ワンピース1140話 大技『八十梟師やそたける』ギャバンvsルフィ・ゾロ
今回はワンピース1140話最新情報。神回連発の2025年エルバフ編。休載明けに新たな火種が勃発。元ロジャー海賊団ギャバンとルフィの激突はあっけなく終了。まさかの『まいった』
速報 |
ギア5ルフィとギャバンの交戦。突然のギブアップ?あっさりとロキ解放の鍵を入手。 |
神の騎士団が2名新たに参戦。魔法陣アビス。シェパード家の人物?聖獣麒麟? |
シャムロックはマリージョアへ帰還? |
エルバフの子供が聖地へ誘拐される |
世界政府特有の召喚術。奇妙な魔法陣がまたもや出現。
最近だと王城アウルスト城に出たばかりだ。
団長シャムロックと軍子のコンビで任務遂行にあたっていたが早くも援軍が追加された。
更にはケルベロスに続いて今度は麒麟の化け物?幻獣のオンパレード。麒麟と聞けば役目を終えた感のあるカクが浮かぶがまた別物
まさかのシャムロックとルフィが会わず終い?
◉◉ワンピース1140話 『スコッパー・ギャバン』
話のタイトルはギャバン推しだが物語後半の神の騎士団サイドの描写で殆ど持っていかれた感はある。エピソード突入前はまったく参戦が予想されていなかったにも関わらず巨人族の故郷にマリージョアの実行部隊がごった返してきた。
追加収集された神の騎士団2人。当初の予定では1人追加の3人体制であったがこれで4人となった。ドラゴンのイメージイラストを参考にすると8人〜10人ぐらいの構成だと思われたが読者が追いつかない程のペースで登場
リモシフ家 | キリンガム聖 |
シェパード家 | ソマーズ聖 |
どちらも『聖』がつく男性キャラ。口数が多く個性豊かな2人。世界貴族のイメージが変わる程陽気だ。きちんとキャラは立っている。
『能力』という言葉も飛び出し他の2人の様に能力を使うのは間違いない。今回はモデル名の言及は無かったが片鱗は見えた。聖獣麒麟というのがキリンガム聖の力か?
エルバフに出現する魔法陣について。アウルスト城に続きこれで2回目(4つ目)、城とは別箇所にマーキングされた。1個の魔法陣から2人が登場した。
五芒星(アビス) |
騎士団を自在に呼び寄せる魔法陣。マークの無い一般人は通れない。キリンガムとソマーズは準備もままならぬままに強制召喚された。ソマーズ聖はリラックスムードの服装、キリンガム聖は思いっきり寝ぼけている。面白いのは座っていたソファーまでも転送してしまった事だ。 |
おそらくはエッグヘッドのものと同じ。ルールは定かではないがやはり悪魔の実の能力とは別物の様だ。通行手形となる『マーク』は気になる
シャムロック帰還 |
世界会議以降の聖地マリージョアの混乱を受けて上から帰還指令が下る。特に革命軍の兵糧作戦の影響が大きい様だ。 |
4人集結した神の騎士団だがシャムロックは早くも聖地マリージョアへと帰る流れに。最後にシャムロックは『ゲーム』を提案。
ゲームにしろ
天竜人と言えばゴッドバレーで描かれた胸糞悪い人間狩りゲームを思い出す‥人間を兎に見立てて的にかけた非道なゲーム。今回危ないのは巨人族の子供達だ。
ルフィvsギャバン
元ロジャー海賊団No.3格と四皇麦わらのルフィの勝負
エルバフで思わぬ大物と遭遇してしまったルフィ
呪われた王子解放の為には避けても通れない道
まずはギャバンが鍵(ロキを解放する為の巨大な鍵)を使ってルフィを殴打。ただの鍵もギャバンを持ってすれば強力な武器として使いこなしてしまう。武装色で硬化されカイドウの金棒攻撃にも劣らぬ威力だ。まるでこれが主戦武器かの様なハマり具合。
対するルフィも早速ギア5を披露。エルバフに入って以来ギア5発動のハードルは下がっているがギャバンが只者ではないと察知しての事だろう。
奔放なルフィ。一気に攻勢に転じるがギャバンは全く被弾しない。完全にルフィを見切っている。
次第にイライラがつのるルフィ‥ここまで翻弄されてしまうのは覚醒以来初めての事では?
