3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピース1131話最新ネタバレ情報 ロキ王子の懸賞金は26億!!遂にサウロの名前も

今回はワンピース1131話最新情報。前回は丁度キリが良い話数という事もあり興味深い進展があった。これまで温められてきたエルバフの王子『ロキ』について更に深掘り。最終章の冒険を進めていく上でクリアしなくてはいけない重要キャラ。麦わらのルフィと遭遇でどの様な科学反応が起こるやら。

1131話速報
ロキは海楼石の鎖で拘束されている(伝説の悪魔の実封印)
ロキはシャンクスを知っており、シャンクスを罵ってルフィを煽る
ロキはルフィに自身を解放する代わりに力を貸すと持ち掛ける
ロキの懸賞金が判明26億ベリー
ロビンがヘアチェンジ、オハラ編のスタイルへ
巨人達からサウロの名前が

1日にはビブルカードとコミックスも発売。世界会議編や世界情勢を挟みながら68話を要した未来島エッグヘッド編も佳境

エルバフ編 現在5話消化中
1126話 落とし前
1127話 謎の国の冒険
1128話 RPG
1129話 生き人形
1130話 呪いの王子
1130話の進展
ルフィ達がブロックの世界を脱した先はエルバフであった
エルバフへの不法入国は逮捕となる
ゴールドバーグ、ゲルズが登場。ハイルディンの仲間達新巨兵海賊団
ドリー、ブロギーの懸賞金が更新。18億査定
ロキ王子が登場。巨人族の恥、呪われた王子と汚名を持つ。磔の刑務で捕えられている。
ルフィとロキが対面。ロキも自身のことを太陽の神だと語っている。

◉◉1131話 冥界のロキ◉◉

囚われの王子とルフィのやり取りは意外な方向へと向かっていく。やはりエルバフの最重要キャラはこの王子の様だ。シャンクスにサウロ‥‥読者が喜ぶキャラの名前も。
休載明けもかなり充実した内容だ。

ルフィが脱獄の鍵

まるでインペルダウンで見た構図
俺をここから出してくれのパターン

クロコダイルを解き放つのとはワケが違う。この男を解き放てば大戦犯、大罪扱い。エッグヘッドまでの歓迎ムードが一変する。

冒頭から興奮しっぱなしのルフィはマシンガントークでロキの呼びかけにも気づかない。

やったーー
やっぱりエルバフなんだなここ
おれ達ずっと来たかったんだ
本当にでけぇな何もかも
戦争に明け暮れた!?
世界最強の国!?
そうなのか?
ドリーとブロギーのおっさん達の船であんな数の巨人族初めて見たんだ
とんでもねぇ迫力だったら
そらー最強だよな

これにブチ切れたロキ
オイ
呼んだんだよおれが
おれはこの国に言い伝えられてきた太陽の神だぞ
許可なく口を開くな人間族
答えろ
この状況をどう思う

ロキが拘束されたのは6年前。縛られているのはウォーランドそのものである宝樹アダムであった。鎖は海楼石仕様で身動きが出来ない。ロキはルフィに取り引きを持ちかける。

そこでお前に頼みたいんだが
取り引きをしないかルフィ
お前海賊なんだな?
おれのこの鎖の錠を解いてくれた暁にはお前の潰して欲しい海賊団を一つ跡形もなく消してやるよどうだ?
おれは無理にとは言わねぇんだけどよ

如何にも海賊が喜びそうな内容。ロキの場合は四皇海賊団ですら標的にしてしまうから恐ろしい。

破格の懸賞金26億ベリー

前回1130話では100年ぶりに復活した巨兵海賊団の船長ドリーとブロギーに対して18億の懸賞金がかけられたと判明した。

2人合わせてではなく、各々の船長に18億と考えるとかなりの高額。しかしながらこれが前フリかの様に同じ巨人族のロキに対して『26億』の懸賞金額がかけられていると判明した。

