3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピース1145話ネタバレ ロキの過去編『ロックス・D・ジーベック』に憧れた?

ワンピース1145話 幻獣種

ワノ国辺りより一気に注目度が上がった動物系悪魔の実。自然系や超人系と比べると格式が少し低い見方もあったものの今となっては自然系にも劣らない。そんな動物系の中でもとりわけ人気で強力なのが『幻獣種』

動物系悪魔の実
古代種 幻獣種 通常種

覇王色の覇気がやたら安売りされる中で稀少価値を誇っている。最初に言及されたのが頂上戦争時の黄猿の口からだった。触れ込みでは自然系よりも稀少。

実際には存在しない神話や空想、伝説に登場する生物をモチーフにしたモデルだ。
白兵戦における基礎体術の底上げ、一部能力は飛行能力など奇想天外な能力というよりもステータスアップが恩恵になる。

しかしながら幻獣種においては自然系や超人系の良いところを掛け合わせた様な能力特性もある。想像だからこそ能力自体も強い傾向にある。

 

幻獣種(本編中)
マルコ
トリトリの実 不死鳥
センゴク
ヒトヒトの実 大仏
ルフィ
ヒトヒトの実 ニカ
オニ丸
ヒトヒトの実 大入道
カイドウ
ウオウオの実 青龍
カタリーナ・デボン
イヌイヌの実 九尾の狐
ヤマト
イヌイヌの実 大口真神
リモシフ・キリンガム聖
リュウリュウの実 麒麟
オロチ 
ヘビヘビの実 八岐大蛇
ストロンガー
ウマウマの実 ペガサス

新しく判明した神の騎士団員キリンガムも合わせて計10人。稀少と言われるだけあってきちんと言及されているキャラは意外と少ない。五老星など未判明分のイメージがあるのでもっと多く登場している気がする。

オニ丸はまた置いておいて‥各々能力の練度が高く使いこなしている。強いとは言い切れないオロチですら能力の使い方に関してはなかなかだった。

幻獣種(本編外)
レッドフィールド
バットバットの実 ヴァンパイア
パト
イヌイヌの実 化狸
ドラッグ
トリトリの実 ヌエ

ゲームなど本編外を探してみるとこの3人も加わる。いずれもワンピース作品のバランスを崩すほど強力ではない。

未判明分
ジェイガルシア・サターン聖 牛鬼(ぎゅうき)
トップマン・ウォーキュリー聖 封豨(ほうき)
イーザンバロン・V・ナス寿郎聖 馬骨(ばこつ)
マーカス・マーズ聖 以津真天(いつまで)
シェパード・十・ピーター聖 サンドワーム
ステューシー サキュバス
シャムロック ケルベロス
ラフィット 天使

能力は披露しているが詳細が判明していないキャラ達。兼ねてよりその能力が議論されている黒ひげ海賊団のラフィット。
エッグヘッド編で度肝を抜いた五老星と神の騎士団シャムロックはモデル名のみ明記されているが悪魔の実かすら怪しい。
ステューシーについては逆にバットバットの実がビブルカードで言及されている。

上記メンバーが追加されるけでも一気に幻獣種が増える。ここまで来ると希少性も薄れて来るか?

これ以外にも特に世界政府側のキャラについては『幻獣種』と思える能力が増えてきそうだ。物語や伝説などモチーフとなる生物も多くネタが尽きる事は無さそうだ。

特別な悪魔の実

主人公ルフィの『ヒトヒトの実 モデルニカ』は一際異彩を放っている。通常の能力者であればゴム性質という超人系の様な特性しか得られず、覚醒という境地まで練度を高めてこそ本来の特性が発揮される。

