今回はワンピース考察。インペルダウンでのイワンコフが放ったセリフを機に長らく語られている有名な説。クロコダイルの元女説の進展についてお話しします。最終章の情勢に大きく関わる事があるとは思えませんので本誌以外の情報から探っていきたいところ。
クロコダイルについて
初登場は偉大なる航路前半アラバスタ編にて。
ワンピース作品でも最初の山場となった長編。まだ駆け出しでありながら東の海で頭角を現したルフィの前にラスボスとして立ちはだかりました。
懸賞金 | 8000万ベリー |
能力 | 自然系 スナスナの実 |
所属 | 王下七武海 |
異名 | 砂漠の王 |
懸賞金額に大きな差があるボスキャラとの勝負は今ではお馴染みですが当時の3000万vs8000万はかなりハラハラとさせられました。
このアラバスタでの戦いでルフィに敗北後は七武海を失脚。インペルダウンへ投獄されました。
そこからまさかの再登場。インペルダウンレベル6に収容されていたところをエースの救出に向かいたいルフィによって解放されました。
ここからマリンフォードの頂上決戦に参戦。一度は地に落ちたクロコダイルですが見事に復活を遂げました。
二度目の新世界
一度は白ひげ相手に格付けされクロコダイル。
時代の変わり目に立ち会い再び新世界へと踏み込む事を決意。かつてバロックワークスを支えたMr.1ダス・ボーネスを携えて再起をはかります。
王下七武海制度撤廃が世界会議で議決された事をきっかけに新組織結成に至ります。
鷹の目のミホーク、千両道化のバギーと共にクロスギルドを結成
バギーズデリバリーを基盤として海軍と真っ向から立ち向かう危険組織。革命軍にも近いムーブで世界情勢に変革をもたらしました。
懸賞金 | 19億6500万ベリー |
所属 | クロスギルド |
四皇にも位置付けられたバギーを隠れ蓑にミホークと世界を狙います。
弱み
誇り高く何人にも屈しないオーラを放つクロコダイル。ある種のカリスマ性に惹きつけられた読者も少なくないでしょう。アラバスタでの絶対強者感は最高でした。
しかし失脚後の再登場ともあってそういったイメージは少し薄れてしまいました。
特に話題となったのがクロコダイルの『弱み』
アラバスタを乗っ取る以前の事ではありますがイワンコフに弱みを握られてしまいました。完全に制限されていましたので余程の事実‥
これが『元女説』へと繋がりました。
ホルホルの実のホルモン人間という異質な能力を食べたイワンコフ。オカマ王の異名そのままに本来ならば生物学的に超えられない壁を超えてしまいます。
クロコダイルが元女だとしたら弱みとしては十分。世間に広まれば屈辱的でしょう。
本誌でこの『弱み』の伏線が提起されてから約15年
イワンコフは革命軍として、クロコダイルはクロスギルドとしてそれぞれが別組織で顔役となっています。新世界の海でも登場はしているのですがまだ回収はされず。
約束を反故する事なく今尚秘密にしているあたりはイワンコフの人間性でしょうか?もしくはいざと言う時の切り札。
今のところ気配はありませんが混沌としている最終章ならば
クロスギルドvs革命軍の図式も十分にあり得ます。
敵の幹部格。それもトップ3のうちの1人を弱みで縛れるってのはアドバンテージが大きいですね。
覇気問題
一度新世界に辿り着いたにも関わらず白ひげに負けて後退。しかしながらアラバスタ時点でももう少し実力があっても良かったのでは?と疑問の声が。
その一員が覇気の要素です。当時はまだ覇気が確立しておらずその存在自体も曖昧でした。
どうしても後から登場した要素は不都合は起きてしまいますが『クロコダイルはルフィ相手に覇気を使わなかったのか?』と突っ込みたくもなります。
また自然系でありながらも水分を含んだルフィが実体を捉えていた事に対して驚く様子もあり、覇気自体を知らないのはおかしいとの声もありました。
結論ですがクロコダイルの覇気習得時期は今後も言及される事は無いでしょう。
しかしながら覇気を使える旨はビブルカードにて確定しました。
『武装色の覇気』
『見聞色の覇気』
が追加されています。
キノコ狩り
ビブルカードの中で話題を呼んだのが
趣味『キノコ狩り』
ビブルカードは公式のデータブックですので作者の尾田先生もデータを把握しています。そんな中での匂わせ振りなキノコ狩り‥つまりそういうこと?
完全に遊んでいますよね。当然これだけ考察が飛び交ってますからクロコダイル女説についても耳に入っているはず。
やはり尾田先生の掌の上で踊らされている。
実写版ドラマでのフライング?
同時期に判明したのがドラマのキャスティング
第一弾が好評で世界中でヒットしたNetflix実写版ドラマ
制作中の第二弾では東の海の冒険からいよいよ偉大なる航路へ
そこで描かれるのがアラバスタ編。一部が宣伝公開されていますがその中でクロコダイルの過去編とも思われるシーンがありました。驚くのはその姿が女性である事。
原作のクロコダイルの生い立ちを反映したものなのでしょうか?