3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピース1143話ネタバレ エルバフのニカは悪神だった!!ロキこそが救世主

今回はワンピース1143話最新情報。休載明け最悪のゲームが開始。ロキの暴挙を制御出来るか?キーワードはやはりニカ。エルバフを訪れた意義とは。

前回の進展
島の南では火災、セイウチの学校からは子供達が操られて行進を開始し矜持を知らせる『つの笛』が吹かれた。2局同時発生のトラブルを防げるか。
ロキが鉄雷を振り回してアダムに強烈な一撃を打ち込む。同時に落雷し火の手が上がる。
神の騎士団は3人。シャムロックが帰還したと思われる。エルバフの子供達が船へと乗り込むまでをタイムリミットとしてゲーム開始。

ワンピース1143話 セイウチの学校

20年前にハラルド王の頼みでサウロが開校した学校

これまで戦いに明け暮れたエルバフの文化や風習を変えるべく次世代の教育に力を入れた

続々と教師達が登場

セイウチの学校教師
キバ 校長 ワンピース キバ校長
サウロ 歴史 ワンピース サウロ
アンジェ 国語 ワンピース アンジェ
リプリー 生物 ワンピース リプリー
ブレイド 数学 ワンピース ブレイド
ウォルフ 体育 ワンピース ウォルフ

教鞭を振う先生達は戦いをよく知る世代。
リプリー(80歳)が最後の戦士の世代とされておりこれ以降は古きエルバフの教えから離れていっている。
そして子供達は強い先生達の姿は知らない。

しかしながらサウロなんかは噂でその強さが広まっていた様だ。
冥界に住むヨルムンガルドが陽界にあるセイウチの学校を襲って来た際には見事にキバ校長とサウロで退治して見せた。

一方でウォルフ先生はこれが初登場ながら痛々しい姿となってしまった。

ワンピース1143話 ロキの大きさ比較

巨人族と言えばその名の通り大きな身長が特徴だ。人間族と比べても圧倒的な差がある。
そんな中でも古代巨人族の血統は特別。一般の巨人族より一回り以上大きい。

ルフィ 170㎝
ヤルル 2050㎝
ブロギー 2130㎝
ハイルディン 2200㎝
ドリー 2260㎝
ロック、スコッチ 4250㎝
リトルオーズJr. 6000㎝
オーズ 6700㎝

古代巨人族の血を引くのはオーズ、リトルオーズJr。エルバフ編では新たにハラルド王とロキ王子も追加された。ハイルディンもハラルド王の血を引いてはいるが一般の巨人族並みの身長。混血種の場合は両親どちらの特徴が色濃く発現するか違いがあるのもエルバフ編で判明した事項だ(リプリーとギャバンの夫婦、息子のコロン)
ハイルディンの場合は母方の血が強く出た形だろう。

身長に関して良く引き合いに出される。イエティクールブラザーズ(ロック、スコッチ)については詳細な情報が判明していないが古代巨人族並みの大きさを誇る。パンクハザードで登場した殺し屋コンビだ。

ロキ 身長

ロキもハッキリと明言されてはいないが60m前後の身長を誇ると予想される。実にハイルディンの3倍だ。サイズが違くともそれが決定的な差にはならないワンピースではあるがさすがにこのスケールは圧巻。オーズと比べてもスタイリッシュで図体がデカいだけではないと予感させる。

併せて。武器となる鉄雷も大きい。拘束されたロキの付近に当たり前の様においてあったが扱ったり、持ち上げたり出来る者がいなかったのかもしれない。

オーズの時は一味で力を合わせたり、影を集約したりと数でなんとかサイズ比を埋めようとした。現状の戦力としてハイルディン率いる新巨兵海賊団、ドリー・ブロギー率いる巨兵海賊団がエルバフに揃っているので数的なアドバンテージは十分。
あとはルフィがどこまで抗えるかにかかっている。

ワンピース1143話 子供達の行進

セイウチの学校の子供達を襲った悲劇。教師達の必死の抵抗虚しくゾロゾロと子供達が連れ去られそうになっている。サイズもある巨人族の子供達を鮮やかな手口で運びだそうとする神の騎士団。