政府が別名を付けて隠していた事もありルフィの前任達は長らく覚醒する事は無かった。

ニカというのも世間一般では馴染みのない空想キャラであり、モチーフはあれどワンピースのオリジナルキャラである。

現状では古代兵器などがパワーバランスを占めているが、ニカの能力の対抗馬として覚醒を経て本来の特性を発揮する特別な実があるかもしれない。

悪魔の実の意思

幻獣種に限った話では無いが『動物系悪魔の実』は意思を持っている。
実を入手しようとしたり、食べたりしようとしてもまるで逃げ回るかの様に翻弄される事もある。本来ならば人間が選択して悪魔の実を食べるが、一部の実では悪魔の実が食べられる人間を選ぶ図式なのかもしれない。

世界政府があらゆる手を尽くして手に入れ様としたヒトヒトの実モデルニカもそれを嘲笑うかの様にかわし続け最終的にルフィという少年の元に渡った。今となってはルフィが食べるべくして食べたと言える。

不死鳥

頂上戦争で披露された。
元白ひげ海賊団一番隊隊長マルコの能力だ。その能力が由来して『不死鳥のマルコ』という通り名で呼ばれている。
アラバスタ編ではトリトリの実、飛行能力は5種しか確認されていないというペルの触れ込みであった。加えて幻獣種となれば不死鳥はかなり稀少。
幻想的な姿はいくつもフィギュア化され人気となっている。

幻獣種 不死鳥

限度はあるがあらゆる物理攻撃を受けても炎と共に再生する。自然系にも近く流動的で実体を捉えるのが難しい。

また自身の回復のみならず『再生の炎』を他者に施す事で治療に役立てる事も出来る。白ひげの故郷スフィンクスでは医者としての一面も見せた。

大仏

マリンフォードで当時海軍元帥だったセンゴクが披露した能力。(現在は大目付)日本の大仏をモデルとした幻獣種でヒトヒトの実に分類される。能力名に伴い通り名も『仏のセンゴク』

幻獣種 大仏

巨大な大仏へと変身し、身体中が金色に輝いている。披露シーンが短いので多くは判明していないが体格や力の変化以外にもプラスアルファがありそうだ。

ニカ

ゴムゴムの実という隠し名が付けられていたがワノ国編で『ヒトヒトの実幻獣種モデルニカ』と判明した。
エルバフの地や奴隷達に語り継がれる伝説の戦士がモデル。各人の解釈によって違いもある。人格が変わったかの様に『あっひゃっひゃっひゃっひゃ』と笑いが抑えられない。


あらゆる自由、発想を体現する事が出来る『ふざけた能力』
巨大化、雷を掴む、具現化など幅広い能力は底が知れない。作品内でも一気に最強格の能力に位置付けられる様になった。

大入道

ワノ国で登場したオニ丸の能力。
狛狐がヒトヒトの実モデル大入道を食べたパターン。牛若丸様なビジュアルの牛鬼丸を名乗りおいはぎをしていた。
チョッパーパターンで人間以外の動物が食べて輝くヒトヒトの実

幻獣種 大入道

青龍

言わずと知れた元四皇カイドウの能力。
動物系最強との呼び声も高い化け物能力。稀少価値も高くかつてはゴッドバレーの景品にもなった。
リュウリュウの実ではなくウオウオ(魚)という分類。
獣型では龍の姿で自在に空を飛び回るまさに幻獣種。

火を吹く、空を飛ぶ、風を起こす、雷を司る、焔雲を生む

と動物系ではイメージ出来ないほど多様な能力がある。複数の自然を操るという点では自然系より上かもしれない。
覚醒しているかは判明しなかったが能力者のカイドウはかなり高い練度で使いこなしていた。

幻獣種 青龍

1対1、1対複数、白兵戦、海戦、空中戦とどんなシチュエーションでも発揮しやすい能力特性は最強に数えられるのも納得。ルフィのニカの能力にも迫るだろう。

九尾の狐

インペルダウンから脱走し黒ひげ海賊団に加入したカタリーナ・デボン。海賊島ハチノスの描写にて能力が言及された。分類はイヌイヌの実。

先にマネマネの実の能力が登場しているが差別化としては服装など身につけているものもコピー出来る様だ。携帯している武器などはさすがに難しいか‥

幻獣種 九尾の狐

マネマネの実の上位互換にあたる

大口真神

ワノ国にてヤマトが披露したイヌイヌの実幻獣種モデル大口真神。獣型、人獣型共に幻想的な姿でヤマトにマッチしていた。フェンリルとはまた別枠で日本神話に登場する狼が由来。