やるぞゾロ
四皇麦わら海賊団No.1、No.2の共闘は火力抜群。さすがにギャバンが可哀想になる構図だ。本気モードの2人にかかれば大将クラスでも太刀打ち出来るかどうか。
海賊王と右腕のコンビ(ロジャー、レイリー)を思わせる。
そしてギャバンも本気モード。
鍵を使った挨拶代わりの攻撃から、自身の主戦である2本の斧へ。ルフィも斧を具現化して対抗。エルバフの地にマッチした斧という武器ではあるがギャバン戦を見据えて描かれてきたのかもしれない。ちなみに3月に発売のコミックス111巻の表紙でも斧を持ったルフィが描かれている。
八十梟師
やそたける
技名については日本書紀に登場している人物に由来するだろうか?
梟師‥勇猛な統率者
八十梟帥‥日本書紀に記された人物、数多くの勇者
強烈な斬撃が周囲の触れるものを斬り刻む
ギャバンが斧を構えた時点でゾロはその威力を察知して『避けろ』とルフィに指示。(ワノ国のビッグマムの様だ)
やはり山喰らいの異名はダテでは無かった。次々と繰り出される斬撃は飛び交い、ルフィ達を襲っていく。
アウルスト城を壊しかねない威力だ。助言が無ければヤバかったのかもしれない。
2対1で本格的なバトルへ発展‥
と思いきやいきなり2本の斧を手放してしまうギャバン。
『降参』
振り上げた攻撃モーションも行き場を失いずっこけてしまうルフィとゾロであった。敵わぬと悟ったという感じではない。あくまで力を試す様な意味合いが強いだろう。両者とも被弾はほとんどなくダメージも少ない。通過儀礼の様な戦いは予想通り。とはいえ特にゾロに関してはもう少し交戦を見たかった。
なんで交戦を止めたかは不明。『確かに白い姿』とニカを確認する一幕もあったのでこれが目的かもしれない。他には神の騎士団の参戦も考えられる。軍子とシャムロックが降り立った際もアウルスト城に不穏な気配を察知していた。新たな2人の参戦を感じてルフィ達との勝負をお預けにしたのかもしれない。
ゾロ
ふざけんなジジィ
ルフィ
人の命狙っといて冗談で済むわけねぇだろ
ギャバン
目的の鍵はお前達の手にある
この島を出る頃に
エルバフが無事だったら
またおれに会いに来い
度と会わないと捨てゼリフを吐くルフィとゾロ。しかしながら鍵の礼はわすれなかった。鍵の在処はありがとな。
ちなみにルフィとゾロはギャバンがロジャー海賊団のクルーである事や直前にシャンクスと会っていた事は知らない。降参宣言の後にロードが補足をしようとしていたがギャバンがこれを制した。後から知る事にはなるだろうが一旦はこれで終戦。
交戦中もギャバンはルフィを茶化していた。この辺りはロキと同じ展開。麦わら帽子の意味と重要性を知っているからこその煽り。
ルフィに本気を出させようと挑戦的だ。本気を出されても渡り合える自信があっての事だろう。
ギャバン
カブトより似合うんじゃねぇか?
預かる?くれなかったのか?
ケチな男だ
ルフィ
そりゃシャンクスけら預かってる宝物だからな
バーカ!!そういう意味じゃねぇよ
何も知らないでシャンクスをケチとか言うな
この挑発を受けて攻撃が雑になった感は否めないがルフィの波状攻撃をギャバンは難なくいなしていた
ルフィ達との別れ際にシャンクスとの一幕を思い出すギャバン。少し前にシャンクスがエルバフに立ち寄った際にルフィの事を聞かされていたみたいだ。
ギャバン
おいシャンクス
おれが簡単にそいつを信用すると思うか?