基本的に懸賞金は掠奪行為を行う海賊に対して世界政府がかけるもの。海賊団を徒党して海を暴れ回る巨兵海賊団は元よりエルバフにいるロキに対して設定されているということは外海で悪事をはたらいた経歴があるという事だ。

ロキ 懸賞金
かなりインフレしてきた懸賞金界隈ではあるがルフィの30億には至らない。

ランキング的には12位

ルフィ、キッド、ロー達が30億
クロコダイルが19億6500万

ロキはその間に入る。

    最新懸賞金ランキング
1 ロジャー 55億6480万
2 白ひげ 50億4600万
3 カイドウ 46億1110万
4 ビッグマム 43億8800万
5 シャンクス 40億4890万
6 ティーチ 39億9600万
7 ミホーク 35億9000万
8 バギー 31億8900万
9 ルフィ 30億
9 ロー 30億
9 キッド 30億
12 ロキ 26億
13 クロコダイル 19億6500万
14 ドリー 18億
14 ブロギー 18億

このタイミングで懸賞金が判明した事にも驚きであるが世界を滅ぼす力を持つ男への評価としては少し過小評価な気もする。
とはいえ同じく伝説とされた悪魔の実の能力者ルフィが30億。それに近いと言えば納得だろうか。

ハイルディンとスタンセン登場

新巨兵海賊団で判明している5人のうち残り2人が登場

『船長 ハイルディン』
『船大工 スタンセン』

命の恩人でもある麦わらの一味の為に大きな獲物『ヘラジカ』を仕留めた様子。ヘラジカの肉は絶品。ルフィ達が喜ぶ姿が目に浮かぶ。

2人を持ってしても運ぶのに持て余す大物。豪快な歌と共にかついで運ぶ。
ハイルディンに至ってはエッグヘッドへ行きたがっていたがエルバフへ残った経緯がある。早く会いたい事だろう。

ロビンのロング見納め

まさかこんなシーンが見れる時が訪れようとは‥
ベガパンクによって生存が仄めかされたハグワール・D・サウロ
エルバフ編の必須消化イベントに向けてロビンがスタンバイ。
トレードマークでもあった長くて艶のある黒髪をバッサリ。まるであの頃の様に‥ロビンファンかどうか関わらず2年前の髪型の方が好評だったんじゃないかな?

新世界はロングのオールバック、少しウェーブがかった髪型が定番であったが、幼少期に近いミディアムヘアへとチェンジ。戻したという表現が正しいだろうか。
サウロに気づいて貰いたいという健気さがなんともグッと来る。

ロビン ミディアムカット

サウロと会うのは8歳の時以来。実に22年ぶり。
最近までは死んだと思っていただけに喜びも大きいだろう。
これまでの積もる話はもちろん、やっと出来た仲間達を紹介出来るのも嬉しい。

ちなみにロビンの髪をカットしたのはブルック。女性の髪を切ったのは初めての様で相当緊張した様だ。

オイモとカーシーもエニエスロビー、ウォーターセブンで見た姿にピンと来た模様。ボニー、フランキー、ジンベエにも好評だ。

ばっちりよ!ありがとうブルック♡

ロビン自身もかなりしっくり来ているみたい。かなり若返った。

ちなみに巨兵海賊団の船はまだエルバフ近海で到着はしていない。一行は世界樹を眼前に捉える位置まで近づいている。島に着いたら即乾杯だと故郷を前に興奮する巨人族達。ようやく麦わらの一味全員がエルバフに上陸出来そう。

サウロが倒れる?

再会の期待が一気に高まる中でまさかの出来事。
すんなり素直に会わせるパターンは実らないのか?