幻獣種 大口真神

冷気を身体や武器に纏うのが特徴。
もともとカイドウはワノ国の守り神に据えようという構想がありヤマトには食べさせるつもりはなかった。

ペガサス

黒ひげ海賊団のドクQが飼っている馬『ストロンガー』主人の様に虚弱のこの馬が食べたのがウマウマの実 モデル ペガサス。
普通に人間が食べた方が映えそうな能力であり、貴重な幻獣種を馬に食べさせる必要があったのかと疑問になる‥。ストロンガーには能力の恩恵で羽が生えてペガサスの様に空を飛ぶ事が出来る。

ワンピース 幻獣種 ペガサス

かなり不恰好ではあるが巨漢のティーチをも乗せてみせた。

八岐大蛇

ワノ国で登場した悪徳将軍 黒炭オロチの扱う能力。ヘビヘビの実の幻獣種だ。結局、人獣型が披露される事なくエピソードは終了した。
その字の如く8本の首(頭)を持ち全てを切り落とさないと倒せない。言い方を変えると7回は死んでも大丈夫(蘇生する)。
作品屈指のしぶとさを誇るオロチにはピッタリの能力だった。
能力としての評価はそこまで高くないと思われるがビジュアル的には面白い。

幻獣種 八岐大蛇

麒麟

エルバフに現れた神の騎士団員キリンガム聖の能力。
既にカクがウシウシの実モデル麒麟(ジラフ)として登場しているがこちらは別枠となる。
イメージ的には聖獣麒麟。
対象を眠らせて、夢を具現化するという使い方によってはかなり凶悪な能力。

キリンガム 麒麟

バットバットの実

ゲームオリジナルキャラクターのレッドフィールドの能力。ステューシーとはまた別枠でモデルはヴァンパイア。早い話しが吸血鬼だ。

単純に生き血を吸うだけでなく対象の若さを吸い取ったり、逆に老いたりさせる事もでき捻りが効いている。

化け狸

こちらもゲームオリジナルキャラクターのパトの能力。イヌイヌの実モデル 化け狸

筆ペンが悪魔の実を食べるというオリジナルならではの設定。葉っぱに文字を書いて具現化するという面白い能力だ。

ヌエ

ワンピース20周年を記念した描き下ろし日本画コラボ

トラツグの能力。トリトリの実モデル 鵺(ぬえ)
モチーフとなっているのは妖怪で猿の顔、虎の手足、獅子の胴体、蛇の尻尾がミックスされている

 

今後期待される幻獣種
グリフォン
ワンピース 幻獣種
スフィンクス
ワンピース 幻獣種
ユニコーン
ワンピース 幻獣種
天狗
ワンピース 幻獣種
バジリスク
ワンピース 幻獣種

ワンピース1145話 ロキ王子から求婚のローラへプロポーズ

エルバフ編で回収されるであろう伏線
『ロキからローラへのプロポーズの真実』について

事前情報では
エルバフのロキ王子はシャーロット・ローラに一目惚れしたとある。シャーロット・リンリン(ビッグマム)を通して縁談を持ちかけたが結婚式の当日にマリッジブルーのローラが逃亡。代わりに双子であるシャーロット・シフォンが差し出されたがロキはこれを見破った。
これにて縁談は破談となった。

ビッグマム海賊団の勢力拡大と万国(トットランド)完成の為には是が非でも実現させたかった縁談。タラレバではあるがこの縁談が成立していればビッグマムが海賊王になっていたかもしれない。