シャンクス
ははは確かに
あんたの好きにしていいよ
ギャバンさん
やはりルフィはエルバフにとって不可欠。そしてやるべき事がある。おそらくシャンクスが託したのはロキの解放ではないか。ハーレイにもヒントがあったがロキとルフィは共闘する必要がある。
そして『エルバフが無事だったら』という文言も気になる。解放の鍵をルフィと渡してしまったからにはルフィの事を認めてはいるのだろう。しかしそれでもロキが放たれればエルバフ全土に大きな被害が及ぶのは避けれない様だ。まだまだルフィ達との絡みをみたいところではあるがギャバンの口ぶりだと事が終わるまでは会わない様な展開なのだろう。伝説はあくまでアシストに徹する。ここら辺のスタンスはレイリーと同じか。
いずれにそ由緒あるエルバフの王城は3人が暴れ回ったせいで壊れてしまった。王が不在の今は問題ではないが他の巨人族達との遺恨にも発展しかねない。ロキを逃してしまいそうな流れもありこの後は歓迎ムードから一転‥巨人族を敵に回す事も覚悟しなくてはならない。
◉◉ワンピース1140話 速報と考察◉◉
元ロジャー海賊団のスコッパー・ギャバン
神の騎士団のシャムロックと軍子
エルバフの巨人族達以外の参戦もありかなり面白くなってきた。
それでも最重要人物がロキである事に変わりはない。
アウルスト城 |
ルフィ、ナミ、ゾロ、ロード、門番、ギャバン |
神の騎士団侵入後の城内にやって来たルフィ達、元ロジャー海賊団でエルバフに縁あるギャバンと出会う。ロキ解放の鍵を巡ってルフィとギャバンが激突? |
宝樹アダム ツアー |
フランキー、リプリー |
宝樹アダム、壁画を探索中 |
冥界 |
ロキ |
囚われのロキ。現在はルフィへと解放の鍵を託している。神の騎士団にこっぴどくやられ重症。内通者モサ公の存在も機になる。 |
セイウチの学校 |
子供達、コロン |
アンジェの授業を受ける子供達、更には学校に通っていないコロンも近くにいる。新生エルバフの教えが浸透した子供達にシャムロックと軍子の影が近づく |
フクロウの図書館 |
サウロ、ロビン、チョッパー |
ハーレイ(神典)より歴史を探索中。ロビンの考古学が加わり一気に歴史の核心へと迫る |
西の村 |
ウソップ、サンジ、ブルック、ジンベエ、巨人族達 |
宴会は続く。すっかり打ち解けた一味と巨人族。神の騎士団ら外敵の侵入に気づくはずもなく‥ |
神の騎士団 |
シャムロック、軍子 |
ロキの勧誘を諦め狙いはエルバフの子供達へ。新たにもう1人の仲間達も招集。 |
宴会ムードで盛り上がる中で水面下で事態は悪化していく。ロキの解放で好転するかといえば微妙な展開ではあるがイベント進展の為には不可欠。ルフィはギャバンから鍵を奪いロキの元へ向かう必要がある。
子供達を狙い、援軍を呼び寄せようと企む神の騎士団。両局どちらが早いか。時間の勝負でもある。
この他にもエッグヘッドから同行してきたベガパンク(リリス)とボニーはエルバフでの居住権獲得の為に別行動をとっている。エルバフに滞在しステラのクローン復活とくまの復活を目指す。
エルバフの島の特性 |
エルバフ島ウォーランド王国 |
予想に反して世間の通称エルバフは新世界にある島の名前を指す。戦士の国の名はウォーランド王国。スペルはELBAPH |
世界樹=宝樹アダム |
エルバフに聳え立つ大樹。サニー号の基礎にもなっている宝樹アダムであると判明。アダムはエルバフそのもので各地に点在している同類と比べて最大、最高齢になる。 |
エルバフの三階層 |
高さ軸で上から天界、陽界、冥界に分類される。居住区は主に陽界。囚人などは冥界に収容されている。 |
セイウチの学校 |
サウロがハラルド王に頼まれて開校したエルバフ最大の学校。他にもリプリー、アンジェなどが教鞭を振るう。 |
フクロウの図書館 |