大変だ
サウロ先生が倒れて動かない

エルバフを駆け巡る訃報。最悪の事態も覚悟しなくてはいけないのか?倒れたのはおそらくつい先刻。もともと病気を患っていたり、弱っていたりしたわけではなく予期せず倒れた様だ。

シルエットは無かったが名前が出てきた事で読者としたも期待を膨らませた矢先の出来事‥

残り6話?掲載スケジュール

1130話掲載後。来週からは2週間連続のブレイクを挟む。エルバフ編冒頭と言う事で良いペースの掲載だったが少し間が空く。1131話の掲載予定は11月11日(月)名目は作者(尾田先生)取材の為とされている

2024年秋以降の連載スケジュール
予定 話数
10月21日 1130
10月28日 休載
11月4日 休載
11月11日 1131
11月18日 1132
11月25日 1133
12月2日 休載
12月09日 1134
12月16日 1135
12月23日 1136

2024年トータルで見ると今年は34話掲載となりそう

残すところあと6話程度。
とはいえエルバフ編は早くも興味深いワードが多く登場している、加えていきなりカットインする世界情勢も考えればまだまだ盛り上がるポイントは多そうだ

1ヶ月近いブレイクがあったが体感の休載回数を考えるとそこまで悪いペースにも思えない。収拾がつかなくなりそうなエッグヘッド編の終盤を綺麗に終えれた事と、新たなエピソードであるエルバフ編へ突入した事で読者の満足度は高いはず。

ここで新作映画の発表があれば文句無しだったが贅沢は言えない。

ルフィの懸賞金について

ワノ国終了後に一気に躍進したルフィ

懸賞金→30億
称号→四皇

東の海からスタートした注目のルーキーは遂に来るところまで来た。
倒すところが想像出来ない程に無敵の強さを誇る前四皇カイドウに最後は力で押し切り勝利。

サシならばルフィを置いて他の誰も敵わなかったかもしれない。それほどニカ覚醒後のルフィは際立っていた。

未来島エッグヘッドでもその勢いは止まる事を知らず。
2年前には苦戦したロブ・ルッチ、黄猿を押し切り事実上の勝利。得体の知れない難敵五老星にも臆する事なく渡り合って見せた。
時折危なっかしい場面はあるものの総じて今のルフィは盤石。

読者としてもある程度安心して見ていられるし四皇の風格も漂って来た。

正直、懸賞金についても頭打ちであり、更なる四皇の陥落で勢力図が変わらなければ大幅なアップは望めない。
30億で満足している読者も多いだろうしあまり懸賞金アップイベントも楽しめない人もいるだろう。

エッグヘッド事件後も懸賞金アップイベントへの期待度は薄かった。

それでもルフィが世界政府に与えた影響は大きい。

・世界の権威である五老星に対する実害
・ベガパンク抹殺任務の妨害
・海軍大将黄猿、ロブルッチに事実上の勝利
・伝説の鉄の巨人エメトの復活のトリガー
・ボニー、くまの脱出の手助け

もちろんベガパンクのメッセージによって世界中へ禁忌が暴露された事が最も大きいが、これもルフィさえいなければ途中で阻まれていた可能性が高い。

また、今回の騒動の事実はねじ曲げられ多くの責任はルフィへと転嫁される。
これはいつものパターン。政府や海軍の策略に加えてモルガンズの手も加わればルフィは更に重罪人へと仕立てあげられる。

・エッグヘッド研究施設の破壊
・ベガパンクの抹殺

これが世間的なルフィの罪。
今更慌てふためく程ではないが世間に対しても懸賞金アップの方が啓発に繋がるはず。政府がルフィに対する危険度の認識を更に高めたとなればここでドリー・ブロギーだけでなくルフィに対する『懸賞金アップイベント』があっても面白かったのかもしれない。

懸賞金上位の猛者
赤髪のシャンクス 40億4890万
黒ひげティーチ 39億9600万
鷹の目のミホーク  35億9000万
千両道化のバギー 31億8900万
麦わらのルフィ 30億
死の外科医ロー 30億
ユースタス・キッド 30億

今更多少アップしたところでとの声もあるが、既に脱落したローとキッドとの格付けの差、僅差で競っているバギーとの差。ここら辺から抜けて現役海賊の4位に立つほどのアップ3億程度はあってもよかったのではないだろうか?