家族構成
リンリン
パウンド
シフォン
ローラ

シャーロット家の22女シフォン、23女ローラ
完全に妻のリンリンが優位の関係性。リンリンは様々な夫と子を授かり、用済みとなった夫は酷い扱いを受けている。

ローラの父であるパウンドも放り出されてしまったがその後のドレスローザにて感動の再会を果たしている。

現在の姉妹
シフォン カポネ・ベッジと結婚
ローラ ゴッティと結婚

紆余曲折あったが現在は2人ともファイアタンク海賊団のメンバーと結婚し幸せに暮らしている模様。こちらも扉絵にて掲載された。

これにてローラとロキの結婚という路線は完全に潰えた。
エルバフ編でもこの遺恨が生きてくるのかもしれないし、ビッグマムやローラが再登場となれば新しい情報も出るのかもしれない。

さて、気になるのは破談となったローラとの結婚がロキにどの程度の影響を与えたのかという事。

ローラの年齢は26歳という事でおそらくはここ10年ぐらいの時系列で起こった出来事。

結果的にはローラが結婚を拒んだ、プロポーズを断ったという形だ。

ローラはもともと親の決めた路線、いわゆる政略結婚を良しとしていない節がある。これだけ絶対的な力を持つ母の意見に反してでも自分で結婚相手を決めたかった様だ。

つまりはロキ側にだけ問題があって断ったとも言い切れない様だ。単純にロキが嫌と言うよりもリンリンが決めた相手が嫌というパターンかもしれない。

『求婚のローラ』の異名の通りローラは誰彼構わずに手当たり次第に結婚を申し出ている。麦わらの一味だけでもルフィとフランキーが餌食になるほどだ。
結婚までに要したプロポーズは4447回(ワンピースパーティをカウントすると+1で4448回)と度を超えている。

決して美形とは言えぬ風貌。本来ならばロキの方から気に入って湧いた縁談を断る理由がないのだ。

よっぽどロキの素行が嫌だったか、リンリンの干渉を嫌ったかどちらかだろう。

もしかするとウォーランドを震撼させた父親(ハラルド)殺しや伝説の悪魔の実の掠奪も恋に敗れたことが原因になっているかもしれない。

ワンピース1145話 新巨兵と旧巨兵

基本的には巨兵海賊団(ドリー、ブロギー)新巨兵海賊団(ハイルディン)は一枚岩であるはず。
余程組織的な対立(海軍vs海賊など)が無い限りは巨人族が抗争に発展する事は無いし戦ったとしてもそれは『決闘』である。

そしてその決闘が海賊団の分散に繋がった一因。
100年前(102年前)に2人のお頭ドリー、ブロギーがどちらが強いかを決する為に始めた闘いのせいで巨兵海賊団は解散に追いやられた。
ちなみに現在は武器が壊れた為に中断している。

巨兵海賊団
ドリー
ブロギー
オイモ
カーシー
ビョルン
シグ
ライディーン
ブリュー(ゲーム)

その後にハイルディンを中心として巨兵海賊団の復活を目指して『新巨兵海賊団』を結成した。ハイルディン自身が巨人族の王となり海賊団を世界に知らしめるという野望も秘めている。

巨兵海賊団が解散、休止した為に仕方なくという側面がありハイルディンは前身の海賊団をきちんとリスペクトしている。
今となっては武器を取りにリトルガーデンを出航したドリー、ブロギーとそれを迎えに行ったオイモとカーシーも合流。
この流れで新旧海賊団が合併してもおかしくはない。
海賊団のベクトルは同じ方向を向いている。

伝説ともなった海賊団のお頭2人の発言力と実力は絶大でエッグヘッド編でもルフィ達に力を貸すべく一致団結して闘っていた。死地とも言えるような戦局へ飛び込むわけだから余程部下達もお頭を信頼していると伺える。

問題は新巨兵海賊団の方。
こちらはどうも一貫性が無いようにも思える。

・バギーズデリバリー(海賊派遣会社)へ傭兵部隊として加入

・ドレスローザでは麦わら大船団へ加入し、バギーズデリバリーは脱退

・ロードの様にハイルディンの判断をよく思わない者もいる

バギーズデリバリーはあくまで労働力(武力)を対価として賃金を得ている。上下関係と言うよりは資金調達の意味合いもあるだろう。それによってプライドが大きく左右する様なものでもなかった。

