3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピース1157話ネタバレ 『ロックスを殺せ』五老星がハラルドに送った世界政府加盟条件

『ロックスを殺せ』五老星がハラルドに送った世界政府加盟条件

最強集団がハチノスに集まりロックス海賊団は勢力を拡大。世界を震撼させたチームは終焉へ。待望のゴッドバレー(神の谷)。来たるXデー。既に確定している路線ではあるが最強は38年前に壊滅した。そしてエルバフのハラルドにも世界政府の魔の手が迫る。王家を襲った悲劇の真相。14年前‥光輝の王が何故惨殺されなければいけなかったのか‥‥読者の興味も大きな2つの事件が遂に本編で描かれる。

世界政府の本拠地聖地マリージョア。権力の間でマーズ聖からハラルドに下されたのはロックス抹殺指令『ロックスを殺せ

五老星達はロックスの進撃に手を焼き、あわよくばハラルドと潰し合ってくれればとけしかけた様だ。世界政府らしい策略。果たしてこの提案にハラルド王はどの様な形で乗っかるのか?

前回の振り返り
九蛇海賊団グロリオーサ、シャクヤク、トリトマが登場。特にシャクヤクはロジャー海賊団を虜にするほどの美貌。世間的にも爆発的人気を誇った。
ロジャーとガープの激突。ライバル関係は既に出来上がっていた。
ロックス海賊団の銀斧、ジョン、シュトロイゼン達が登場。猛者がハチノスへと集まる。
ロックスの狙いの悪魔の実は2つ。そのうち1つはエルバフに。
ロックスは大槌戦団の復活を目論む

意外にも九蛇海賊団にスポットが当たりゴッドバレー事件前のスタンバイフェーズとなった。ハチノスに集結した猛者達。誰も手をつけられない悪党集団が完成した。

聖地陥落に向けて必要なピース
①狙いの悪魔の実奪取(内1つはエルバフにありハラルドに食べさせる必要がある)
②大槌戦団(ガレイラ)の復活

ロックス海賊団はこれらを手に入れられずに敗戦した可能性が高い。特に火ノ傷と同様に途方もない謎かけガレイラに関してはもう少しヒントが欲しいところ

◉◉ワンピース1157話速報 『伝説のBAR』◉◉

『ハラルド王のしくじり』
イムと神の騎士団が語っていたハラルドの罪。その入り口が明らかに。

速報
ロックス海賊団の仲の悪さが露呈。評判通りチームワークの欠如した海賊団
ハラルドはエルバフの同盟国を世界政府の工作員から救う。これが更なる亀裂に。
ロックスが最後のエルバフ訪問。ハラルドは最後まで仲間入りせず。
巨人族の海軍入隊について。ガープとコング
ハチノスに開かれた伝説の酒場
世界政府からハラルドに出された交換条件はロックス撲滅

扉絵ではヤマト金稲荷代参シリーズ再開。父カイドウと戦い散った者の墓参りをするヤマト。ある意味これは贖罪?新生ワノ国のキーマンの漫遊記もいよいよ佳境へ

タイトルの『酒場』
現代エルバフ冥界の『マトの酒場』
過去編の『イーダの酒場』
こちらより伝説的な人気となったのはロックスの本拠地海賊島ハチノスに開かれた酒場(バー)である。

ちなみに今回新たなロックス海賊団メンバーの紹介は無し。前回登場した銀斧とグロリオーサもロックスの一員として馴染んでいた。

寺院襲撃事件

国際慈善連盟寺院
フットコロニー

恵まれない子供達への寄付金という名目で大金が蓄えられていた。
しかし裏を返せば子供達へ渡したり使っていないから貯まったともとれる。大僧正の元、不正に貯め込まれた金をロックス海賊団が奪いとった。
悪行ばかりが先行しているがロックスの襲撃にも大義があったのかもしれない。
善良な市民を狙った様な描写は無かった