元からある巨人族用の巨大な本に加えてサウロ達がオハラから持ち帰った文献が集められている。イクイクの実を食べたフクロウ『ビブロ』によって人間サイズの本が巨大化する不思議な図書館 |
完璧な気候 |
島雲、海雲、シャボン、虹、ホバーとご当地の要素がエルバフでは共存している。ベガパンクに完璧な気候と言わしめる程。 |
霧舟 |
エルバフ内を移動する巨大船。巨人族専用の為サニー号をそのまま運べる程のサイズ感。島雲を浮力として空を飛ぶ。 |
世界政府非加盟国 |
ワノ国などと同じくエルバフは世界政府非加盟。強国故に加入する必要が無かったと思われる。実際に世界情勢には疎い。 |
アウルスト城 |
ウォーランドの王城。現在は誰も住んでいないが神の騎士団の侵入を許した。ハラルド王殺害の現場でもある。 |
主要キャラ |
ハラルド |
前国王。国民からの支持も厚く理想の王とされてきた。暴力的な戦士の国から積極的な外交を目指す改革を敢行していた。古代巨人族の血を引く。14年前に息子のロキによって殺された |
ロキ |
正統な王子。エルバフの恥と称され国中から嫌われている。6年前にシャンクスに捕らえられ冥界に収容されている。王家に伝わる伝説の悪魔の実を食べた。世界政府特別懸賞金26億ベリー |
ハイルディン |
他国の巨人族を母に持つ。ハラルド王の息子なので一応は王子の家系。巨人族統一を掲げる。新巨兵海賊団の船長でルフィの傘下でもある |
ヤルル |
巨人族の英雄、世界最高齢の408歳、山ひげのヤルルの異名を持つ。リンリンの過去編にも登場。相方の滝ひげのヨルルは冬至祭の一件で死亡した。アウルスト城で起こったハラルド王殺害の件では事件を止めようとしたが力及ばずに剣が頭に突き刺さる事態へ |
ギャバン |
元ロジャー海賊団のクルー。レイリーと共に海賊王の両翼として活躍した。20年以上前からエルバフに住んでおり『ヤーさん』の愛称で親しまれている。巨人族のリプリーと結婚してコロンを授かった(異種族結婚) |
リプリー |
セイウチの学校の生物教師、最後の戦士世代。ギャバンとは内縁関係にあたる。 |
コロン |
シャンクスに憧れる巨人族と人間のハーフ。学校には通っておらずハラルド王の教えには反して古きエルバフのスタイルに準ずる |
サウロ |
オハラ事件後奇跡的に生還しエルバフでひっそりと暮らしていた。ロビンと感動の再会を果たす。オハラの影響か歴史的知識に長けている |
アンジェ |
フクロウの図書館秘書、サウロの助手を務める。リプリーと同世代 |
ゲルズ |
美形の女巨人族。新巨兵海賊団の船医。人間族が好きでルフィ達に対しても手厚く歓迎してくれた |
ゴールドバーグ |
新巨兵海賊団の船大工。でしゅよ口調が特徴。 |
ロード |
新巨兵海賊団航海士。太陽神を名乗り開幕よりルフィ達を苦しめた。ナミの奴隷へと昇格?した。少し歪んだ性格でオタクと馬鹿にされるが船長ハイルディンへの想いはアツイ |
神の騎士団 |
団長シャムロック(ケルベロスを司る)、団員軍子(アロアロの実)が魔法陣よりエルバフへと参戦。狙いはエルバフを世界政府の支配下におくこととロキの騎士団勧誘 |
ロジャー海賊団解散後
伝説の海賊団ロジャー海賊団が解散したのは24年前の事。偉大なる航路制覇を成し遂げ世間からは海賊王と呼ばれる存在になった。ロジャーは自首しローグタウンで処刑される。これを機に大海賊時代が幕開け。ロジャーの遺したとされる『ひとつなぎの大秘宝』を目指して海へ出る者が続出した。
ここからロジャー海賊団のクルー達は各々別の人生を辿る。バギーやシャンクスの様に海賊になる者もいればレイリーの様に隠居して別の職を営む者もいる。
オイモとカーシーによればギャバンは20年以上もエルバフに住んでいるとされる。ロジャー処刑後の直後すぐにエルバフへと渡ったのではないか?
