戦いに明け暮れるエルバフの戦士達。時代は変わり勉学にも力を入れた教育態勢が。前国王ハラルドが目指す新生エルバフのキーポイントはサウロが教鞭をふる学校
『セイウチの学校』サウロが学校を開校
エルバフの子供達を教育する学校
その名も『セイウチの学校』
戦士養成、エルバフの戦士予備軍、いずれは海へ出て荒くれ者と戦う事を目指して‥そんな世間のエルバフへのイメージに反してセイウチの学校では戦いを悪として外交に重きをおく教え。
これは前国王ハラルドの意向。
20年前にハラルド王の頼みでサウロが開校した様だ。エルバフで最も大きな学校とされるセイウチの学校。サウロの他にも生物教師リプリーなどが教鞭をふるう。徐々に国王の教えは浸透していき子供達は暴力的な言動を控える様になった。体力よりも学を伸ばす方針は成功と言えるだろうか?エルバフに学校という概念があるのも驚き。全員が戦闘狂の戦士かと思いきや文化は人間族とも似ている部分が多い。(そういえばワノ国にも寺子屋の様な学校の要素があった)
樹木に寄り添う様に形成されセイウチのエンブレムが目を引く。
国王自ら頼み込むあたりはサウロがいかに信頼されているかが伺える。
サウロはかつて海軍に属しており中将の地まで昇り詰めた。任務で各地を旅し情勢にも詳しいだろう。今やお尋ね者ではあるが人間海兵との交友も広かったはず。極めつけは世界政府の闇を見て、オハラ事件を体験していること。子供達をより正しく導くにはピッタリな人材だろう。
もともとある程度の学はあっただろうし、オハラの意志を継ぐ使命もあって必死に学んだのだろう。世界を見渡しても類を見ないほどの考古学のレベルを誇るオハラ、独学では限界があるがそこに絡んだのはDr.ベガパンク(クローン)だ。
セイウチの学校開講と同じ年にベガパンクがエルバフを訪れている。リリスの口ぶりだと滞在は数ヶ月。その間にサウロは学ぶべき指針を得たのだろう。電伝虫もある事だしその後もベガパンクに教えを乞うていたかもしれない。