ワンピース1157話 ティーチの出生

父親であるロックスにスポットが当たっているエルバフの過去編
丁度40〜38年前の時系列を経過するとあってティーチの出生が語られるのではと期待されていた。

40年前 ティーチ生誕
39年前 シャンクスとシャムロック生誕
38年前 ゴッドバレー事件

運命の子と称されるシャンクスではあるがティーチも現代までに大きく世界情勢に関わっている。

しかしながら過去編では40年前を素通り。シャンクス兄弟と違って大々的に描かれる事は無かった。
マーシャルの名を持つ母の描写も無し。

ハチノスの酒場でのロックスの異変だけが描かれた。
豪快なロックスの振る舞いではあるが女性達はその変化に気付いていた様だ。

もともとシャクヤクの美貌に魅せられてハートを飛ばしていたロックス。しかしその恋心は長く続かなかった様でシャクヤクに見透かされていた。

満たされた様な表情、心が向いてない事を悟ったシャクヤク。当事者だからこそ変化はわかりやすかったのだろう。

他にもロックス海賊団の女メンバー
リンリン、ステューシーは察知

特にステューシーは女が出来ただけでなく子供が産まれた様な多幸顔を見抜いていた。

ロックスは秘匿案件だと必死に取り繕っていたが実際には弱みになる事を嫌ったのだろう。
王直などの男性メンバーは殆ど気付いていなかった様だ

問題はニューゲート
後にティーチを白ひげ海賊団へと迎え入れて面倒を見るだけでなく、最後は恩を仇で返されてしまう。

おそらくはロックスの子供である事も気付いていたはずだ。ロックスの変化についての描写ではセリフはなく真顔で描かれていた。

圧倒的な個の集団

ロックス海賊団の特色としてエルバフ編が始まる前に既に紹介されていた『チームワーク』
海賊団と言えば互いにフォローし合って海戦を繰り広げているイメージではあるがロックス海賊団に限っては人の事は二の次。
助け合いどころか互いに蹴落として裏切っていた。いかに功績をあげるか?自分が活躍するためならば他メンバーを盾にしてでもなりふり構わなかった。
圧倒的な力を持った『個』の集まり。形的には組織となっていたがこのチームが化学反応を起こす事は無かった。
結局はこの唯一と言っていい弱点が原因で壊滅する事になる。とはいえまだ先の話(38年前)

最後の勧誘

『伝説の悪魔の実』という名目はあれどハラルドという男にも惚れ込んだロックス。何がなんでも仲間として率いれたかった。
デービーバックファイトで奪ったり、その噂を聞きつけた猛者がハチノスに集まったりとロックスの周りには割と多くの船員がいた。
そんな中で唯一振られたのがハラルドなのかもしれない。
おそらくはこれが最後のエルバフ訪問。相変わらずハラルドの答えは変わらず。結局最強チームの構想は叶わなかった。

シャクヤクとロックス

先にグロリオーサがロックス海賊団に在籍していた事は判明している。しかし意外にも関わりが深かったのはシャクヤクだった?
前回はロジャー海賊団の男達から熱烈な支持を受けていたがまさかロックス海賊団も呑み込んでいたとは‥

世間を賑わせた九蛇海賊団船長シャクヤク退団のニュース。落胆する世界各地の海賊であるがシャクヤクが次なる地に選んだのはあろう事かハチノスだった。既にステューシーやリンリンなどもいたがシャクヤクはまさに天使の様に崇められた。

シャクヤクがハチノスで開いた酒場こそタイトルにある酒場だ。時系列的には42年前。この時点でグロリオーサは九蛇海賊団を退団してロックスに加入していた。

シャッキーs'ぼったくりBAR
ロックスやニューゲートはじめ悪党からの視線を集めるシャクヤク。酒場はハチノスのオアシスとなっていった。これがシャボンディ諸島にあったシャッキーのBARの前身。
いつしかシャクヤクは『ハチノスの宝』と呼ばれる存在に‥

伝説の酒場

乾いた荒地に咲く芍薬(シャクヤク)はたちまち島を潤した
彼女はやがてこの島の海賊達にとって失う事のできない宝となってゆく
宝もなければ奪われまいて

まさかシャクヤクがゴッドバレーの引き金になろうとは?

エルバフ王家

ロックス達が中心に描かれてはいるが主役はやはりウォーランドの王家だ。ロキの産みの親で正統な王妃であるエストリッダは病死。ハイルディンの母であるイーダも現代に至るまでに死亡してしまう。立て続けに不幸が襲っている様に見えるが少なからず『世界政府』の闇が見えるはず。

エルバフ
ハラルド ハラルド
イーダ ワンピース イーダ
ハイルディン ハイルディン
ロキ ロキ
ヤルル ヤルル 年上

主要人物の他にも酒場のマトなんかが過去編に登場している。
問題となるのは14年前。ここで確定しているのはハラルド王が死亡する事。事件はアウルスト城にて起こった。

ハラルド殺害 14年前 エルバフ

目撃者はヤルルとロキ。ハラルドに呼ばれた2人が部屋に入ると兵士達に刺される姿があった。
この事件の犯人はロキとされ王家に伝わる『伝説の悪魔の実』を奪ったとされている。あくまでこれは国民達に広まっている情報。真実とはズレている様だ‥

問題となる悪魔の実もロキが食べたのではなく何者かが持ち去った様に描かれている。

ロックスの目論見ではこの悪魔の実はハラルドに食べさせたかった。ハラルドでこそ真価を発揮出来る能力の様だ。そしておそらくそれはロキにも当て嵌まる。本当にロキが食べていたのならばその意思も繋がりそうではある。

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