眠らせる能力
恐れるものを生み出す能力
操る(行進)能力

今回は悪魔の実の能力については言及されなかったがなんとも奇妙な光景だった。1種類の能力だとしたらさすがに強すぎる?おそらくは軍子、キリンガム、ソマーズの各々の能力が掛け合わさっての事だろうが子供とはいえこれだけの人数を的確に操るのは困難。確かな練度の裏付けがあっての事だろう。

まずは既に確定している軍子のアロアロの実の能力。
アウルスト城の門番やロキに対して能力を披露した。自在に操られる矢印は打撃、関節技にも応用され対象者を痛めつける。まるで未来を予見したかの様にその攻撃と反応は矢印の軌道を辿る。

攻撃にばかり目がいくが操作する能力として応用可能なのかもしれない。今回の様に対象者が眠っていれば抵抗力も少なく人数が多くても問題はなさそうだ。

そして鍵となるのは後発でエルバフに召喚されたキリンガム聖とソマーズ聖だろう。得体の知れない能力はこちら2人が大きく関係してるとみて間違いない。
登場からウトウト眠って気怠そうなキリンガム。子供達を眠りへと誘ってしまったのはキリンガムの力ではないだろうか?
夢を具現化、もしくは恐れているものを具現化する能力はソマーズ聖が関与していそうだ。あくまで2種類を切り離して考えたがこちらが1つ能力の範疇だとすればかなり強力な能力だ。

ワンピース1143話 悪神ニカ

太陽の神ニカ、解放の戦士ニカ。ワノ国で突如沸いた様に出てきたキーワード。初登場は本誌で言うと2021年なのでまだ4年ほどしか経っていない。

奴隷達を救う神でもあり、世界政府が恐れる存在でもあった。長い間覚醒者がいなかった能力ヒトヒトの実モデル ニカも遂にルフィが覚醒。以降は惜しみなくその白い姿を披露してきた。手配書の写真にも採用され神秘的なニカのビジュアルは世界中へと発信された。

ひっそりと語り継がれ、知る人ぞ知る伝説だったはずが徐々に広まりつつある。

そんな中でも特にニカを信仰するのがエルバフの巨人族達だ。誰もがニカを知る島はエルバフを除いて他無いだろう。

エルバフ前時点フーズフーやクラップの語っていたニカはサウロ談に近いだろうか。

エルバフで語られたニカ
ニカの伝説は実は世界中にひっそりとあって共通しとる事はこんなリズムで大笑いして登場する事ドンドットット、ドンドットット(サウロ)
誰もが持つ夢でござる太陽の神となり世界を支配する事は(ロード)
バカ言え太陽神は支配者じゃねぇ
そうだ解放の神だ
いや破壊の神だ
違う笑いの神だ
エルバフに生まれたらみんなニカに憧れるっていうのはホントでしゅ(ゴールドバーグ)
ロキも‥死んだハラルドもある意味ニカになろうともがいた結果かもしれん(ヤルル)

面白いのはそれぞれが崇めるニカの形が違うところだ。ストレートに救世主と捉える者もいれば少し曲がってる者も。

ニカという伝説自体に求心力があり何処か宗教的な側面もある。皆が一様に憧れを抱き都合の良い解釈をしている。ロードやロキはそれを悪く捉えた結果が出ているだろうか?ともあれエルバフの為という意味では一貫しているだろう。

ニカこそ世界を救う救世主として読者も疑わなかったがどうも雲行きが怪しくなってきている。壁画や神典を紐解くと必ずしもそうとは言い切れない。
ニカは過去に世界を壊した、もしくはこれから壊す破戒神なのかもしれない。

もちろんルフィが世界を意図的に滅ぼそうとする事は無いとは思うがその突発的な行動は時に危うさも付き纏う。ニカという強力な力を手に入れたからこそ少しでもズレてしまえば破滅へと導きかねない。
今回の件もそれが顕著に出ていた。ストーリーのルートとしては正解なのかもしれないがエルバフで誰もが恐れるロキの解放を侵してしまった。シャンクスの情報を得るという目的の為に軽率だったと言える。

