軍の船は目前、もう少しでシャンクスを保護して貰えそうなところで離脱してしまった。
この赤ん坊だけは‥混戦で倒れ込みながらも折れないドラゴン。しかしながら抱き抱えていたシャンクスはいつの間にか丸太と入れ替わっていた。
逸れたシャンクスはよちよちと宝箱の方へキラキラ光る財宝に興味深々だ。
そして近くにはロジャー海賊団のレイリー達が‥
シャッキーを抱えて逃げるレイリーだが海賊の本懐は忘れていない。
走りながらも宝箱を見つけて拾う様に指示をする。この辺りは抜け目ない。
一見海軍に保護されていれば安全そうだがガーリング聖の息子だと知れれば即座に返されていただろう。ドラゴンのアシストはあれど自ら運命を切り拓くかの様にシャンクスは宝箱へと向かった。
リンリン参戦
不覚にもカイドウにしてやられウオウオの実を横取りされたリンリン。しかしこのまま出番終了ではない。きっちりとゴッドバレー最終局へと絡んでくる様だ。
他の3人に加わる形でイム、ロジャー、ガープと絡む。
リンリンは相変わらずカイドウに対して怒り狂っている。それに対して悪びれる事なく食ったものは吐けねぇと放つ生意気なカイドウ。それでも金品を要求していた。
カイドウを襲うリンリンの威国
しかしカイドウはこれをかわして熱息(ホロブレス)を放った。まだ能力を試している段階のカイドウ、この時は技名も決まっていない様だ。
そして意外なところに被害が‥2人の流れ弾がイムへと直撃した。
イムの覇王色
エルバフの陽界を襲った爆発的な覇気。ゴッドバレーでも島中に響く覇王色が発せられた。
過去編ではロックスとハラルドの覇王色激突がクローズアップされたがイムに軍配かもしれない。
猛者揃いのゴッドバレー。希少なはずの覇王色使いも複数いるがイムの前では霞んでしまう。
補足
イムの覇気というよりも覇王色使い含む他6人の攻撃が起因で覇王色が拡散した様にも見える。
一斉攻撃
ワンピースではこれまで様々な合体技、同時攻撃が披露されて来たがゴッドバレーで作品史上最高の一斉攻撃が放たれた。
ロックス海賊団(ロックス、ニューゲート、リンリン、カイドウ)
これにロジャー海賊団のロジャー、海軍のガープ中将も加わった。
メンツを考えただけでも恐ろしい6人。
世界政府のトップ、イムに対して全員が大技を放った。
抗う事の出来ない不可解な能力に対して攻略法はあるのか‥エルバフの惨事を乗り越える為のヒントもゴッドバレーの結末にある
ロックス、ロジャー、ガープ、ガーリング、イム
まさかの1対全員?
イメージ↓

| vsイムへの一斉攻撃 | |
| ガープ | 拳骨衝突 |
| ロジャー | 神避 |
| ロックス | 深淵の呪い |
| ニューゲート | 破空阿 |
| リンリン | 威国 |
| カイドウ | 龍 |
ロックスとニューゲートは完全新技。
カイドウの技はおそらく後の熱息(ホロブレス)
しかしこれでもイムを倒すには至らない‥原型は崩れたがパキパキと回帰していく。
ロックスの悪魔化
終焉へのカウントダウンが始まった。
きっかけは最強の海賊ロックスの悪魔化。
ロックスは猛攻をしかけてイムの身体を剣で切り刻む。
しかしイムは身体が崩れていようが意に介していない。
そして森の中を駆け巡る妻エリスと息子ティーチへ話題が飛び火する。
遠くの森を走っている新しいデービー
女と子供‥必死に必死に生きようとしている
解き放ってはならない有害な命
明らかに動揺するロックス。その瞬間イムの黒い手がロックスの身体を蝕んでいった。触手に貫かれたロックスは不思議な感覚に陥っていた。痛くもない痒くもない‥

暗殺教室など他作品なんかでもよく見る構図。イムの手は触手の様になっていった。ドリー・ブロギー達の時とは違うパターンの『黒転支配』
メキメキと音を立てて変貌するロックス。牙が生えて白目をむいている。それでも何とか必死に耐えようとしているのか?うめき声をあげている。だがこれも時間の問題だろう。ロックスほどの男が侵蝕されてしまうのであれば他のどんな海賊達も黒転支配の餌食となる可能性がある。
エリスとティーチ
世界政府や海軍に対して牙をむき悪の限りを尽くしたロックス。単騎でも脅威的であったが徒党を組み政府を討てるだけの力を付けつつある。
悪の進撃は誰も止める事が出来ずにゴッドバレーまだ来た。そんなロックスの唯一の弱点。
まさか自分で狙う事になろうとは‥
イムから下された命令
ヌシアが一族を根絶せよ
妻と子を惨殺せよ
そんな事するわけ‥と言い残し徐々に蝕まれていくロックス。抗う事は出来ずにうめき声をあげて悪魔化していった。
自分が殺されそうになった時にロックスは悪魔化された両親を躊躇いなく返り討ちにした。非情さは持ち合わせていてもエリスとティーチにはどうだろうか?どれだけ自我が残っているかにもよるがエリスの生存ルートは消えてしまったかもしれない。不死身よりも自分自身の制御が効かなくなるのがこの支配の怖いところだ。今のところ打開策は見えない。
屈指の覇王色使いロックスが無理ならば他のキャラも黒転支配からは逃げられないだろうか‥
展望
ロジャーとガープが手を組まざる得ない展開にも繋がってきたか?
見たくはなかったロックスの黒転支配。
今後、現代で世界政府と対峙するならば常にこれが付き纏うとなれば興醒めになりかねない。
強者をいとも簡単に操り味方を襲わせる。
最強の海賊が反転してしまった。
新世界後半ではマザーフレイムやニカやらが台頭して来た中でイムが全て掻っ攫っていった。現代でもこれを攻略するのは厳しいか。800年間トップに君臨し続けたのも伊達じゃない。
秋口は休載が目立ったが次回1164話は掲載。
11月でゴッドバレー(ロックス)編完結となるか?