更には事なくしてコロンを授かったと思われる。コロンは現在20歳。
ちなみにコロンは父ギャバンの事を昔海賊だったと話していた。海賊の肩書きはエルバフに移住した時点で捨てたと考えて良い。
ロキ>ギャバン
ギャバンは人間でありながらもエルバフに定住している。ともなればロキの騒動にも出会しているはずだ。
ロキの目に余る暴挙に加えて、王であり父のハラルド殺害。その後海でシャンクスが捕らえたとの情報はあるがギャバンは何もしなかったのか?
エルバフ国内で起きた騒動ならば手を貸すのが自然な流れだ。
そうなると単純な図式でギャバンをもってしてもロキを捕らえる事は出来なかったと推測される。
ルフィ達がロキの鍵を探しにきた際には解放する事のリスクをこれでもかと言い聞かせていた。
ルフィは安易に考えていたがギャバンはその危険性を訴えていた。ギャバンもロキも現在の実力は測りづらいがもしかすると読者の予想を大きく超えてくるかもしれない。
ルフィvsギャバン
海賊王の元船員と四皇ルフィ
面白い構図が浮上した。
レイリーの様に全面的に支援してくれるのかと思いきやまるで実力を試すかの様にギャバンの方から挑発した。
エルバフ編の行先を左右してしまう程のロキを解放する鍵。ここでルフィ達が入手しなくては始まらないのだが思いもよらぬ大物が立ちはだかった。
ダグラス・バレットと戦ったスタンピードの再来か。伝説へと挑むルフィは見ものだ。とはいえさすがにギャバンがラスボスというわけにはいかない。軽く交戦程度でお預けとなりそうだ。
果たして『俺たちは早かった』と判断したロジャー海賊団のクルーがルフィのニカの能力を見てどんな反応をするやら。どうしてもギャバンは敵とは思えない。交戦したとしても最終的には大きくアシストしてくれるのでは?
前評判の高いギャバンではあるがやはりニカを覚醒したルフィから鍵を守れるかは微妙なところ。純粋にルフィに軍配があがりそう。
6年間
宝樹アダムという大樹に海楼石の鎖で拘束されているロキ。どうやら6年もの間捕まっている様だ。
誰も捕まる事は望まねぇし
多分に漏れずおれもそうだ
願わくば解放を望む
6年もここにいるんだぜ
事前に他の巨人族より明かされた内容によれば一度脱走を試みた様子。
悪の限りを尽くすそいつは数年前から磔の刑にされてたんだが‥
あわや逃げ出しそうになり戦士達が総出で取り抑えてたんだ
エルバフの戦士達によって再び拘束されて今に至る。拘束に至った決定的な事件は父であるハラルド王を殺した事だろう。
シャンクスとロキの接触は『6年前』シャンクスが四皇に台頭した時期とも重なる
ワンピース史における6年前の出来事
秘密犯罪会社バロックワークスの設立(クロコダイルとロビン) |
アイスバーグが市長へ |
アイスバーグかプルトンの設計図をフランキーへ託す(後に燃やされる) |
シャンクスの四皇台頭 |
くまの一人革命 |
ナミとカリーナがトレージャー海賊団の宝を盗む |
あまりエルバフに関与するものは無さそうだ。ロキを止めた事がシャンクスの評価と株を上げて四皇へと至ったのかもしれない。
ロキはハラルド王殺害後にも海で暴れていたがシャンクスによって捕えられエルバフに還された。その後は拘束されていたが一度逃げ出している。
エルバフという戦力
古代兵器の存在が世に明るみとなってしまったが、それでも白兵戦における巨人族達の戦闘力は偉大である。