エルバフの子供達が感じた『世界を壊すニカ』にもなり得てしまう。

アンジェ『ロキは大きなトンカチを持っていて世界を壊すのよ』
子供『違うよ世界を壊すのはニカなんだぞ』

ワンピース1143話 燃え盛る宝樹アダム

雷と火事‥世界でも最高樹齢を誇り大きさも圧巻。そんな宝樹アダムの弱点が露呈してから僅か1話でアダムに火が燃え移ってしまった。

原因となったのはロキ王子が放った一振り。鉄雷(ラグニル)という武器名の通り閃光の様にアダムへと落雷。そこからあっという間に発火してしまった。

宝樹アダム 弱点

かなりの火の勢いで燃え広がるまでには時間との勝負となる。部分的に切り落とす事も辞さないだろう。

ロキ

急げよ!?
何発も撃てば何かに当たるぞ!!
炎は広がる!!エルバフが何に弱いかわかるよな!?

おれはお前らを滅ぼせる

片脚を繋がれようが十二分に武力行使が出来るロキ。まずは人間族のルフィ、ゾロ、サンジに牽制の意味を込めて鉄雷を振り回して見せた。
一撃で説得力十分。大樹に雷を落とし火の手を起こした。瞬く間に広がる炎を見れば被害を最小限に抑える為ルフィ達も解錠せずにはいれないだろう。

数箇所同時に火の手が上がれば消化はより困難になる。宝樹アダムが燃え落ちる展開は予想されていたがあまりにも早すぎる。

ワンピース1143話 ゲーム

エルバフの子供達を離れた場所から観察するのは神の騎士団のメンバー。聖地マリージョアの緊急事態を受けてシャムロックは帰還。この3人が今回の騒動の主犯である。
キリンガム『リミットはあのガキ共が船に乗り込むまで取り返せると思うか?』

ソマーズ『ギハハ 愛とは傷つけ合うもの なぁ軍子お前‥怖いものあんのか?』

軍子『ニカ』

眠ったままで遠隔操作されてるかの様に誘われる子供達。助け様にも数が多いのと眠っていることが邪魔をしている。何より怪物達がそれをさせない。神の騎士団の狙いは子供達を船に乗せてマリージョアへ連れて帰る事だ。

一度海に出て聖地へと拐われては取り返すのも難しい。出航までがリミットとなる。これがシャムロックの語っていたゲームなのだろうか?

ほとんど自分達の手を汚すことなく効率的な作業。子供達とはいえ巨人族という事もありサイズは大人の人間よりはるかに大きい。憎らしいほどの手際と言える。

ワンピース1143話 ルフィとシャムロックのニアミス

東の海よりスタートしたルフィの冒険。憧れであり恩人のシャンクスへと麦わら帽子を返納する事は作品の命題でもある。
マリンフォード、ワノ国、エルバフと距離的には接近していた両者ではあるが約束を重んじてシャンクスの方がギリギリでかわしていた様にも見える。
最近は黒い噂も絶えないがあくまでルフィに力を貸すムーヴを見せてきた。
エルバフではまるでシャンクスの軌跡を辿るかの様につい最近までシャンクスが滞在していた土地をルフィが後追いでやってきた形。
ラフテルというゴールも近づき航路も収束しつつあるので2人が近づくのは必然ではあるが期待感しかない。

そして面白いのがシャンクスと瓜二つの双子の兄シャムロックだ。外見だけで騙されてしまいそうなルフィとシャムロックが遭遇してどのような反応をするのかも見ものだった。交戦まで発展すればシャムロックの実力の指標にもなるし、何よりシャンクスの家族話を掘り下げる良い機会になり得た。

しかしながら期待も虚しくこちらもニアミス‥

上からの指令で団長がマリージョアへ帰還

シャムロックがエルバフを早々に離れることでこのエルバフ編では遭遇出来なそうな様相だ。
1142話眠りながら行進するエルバフの子供達。これを見守る騎士団は3人‥シャムロックは帰還してしまったか。

ワンピース1143話 ドリーとブロギーが死ぬ?

