グロリオーサ(ニョン婆)の恋煩いはロジャーが原因だった?
ロジャー海賊団と九蛇海賊団。世間からの評価も高い実力派チームに意外な接点が発覚。エルバフの過去編でロジャーと歴代の皇帝達が描かれた。
九蛇海賊団
当時
海にはアイドルがいた
これには海軍も手を焼くばかり
その名も『九蛇海賊団』
世に珍しき女人国からやってきた
男子禁制の強く麗しき海賊団である
九蛇の人気は凄まじく
この時代を語る上で外せない存在となっていた
全荒くれ者達の高嶺の花(アイドル)彼女達の手配書は高額で取引され盗撮・追跡は日常茶飯事
歴代アマゾンリリー皇帝 | |
現代 | ハンコック |
先代 | トリトマ |
先々代 | シャクヤク |
先々々代 | グロリオーサ |
まずは九蛇海賊団の歴代皇帝について。皇帝は女ヶ島アマゾンリリーを治め海賊団の船長も兼任する。
現代ではご存知、ボア・ハンコックが皇帝を務める。王下七武海としても活躍したが制度撤廃後は再びお尋ね者の海賊となった。
エルバフの過去編ではハンコックより以前の3代に渡る皇帝達にスポットが当たる。
そして皇帝達を語る上で外せないのが『恋煩い』だ。
男子禁制の女ヶ島。戦士達は外海の男子にも負けない力を誇る。そんな美しき強き戦士達の弱点が恋心だ。
歴代の皇帝達は理由もわからぬままに死を遂げる。その死因が『恋焦がれ死に』だ。男子への免疫が無い故に恋心との向き合い方も分からないという‥
特に先代(ハンコックの前)の皇帝トリトマは恋焦がれ死に至っている。SBSで言及されたトリトマだがグロリオーサが皇帝を務めた時代にも幼いながら船に乗っていた。
皇帝達が惚れた男 | |
ハンコック | →ルフィ |
トリトマ | →? |
シャクヤク | →レイリー |
グロリオーサ | →ロジャー |
そして過去編では他の2人についても意中の相手が判明した。九蛇海賊団とロジャー海賊団との間に生まれた接点。
グロリオーサ→ロジャー→シャクヤク→レイリー
絶妙に交わる恋心。現代の様子を見るとレイリーとシャクヤクは上手くいった様だ。
シャクヤクに惚れていたロジャーではあるが結局はポートガス・D・ルージュと結ばれてエースが産まれた。
問題はグロリオーサ。こちらは現在も独身に思える。なんだかんだと拗らせて今に至る様だ。
現代のグロリオーサはニョン婆の愛称で親しまれている。アマゾンリリーの長老という立ち位置。
ここからはあまり想像つかないが若かりしグロリオーサは美しい。皇帝としてアマゾンリリーと九蛇を率いた現役時代はその美しさは世間でも広く知られていた。
グロリオーサに想われて嫌な男はいないだろう。
しかしながら後の海賊王ロジャーを射止める事は出来なかった。
ポイント
このグロリオーサ(当時の皇帝)の美しささえ凌ぐ時の花形が副船長シャクヤクなのである
誰かが言った彼女の一挙手一投足が誘惑であると
彼女を目の前にすると花々は散り鳥は歌を忘れ人々は争いを始めた
強者達は美の前に醜態を晒し続けた
後に女帝を冠するシャクヤクの人気はもはや手のつけられない次元に達してゆく
ややこしい事にグロリオーサの後に皇帝を務める事になる副船長のシャクヤク。人気はグロリオーサを凌ぐものだった。あまりの美しさにグロリオーサの美は霞みロジャーの目にはシャクヤクしか映らなかった。
グロリオーサのわかりやすいアタックにも疎ましそうなロジャー。グロリオーサを押し除けてでもシャクヤクを見ようとする始末。
本気でその身柄を奪おうとするほど惚れ込んでいた。
これだけの美貌を誇りながらも恋は叶わなかったグロリオーサ‥なんとも心苦しい‥
ロジャーへの恋が実らなかったグロリオーサはこの後ロックス海賊団へと加入する事になる。38年前のゴッドバレー事件でも他の船員達と共にその様子が描かれていた。
シャクヤクと離れつつ敢えてロジャーとも敵対する道を選んだのだろうか?
『実はわしも同じ病にかかり国を飛びだし…生き長らえた』
ハンコックが病にかかった際には自身の体験を語っていたがグロリオーサは恋が原因で皇帝の座を譲りアマゾンリリーを飛び出した様だ
SBSでも少し匂わされていたが恋煩いを抑える為には外海へ出る事、もしくは恋した相手の側に行く事とされている。
本来ならばロジャー海賊団へ入団出来れば解決なのだが許されずロックス側につく事でロジャーと近づく機会を伺ったのではないか?
また、元々はロックス海賊団の中に意中の相手がいるのではという予想も多かった。それだけに突如ロジャーの存在が出て来て驚いた読者も多いだろう。
ちなみにグロリオーサの事を姐さんと呼ぶシャクヤクが描かれた
本当に血が繋がっているかは微妙なところ。
ハンコックは実の妹サンダーソニア、マリーゴールドに『姉さん』と呼ばれていた。