しかしながら海賊団傘下は別。
盃を交わした上でしっかりと子分になる意思を示していた。7人の子分が勝手に交わした盃ではあったがこれにて麦わらの一味は傘下を含めて大きな組織として世間に認識される様になった。

これはクルー達の中には素直に受け入れられない者がいるのも納得。
ロードの意見も真っ当である。(ハイルディンとスタンセンはルフィ達に直接恩があるが他のメンバーがしっくりと来ないのも納得)

例えばルフィがどこか大組織の傘下に下ると言った時にゾロやサンジはすんなりとそれを受け入れないだろう。
ここまできちんと船長を立てて来た2人ではあるが傘下となるとまた別問題。
船長が決めたから従うというのも難しい。

それでなくとも巨人族はプライドが高い。『誇り高きエルバフの戦士』という触れ込みがあるぐらいだ。

ロードが遥かに体躯の劣るルフィ達の下につきたくないという気持ちも納得。現状ではルフィの人間性を知る事は出来ずにただ船長ハイルディンの判断に従い仕方なく傘下入りを飲んでいただけの様子。

新巨兵海賊団メンバー
船長 ハイルディン
船大工 スタンセン
航海士 ロード
コック ゴールドバーグ
船医 ゲルズ

今のところ判明している構成メンバーは5人だけ。追加メンバーもいるだろうが少数組織であると予想出来る。
本来ならば一枚岩の強い結束であるはずだが、序列が横並びで上下関係があまり無いのかもしれない。

それ故、船長ハイルディンにも意見が出来る関係性。他のメンバーからも麦わらのルフィに対しての不満はあるんだろうか?

ハイルディンもドレスローザのコロシアムは最強を謳い、自身の実力を全く疑っていなかった。
ルフィに敗戦したり、シュガーにオモチャにされたりと屈辱を味わったが人間というものを理解して、自分より強い者を認めるという心境に変わったのだろう。
ロードもルフィと出会って同じ様な境地へと辿り着くはず。

ワンピース1145話 戦士の国からの発展

戦いに明け暮れる強国。外海からのイメージ通りではなくウォーランドは変貌を遂げつつある。

かつて世界中で戦いを引き起こし恐れられた巨兵海賊団の存在。時は経ち世界との関わり方も変わって来た。今やエルバフは生まれ変わる最中、変革の中にあるそうだ。

この方針を示したのは他でもない今は亡きハラルド王だ。

ハラルド

ロキの父で元ウォーランド王国の王。王家に伝わる伝説の悪魔の実を欲したロキによって殺害された。

『戦いより他国との交易を』
これが亡きハラルド王が示した新しいエルバフの指針
伝統を重んじる村々の長老達とぶつかりながらも変革を遂げようと先頭に立って尽力した。
夢半ばでよもや息子に殺されようとは‥現段階の印象だと息子のロキは新しいエルバフの形に最もそぐわない凶暴性。

本来ならば前王が倒れれば実子が即位するのが定石。しかしながら国民はこれを良しとはせずにロキの幽閉に至った様だ。
とはいえハラルド王の意思は根付いており、しっかりと継いでる巨人族もいる。

エルバフの戦士が世界中を荒らしていたのはもう100年以上前の事。
『悪口、暴力、略奪、戦争』
もうそういう時代ではない。
子供達も罵倒したり、戦う事をダメな事として捉えており次の世代は世間がイメージするエルバフではなくなりそうな様相だ。

まるでコンプライアンス、多様性の波に様々なものが淘汰されていった現代社会の様だ。世界情勢に疎いとされ独自の文化を築くウォーランド王国も他国との関わりを求め本当の意味で発展を遂げようとしている。