シャンクス→エルバフ近海にてキッド海賊団を殲滅させる

ティーチ→ウィナー島にてハート海賊団を敗走に追いやる。コビーを誘拐した事で抗争に発展し黒ひげ海賊団がガープ中将の身柄を得る

バギー→表立った動きはないがクロスギルドによる世界への影響は広がっている。Tボーンの殺害

ルフィ→エッグヘッド事件の主犯格。ベガパンク殺害とエッグヘッド破壊

また最終章では四皇海賊団それぞれに進展があった。
現状は伝説となりつつあるロジャー、白ひげ。既に陥落したカイドウとビッグマムが歴代懸賞金ランキングの上位となっている。

ここと差を詰めるぐらいの微増が各々にあってもおかしくはなかった。

結局大きなテコ入れは無く。ドリーブロギーに対する再評価に止まってしまった。

ルフィの至上命題はロジャーの懸賞金額を抜く事ではないかと読者の期待度も高いが、今回のエッグヘッド事件で変化無しとなると、それこそ世界政府、海軍を潰すぐらいの暴挙が求められる。

そうなると懸賞金を設定する機関が潰れてしまうのでもしかすると現在の30億が上限となってしまうのかもしれない。

管理人

東の海〜偉大なる航路前半の様にルフィが
アーロンに勝てるのか?
クリークに勝てるのか?
クロコダイルに勝てるのか?
というような不安とワクワク感が欲しい

以下参考データ

これまでの懸賞金推移
3000万 アーロン
1億 クロコダイル
3億 ルッチ
4億 頂上戦争後
5億 ドフラミンゴ
15億 カタクリ
30億 カイドウ

ルフィとロキ王子

衝撃の初遭遇となった2人

太陽の神 ロキ王子
太陽の神 モンキー・D・ルフィ

巨人族とチビ人間ともあって物凄いサイズ対比だった。
鎖を全身に巻かれており身動きが取れないロキに対してもルフィは物怖じせずにいつもの海賊王宣言をしてみせた。

混ぜるな危険?
ベストマッチ?

おそらく2人の相性は両極端であると予想される。
評判通り頭のネジが飛んでいそうなこの悪王子とルフィはどんな暴れ方をするのか?

エルバフにおける太陽とは

太陽というワードが沸騰したのはビッグマムの幼少期が描かれていたホールケーキアイランド編

・太陽の神が全てを治めたのよ

・冬至祭は太陽の死と復活のお祭りよ,苦しい冬を超えて太陽もまた私達を暖かく照らしてくれる

この土地特有の習わし、習慣でありエルバフに住む巨人族達はこれを大切にしていた。
しかしながら幼きビッグマムは意図せずにこれを破ってしまった。巨人族の崇める太陽の神に背き、半ば永久追放の様な形となった。
以後の関係は最悪で今だに和解には至っていない。

唯一それを繋げそうなシャーロット・ローラとロキ王子との縁談だったがそれも叶わなかった。

ラスボス候補?

ちゃんとエルバフに辿り着けているかも心配であったがルフィ達が誘い込まれた地がエルバフだと判明した。

これにて改めてエッグヘッド編の次エピソードがエルバフ編だと言える。そしてエピソードが変われば明確にボスキャラの存在があるのがこれまでの通例

ルフィ達が戦ったボスキャラ達
魚人島 ホーディ
パンクハザード シーザー
ドレスローザ  ドフラミンゴ
ゾウ ジャック
WCI カタクリ
ワノ国 カイドウ
エッグヘッド サターン聖

ビッグマムの様に跨っている場合もあるが基本的には1エピソードに1人はボス格が用意されている。
谷間のエピソードであるゾウ編にも三大災害ジャックが立ちはだかった。

エルバフ編も最後のロードポーネグリフへのヒントを探す(火ノ傷)短めのエピソードなんて事前予想が多いがハッキリとボス格がいた方が説得力が増す。

そんな中で如何にもと登場したのが『ロキ王子』
風格や悪キャラぶり、同族からも疎まれるような行いはボスキャラにピッタリ。
何処か魚人島のホーディにも似た様な展開を予想させる。

ただホーディと別格なのは戦闘力だろう。

戦いのプロ集団とも言えるエルバフの戦士が総出で取り押さえないといけないほどの圧倒的な個の力を持つ。

サイズアドバンテージを無くしてしまう程の自由度の高いニカの能力を持ってしても苦戦を強いられるのではないか?