かつては四皇ビッグマムがその戦力を手に入れ様と企てていたが世界を統べる上ではかなりの近見と言える。
とはいえ実際に取り入るのは難しいのが現状。王族に縁談を持ちかけたビッグマムはかなり賢い。普通に考えれば下につくとは考えにくい猛者達だ。
それを世界政府は半ば強引に奪いに来た。
ここ最近で起きたエッグヘッド事件、ニカの覚醒、8カ国革命(革命軍)、クロスギルドの台頭。他にも赤髪海賊団、黒ひげ海賊団の動きも活発だ。
セラフィムなどの対抗勢力もあるがやはり盤石では無い。より確固たる政治、支配を行う為にもエルバフの戦力を手に入れる意味は大きい。
伝説の悪魔の実
ロキはいかなる能力を使うのか
万が一の場合どれほどの被害か‥
ルフィに対して警鐘を鳴らすギャバン。ギャバンを持ってしてもロキという巨大な力は制御出来ない様だ。6年前のシャンクスまでギャバンはおろか他の誰もロキに敵わなかったのだろう
そもそも巨人族として身体の大きさや腕力は他の種族を軽く凌ぐ、古代巨人族の血を引くとあればその最たるものだ。何よりも今だにヴェールに包まれている伝説の悪魔の実が気になる。王家に伝わる秘宝をロキは食し、その能力を使いこなしていると伺える。
ロキを止める上ではこの能力を破る必要があるわけだ。
ロキに負けじと伝説と名高い能力を使いこなすのはルフィ。ワノ国の様な動物系幻獣種同士の空想バトルが勃発するか。
ギャバン初登場
ギャバンの初登場を辿ると実に今から28年も前の事になる。
1997年12月2日発売号ジャンプ掲載
ワンピース19話(コミックスでは3巻)
これがスコッパー・ギャバンの初登場となる。
名前が判明するのはここからずっと後の事になるがこの時からある程度キャラ設定は固まっていた様だ。
2本の斧を振り回して戦うスタイル。
以後はコマ単位で何度か原作や映画付録本に登場し1139話でメイン登場となった。
ラスボス候補?
ちゃんとエルバフに辿り着けているかも心配であったがルフィ達が誘い込まれた地がエルバフだと判明した。
これにて改めてエッグヘッド編の次エピソードがエルバフ編だと言える。そしてエピソードが変われば明確にボスキャラの存在があるのがこれまでの通例
ルフィ達が戦ったボスキャラ達 | |
魚人島 | ホーディ |
パンクハザード | シーザー |
ドレスローザ | ドフラミンゴ |
ゾウ | ジャック |
WCI | カタクリ |
ワノ国 | カイドウ |
エッグヘッド | サターン聖 |
ビッグマムの様に跨っている場合もあるが基本的には1エピソードに1人はボス格が用意されている。
谷間のエピソードであるゾウ編にも三大災害ジャックが立ちはだかった。
エルバフ編も最後のロードポーネグリフへのヒントを探す(火ノ傷)短めのエピソードなんて事前予想が多いがハッキリとボス格がいた方が説得力が増す。
そんな中で如何にもと登場したのが『ロキ王子』
風格や悪キャラぶり、同族からも疎まれるような行いはボスキャラにピッタリ。
何処か魚人島のホーディにも似た様な展開を予想させる。
ただホーディと別格なのは戦闘力だろう。
戦いのプロ集団とも言えるエルバフの戦士が総出で取り押さえないといけないほどの圧倒的な個の力を持つ。
サイズアドバンテージを無くしてしまう程の自由度の高いニカの能力を持ってしても苦戦を強いられるのではないか?