故郷に戻ってきたお頭2人。
キッド海賊団に放った覇国は圧巻、先のエッグヘッドでも得体の知れない五老星相手に躍動した。
懸賞金1億が先行して実力評価が難しかった2人。読者達の間で様々な論議がなされてきたがエルバフ編で改めて懸賞金が設定

その評価額は18億ベリーとなった。
2人合わせてではなくそれぞれ個人にかけられた点にも注目。単純にトータルバウンティの方式で言えば2人が共闘した場合36億ベリー相当になる。
もちろんそう簡単な話ではないが、共闘スタイルのキャラに各々ついた懸賞金額としては破格と言える。

普通はこれだけの猛者が複数人揃ってもコンビネーションは難しい。しかしながらドリー・ブロギーは幾多もの決闘で互いをよく知るライバル。作品中でもトップクラスと言えよう。

懸賞金判明は嬉しい限りだが誰かの踏み台になってしまうのでは?という懸念もある。評価が妥当かはさておき
ワノ国後にはローとキッドに30億の高額懸賞金がかけられたが更に高額のティーチとシャンクスに敗れ散っている。

エルバフ編突入前に十分過ぎるほど活躍したドリー・ブロギーだけに正直なところ戦闘に限ってはこれ以上のサプライズは難しい。
むしろ巨兵海賊団の現役のお頭が敗れたという展開のほうがインパクトがあるだろう。

特別懸賞金26億ベリーのロキ
神の騎士団と思われる2人

どちらも実力を示す上でドリー・ブロギーはおあつらえ向きな相手だ。
それだけではなくルフィが戦う為のストーリー性としても良い材料になる。ドリブロの敵討ちとなればルフィも一気に火が着くだろう。

ワンピース1143話 ハラルドの墓参り

騎士団のソマーズ聖がシャムロックと軍子にエルバフへ呼ばれた理由を尋ねる際に面白いワードが飛び出した『ハラルドの墓参りでも‥』

様々な捉え方が出来る発言だ。皮肉を込めて言っている様にも聞こえるが、非加盟国であるエルバフの国王をまるで知ってるかの様な口ぶりにも思える。

同じ非加盟国のワノ国もオロチという悪徳将軍と世界政府(CP)が癒着していた。この時は武器密輸関連ではあったが巨人族の総本山という事を考えればやはりその目的も武力であろう。
エルバフという土地に価値があるという見方もあるが本命は巨人族達を統率し支配下におく事。巨人達を意のままに操る事が出来れば世界政府の軍事力もより盤石のものになる。

その入り口、パイプになっていたのが前国王『ハラルド』なのではないか。当然ハラルドが自ら進んでエルバフを裏切る様なことはしない。あるとすれば政府側に騙されたパターンだ。

兵力的に言えば世界一と言っても過言ではない強国エルバフも外交面で言えば他の非加盟国となんら変わらぬ弱者。情報は愚か物資すらままならず文化の発展は乏しい。それでも圧倒的は武力を持ってしてここまで生き延びてきた。
しかしそんな綱渡りに限界を感じたハラルド王は国政を転換し新しいエルバフを目指した。

そこに甘い話を持ちかけたのが世界政府だ。
世界政府への加盟、その他援助などハラルド王へと提案。その見返りとしてエルバフの教育世代から改め、いわゆる子供達の牙抜きを行った。
戦いを捨てると言えば聞こえは良いが国力の低下は歴然。これまで戦いしかしてこなかった戦士達の国は徐々に衰退していき未来を担う子供達にエルバフを自衛する力は無くなった。

もともと寿命が長い巨人族の世代交代を考慮すればかなりの長年計画となる。しかしながら徐々に確実にエルバフは弱体化していった。非加盟とうこともあり外海の海賊達がこれを知る由は無かった。

もしかするとロキがハラルドを殺したのも世界政府との癒着、このままエルバフが弱っていくのを見かねての事かもしれない。
騎士団の墓参り発言にもそんな真実が隠れているだろうか?