これに驚いたのは読者だけではない。
特にエルバフへの憧れが人一倍強いウソップにとってはショックな現状である。

誇り高き戦士を掲げる理想郷かと思いきや次世代は逸れつつある。

ワンピース1145話 エルバフを世界政府加盟国へ

現在、エルバフ島ウォーランド王国は世界政府非加盟国であると判明している。

自国の力で独立した生活を送り強国故にそれを脅かす存在もあまり居なかったのだろう。

しかしながら外交を拒んだ事によるデメリットも大きい。世界情勢についても疎く、文化の発展は乏しい。唯一の進化が外海へと繰り出した巨兵海賊団達の土産だ。

戦士の国、戦いの国の限界を知った前ハラルド王は早くから方向転換を図り外交政策へと乗り出した。俗に言う開国という形に近いだろう。徐々にその政策は根付きハラルドの亡き今も浸透しつつある。言わば生まれ変わりの最中だ。

そんなエルバフを取り込もうとするのが世界政府である。腫れ物の様な存在だったエルバフを指揮下に置こうと企てている様だ。エルバフの世界政府加盟は各地に与える影響も大きいだろう。強国が屈した図式はどうしても拭いきれない。

シャムロック
大昔この新世界を制圧した凶暴なエルバフの戦士達は必ずや我々世界政府の指揮下に置かせてもらう

エッグヘッド事件後。政府の中にも大きな政権交代が起きた後にいち早く神の騎士団が動いた。四皇麦わらのルフィや特別懸賞金首のロキ、ドリー・ブロギーといった大物がひしめくエルバフにたった2人で団員が乗り込んで来た。
当初の予定であるロキの団員勧誘は頓挫しそうだが今回の任務において必ずエルバフを手に入れるつもりの様だ。

『大昔』というのはやはり900年前、800年前の歴史を指しているだろう。世界に変革が起き現在の世界政府が誕生した頃だ。
今でこそ世界を牛耳る世界政府ではあるが、当時新世界を席巻していたのはエルバフの戦士達らしい。

これだけの戦闘力を持っている事を考えれば至極当然の流れだろう。今でこそ科学力や悪魔の実で渡り合っているが単純な力では人間族は到底及ばない。サターン聖、ウォーキュリー聖は巨人族達を因縁深きもの達と称し世界の歴史から消し去りたいとしていた。やはり巨人族はジョイボーイ同様、世界政府の末裔に被害を与えている。

ワンピース1145話 悪神ニカ

太陽の神ニカ、解放の戦士ニカ。ワノ国で突如沸いた様に出てきたキーワード。初登場は本誌で言うと2021年なのでまだ4年ほどしか経っていない。

奴隷達を救う神でもあり、世界政府が恐れる存在でもあった。長い間覚醒者がいなかった能力ヒトヒトの実モデル ニカも遂にルフィが覚醒。以降は惜しみなくその白い姿を披露してきた。手配書の写真にも採用され神秘的なニカのビジュアルは世界中へと発信された。

ひっそりと語り継がれ、知る人ぞ知る伝説だったはずが徐々に広まりつつある。

そんな中でも特にニカを信仰するのがエルバフの巨人族達だ。誰もがニカを知る島はエルバフを除いて他無いだろう。

エルバフ前時点フーズフーやクラップの語っていたニカはサウロ談に近いだろうか。

エルバフで語られたニカ
ニカの伝説は実は世界中にひっそりとあって共通しとる事はこんなリズムで大笑いして登場する事ドンドットット、ドンドットット(サウロ)
誰もが持つ夢でござる太陽の神となり世界を支配する事は(ロード)
バカ言え太陽神は支配者じゃねぇ
そうだ解放の神だ
いや破壊の神だ
違う笑いの神だ
エルバフに生まれたらみんなニカに憧れるっていうのはホントでしゅ(ゴールドバーグ)
ロキも‥死んだハラルドもある意味ニカになろうともがいた結果かもしれん(ヤルル)

面白いのはそれぞれが崇めるニカの形が違うところだ。ストレートに救世主と捉える者もいれば少し曲がってる者も。

ニカという伝説自体に求心力があり何処か宗教的な側面もある。皆が一様に憧れを抱き都合の良い解釈をしている。ロードやロキはそれを悪く捉えた結果が出ているだろうか?ともあれエルバフの為という意味では一貫しているだろう。