ロキがボスキャラだとすると今までと比べてかなり早い段階での登場となる
ワンピース1140話 ギャバンの年齢と旧友問題
『互いに死んだと思っていた旧友』
シャンクスが開幕前に投げかけた問題だ。シャンクスがエルバフ滞在時に再会を果たしておりその人物は今尚エルバフにいる可能性が高い。
サウロなんかもその候補の1人。最近までは生存すら危ぶまれ、オハラ事件のその後もひっそりとエルバフで暮らしていた事が判明した。
世間的には死亡となっており、サウロ本人も外へ出る事はせずに目立つ行動を控えていた事からも十分に可能性はあるだろう。
今のところサウロの口から赤髪に関する情報は無いが、6年前にロキを捕まえた一件でシャンクスがエルバフに寄っていたとすればそこでバッティングしていてもおかしくはないのだが‥やはり決定打には欠ける。
そんな中で今度はロジャー海賊団の船員が登場した。
シャンクスは物心つく頃にはロジャー海賊団に拾われており、偉大なる航路制覇から海賊団解散までロジャー海賊団に見習いとして在籍していた。
当然、海賊団のNo.3格スコッパー・ギャバンとも繋がりはある。海賊団解散後に行方知らずとなったギャバンを死んだと思っていたとしても不思議では無いが逆は当て嵌まらない。
いくら世界情勢に疎いエルバフ国内でもシャンクス関連となれば別、当然その活躍はギャバンの耳に入っていないとおかしな気がする。
また『旧友』とう表現も気になる。
ギャバンはレイリーに近い高齢。当時見習いだったシャンクスが同格の様に旧友と言うのも少し引っかかる。
ワンピース1140話 ギャバンが火ノ傷の男?
火の傷→火傷(やけど)
ストレートに解釈するのならこうなる。火傷となれば服で隠れる部位よりも顔の様に目立つ部分に負っている方がキャラの特性となり得る。
よって、顔に目立つ程の火傷の痕があるキャラが最後のロードポーネグリフのヒントを握るというのが大方の予想だ。そして最終章という点とラフテルからの逆算を考慮すればその男はエルバフにいる可能性が高いだろう。
【サウロ】
やはり筆頭候補はハグワール・D・サウロ。火の傷というワードが最初に出たのはワノ国出港前。オハラ事件の後述談が明らかになる前だ。その頃から火傷というワードでサウロを連想する声が多かった。
バスターコールの戦火を浴びて、クザンに氷漬けにされ瀕死の重症だったが運良く海に落ちて氷が溶け一命を取り留めた。本人も自分の傷を酷い火傷と称している。
【ギャバン】
突如現れた伝説の海賊団の一員。元から構想にあったのだろうか?予想には挙がっていたものの衝撃的な登場となった。レイリーと同じく偉大なる航路の最終地点へと辿り着き『ひとつなぎの大秘宝』が何かを知っている。ロジャーが出した『早すぎる』という答えに対して的確なタイミングと必要な要素も知り得ているはずだ。
むしろギャバンが火の傷でなければ何故エルバフで登場したのかさえ疑問に思ってしまう。
【双子岬】
グランドラインの入り口にクロッカス
【シャボンディ諸島】
新世界の入り口にレイリー
【エルバフ】
ラフテルも近づいたゴール間際にギャバン
ロジャー海賊団のクルー達はルフィの冒険のターニングポイントにおいて会うべくして会っている
ギャバンの顔には傷痕の様なものが左右にあるがしっかりとは判別できない。おでんの回想編やゴッドバレー事件でのコマではまだ傷が無い様に見える。
以下はクザンが黒ひげ海賊団に加入する前に酒を酌み交わしていた時の会話。特にヒントとなりそうなのはラフィットの部分だが、これがギャバンに当て嵌まるかどうか。
黒ひげ海賊団とクザンの会話 |
世界にゃ大切な赤い4つの歴史の本文があってよ その内2つはカイドウとビッグマムが持ってるらしいんだが…(バージェス) |
あと2つ見つからねぇのよ。その内の1つはヒノキズのら男が持ってると言われている(ティーチ) |
その男は真っ黒い船にのり近づくと巨大な渦で敵船を飲み込んだとか…能力者かもしれません(ラフィット) |
おれは政府の人間と踏んでるがな 実際世界政府は闇が深い。石1つ持っておけば海賊達がひとつなぎの大秘宝に辿り着けない(シリュウ) |
巨大な渦で敵船を呑み込むという触れ込み。もしギャバンが火の傷ならばロジャー海賊団ではバギーに次ぐ能力者判明となる。