ワンピース1143話 最終決戦はマリージョア ルフィと政府の火種

最終回に大分近づいてきたワンピース。
エッグヘッド編では世界政府の闇が浮き彫りになりこれまでラスボス候補だったシャンクスやティーチなどを抑えてルフィの前に立ちはだかる図式が強くなってきた。

エニエスロビー
諜報部員CP達と全面対決、司法の島をめちゃくちゃにしてバスターコールをも発動させた。連行された罪人ロビン・フランキーを取り返し世界政府へ風穴を空けた。ルフィの悪名を一気に轟かせ単なるルーキーから脱却した事件
ワノ国
世界政府側の失態とも言えるが特別警戒していたニカの能力覚醒を許してしまう。歯止めが効かない事態へ
エッグヘッド
抹殺指令の下ったベカパンクを守る為に世界権力のトップ5人と真っ向から対決。公になってはいないがベカパンクを救出した形。世界政府にとっての禁忌と言える内容が世間に流布した。

世界政府が無能に写るほどにルフィにはここまでいい様にやられている。とはいえ革命軍の様にルフィの方から世界政府を潰しに行くという動機は今のところない。

特に肝になりそうなのはビビぐらいであったがエルバフで面白い火種が新たに発生しそうだ。ポイントは『エルバフの子供達』
世界政府がエルバフ支配を目論んで子供達をマリージョアへ誘拐しようとしている。

ドリー・ブロギーとは友人関係
ハイルディン含む新巨兵海賊団は傘下
オイモ、カーシーとも死線を共に超えた仲
エルバフで出逢った巨人族達も麦わらの一味を歓迎してくれた
子供達とは絡みがあったが乱暴な行いを指摘された程度、コロンとは挨拶代わりの交戦

子供達との交流こそ少ないがコロンの攻撃とギア3で反撃したあの下りが生きてくるかもしれない。鍵をくれた
(奪った)ギャバンの息子でもある。助けるという動機としてもこじ付けられそうだ。

何よりも巨人族とルフィ達の絆は深い。エピソード序盤ながらも魚人島編を凌ぐほどに異種族に歓迎されている。その子供達であれば十分助けるに値する。

実際にマリージョアとなれば過去最高の難易度が予想される。エニエスロビーのロビン、インペルダウンとマリンフォードのエース、ホールケーキアイランドのサンジ‥これまで高難易度の救出作戦を敢行してきたルフィだが文字通り世界を相手にしなくてはいけないスケール

かつてあのドラゴンでもジニーが聖地マリージョアに攫われた際にうかつに手は出せなかった。やはりマリージョアには何かがある。

ワンピース1143話 内通者モサ公

同族からこぞって嫌われても当然の大罪を犯したロキ王子。ルフィへと鍵を託して大人しく待っているのかと思いきや、あろう事か電伝虫で誰かと会話をしている

『モサ公』と呼ばれる電話の向こうの相手。シルエットすら登場は無く性別も判らない。口調だけをみれば女キャラの様な印象も受ける。
〜〜公
先公、犬公、エテ公、ポリ公など現代日本語ではどちらかと言えば蔑む様な意味合いで使われてきた。

モサ公とロキの電伝虫での密談

ああ、お前も大分ヒマなんだな

ご迷惑でしたか?

いやぁ、こっちもいいヒマ潰しだ
いくらでも時間があるからよ
前に話してた恐怖体験はまだ引きずってんのか?

はい今でも思い出すと震えが止まりません

おれももどかしかったさ
見た事と会った事もねぇけどよ
何の因果かお前とは長ぇこと友達

おれがその現場にいたらお前に代わって
そこら一帯を廃墟にし皆殺しにしてた

そこまでは望んでません

それが甘いっつってんだよモサ公
いいか一度取り逃したバカは再起不能にしねぇと復讐に来るんだ

ありがとうございます
そういう乱暴な言葉の裏に優しさがあると最近気づきました

おい虫唾が走るぜ
極めて心外だ
調子に乗るなよテメェ
やさしさだ!?二度と口にするな

大きな声はおやめください

黙れモサ公
錠が外れたら覚えてろよ

囚われたロキの協力者なる存在の様だ。上下関係としては完全にロキが上。たまにこういったキャラが主人格より強いパターンはあるがモサ公の場合は違うだろう。

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