ニカこそ世界を救う救世主として読者も疑わなかったがどうも雲行きが怪しくなってきている。壁画や神典を紐解くと必ずしもそうとは言い切れない。
ニカは過去に世界を壊した、もしくはこれから壊す破戒神なのかもしれない。

もちろんルフィが世界を意図的に滅ぼそうとする事は無いとは思うがその突発的な行動は時に危うさも付き纏う。ニカという強力な力を手に入れたからこそ少しでもズレてしまえば破滅へと導きかねない。
今回の件もそれが顕著に出ていた。ストーリーのルートとしては正解なのかもしれないがエルバフで誰もが恐れるロキの解放を侵してしまった。シャンクスの情報を得るという目的の為に軽率だったと言える。

エルバフの子供達が感じた『世界を壊すニカ』にもなり得てしまう。

アンジェ『ロキは大きなトンカチを持っていて世界を壊すのよ』
子供『違うよ世界を壊すのはニカなんだぞ』

ワンピース1145話 ドリーとブロギーが死ぬ?

故郷に戻ってきたお頭2人。
キッド海賊団に放った覇国は圧巻、先のエッグヘッドでも得体の知れない五老星相手に躍動した。
懸賞金1億が先行して実力評価が難しかった2人。読者達の間で様々な論議がなされてきたがエルバフ編で改めて懸賞金が設定

その評価額は18億ベリーとなった。
2人合わせてではなくそれぞれ個人にかけられた点にも注目。単純にトータルバウンティの方式で言えば2人が共闘した場合36億ベリー相当になる。
もちろんそう簡単な話ではないが、共闘スタイルのキャラに各々ついた懸賞金額としては破格と言える。

普通はこれだけの猛者が複数人揃ってもコンビネーションは難しい。しかしながらドリー・ブロギーは幾多もの決闘で互いをよく知るライバル。作品中でもトップクラスと言えよう。

懸賞金判明は嬉しい限りだが誰かの踏み台になってしまうのでは?という懸念もある。評価が妥当かはさておき
ワノ国後にはローとキッドに30億の高額懸賞金がかけられたが更に高額のティーチとシャンクスに敗れ散っている。

エルバフ編突入前に十分過ぎるほど活躍したドリー・ブロギーだけに正直なところ戦闘に限ってはこれ以上のサプライズは難しい。
むしろ巨兵海賊団の現役のお頭が敗れたという展開のほうがインパクトがあるだろう。

特別懸賞金26億ベリーのロキ
神の騎士団と思われる2人

どちらも実力を示す上でドリー・ブロギーはおあつらえ向きな相手だ。
それだけではなくルフィが戦う為のストーリー性としても良い材料になる。ドリブロの敵討ちとなればルフィも一気に火が着くだろう。

ワンピース1145話 フランキーの進化

サンジと並んで麦わらの一味の科学と言えばサイボーグ『フランキー』
最近では百獣海賊団の幹部であるクイーンとの血縁関係も浮上した。前エピソードでは未来島エッグヘッドという事でフランキーの強化イベントが期待されたが目立った動きは無く騒動に紛れてしまった。
2年間の修行期間でもベガパンクの故郷バルジモアを訪れて天才の研究成果にも触れている。
結局は大爆発させてしまったが1番縁があると言っても過言では無い。

少し期待外れだった中で面白い事に天才科学者ベガパンクがエルバフまで同行した。
そしてまるで導かれるかの様に辿り着いたのが3000年経過しているであろう科学研究施設。

ベガパンクはもちろんだかフランキーも興味津々。戦士達の島という事もあり現在の巨人族達に科学的知識は乏しい。やはり解決していくにはフランキーとベガパンクが重要になる。

大混乱のエルバフで一味から別行動しているフランキーが強化出来る様なイベントも来るかもしれない。
自身を改造してここまで強くなってきたフランキーだが天才の科学が加われば大幅な強化も期待出来る。

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