ロキがボスキャラだとすると今までと比べてかなり早い段階での登場となる

伝説の悪魔の実

『ロキは王家に伝わる伝説の悪魔の実欲しさに父ハラルドを殺しその実を食べた』

短文ながらも情報量の多い紹介だ。

父親殺し

同族や仲間殺しはワンピース作品では御法度とされる。王家ともなれば国中に影響を与える大きな出来事であろう。
まず。この第一報は他の巨人族の口より語られたもので、実際にはそのシーンが描かれたわけではない。

この手の話は事実が間違って伝わっているパターンも多いだろうし、ロキにも情状酌量の余地はあるのかもしれない。

それが判明するのもロキの口から出た情報か過去編だろう。

確実に言えるのは王ハラルドは死んで、悪魔の実はロキに渡りそれを食べた事。

この親殺しにはどんな背景があるのか?
単に王家の秘宝を欲しただけ?

ヒトヒトの実

『伝説の悪魔の実』と聞くとルフィが食べたヒトヒトの実モデル ニカが思い浮かぶ。

食べるだけではクリアとならず、その後は覚醒の境地まで昇華させる必要がある。
本人の成長に関与してる事もありニカの能力に限っては長らく覚醒していなかったとされる。

ニカの能力の場合は未覚醒においても能力の特性は再現されておりゴムの様な質感はそれだけでも強力であった。しかしながら自由度や影響力においては覚醒後が段違い。非常に興味深く特殊な能力である。

これ以降噂に挙がったのが
他にも別名が付けられていたり、真実が隠されているヒトヒトの実があるんではないか?
という説。

これだけ強力な実であれば対抗勢力になり得る実なんかが複数あってもおかしくない。

今回のエルバフ王家に伝わるものもモデル違いのヒトヒトの実なのではないか?

王家の伝承

悪魔の実の原則として

・悪魔の実を2つ食べる事は出来ない
・悪魔の実を食べるとカナヅチになる
・同じ悪魔の実は同じ時期に存在しない
・能力者が死ねばどこかに悪魔の実が再生する
・永久的な能力特性は該当の能力者でなければ解けない
・動物系の場合は実自体が意思を持っている

などが挙げられる。
初期から登場していながら最終回が迫ったこの段階でもまだまだ謎が多い要素。作品の醍醐味の一つでありこれを解く頃にはラフテル到達も現実的となる。

王家に伝わる伝説の悪魔の実だが基本的に同じ実は同世代には登場しない。長らく巨人族が保持していたとなると原作では過去編含めてまだ登場していない完全新作の可能性が高い。

いつから入手していたかは判らないが前能力者もおそらくは王族。ハラルドの父ではないか?
パンクハザードのスマイリーの様に能力者の死後に能力を回収する原則は存在する。
巨人族がそれを知っていれば門外不出の実となっていたかもしれない。

巨人族の寿命は人間の3倍で300年というデータがある。

ロキが生まれたのは63年前で悪魔の実を食べたのもここ数10年の間の出来事だと推測される。
王家の者がこれを食べる定めなのであればとっくにハラルドは食べているはずだ。

食べるタイミング、機会がありのか?食べる資格のある者が現れるまで秘宝として守っていたのか?

どちらにせよ父を殺してまで食べたぐらいだからロキはその資格が無かった様に思える

価値の高い能力

様々な能力が存在するが強い弱い、当たり外れは存在する。
術者との相性有きでもあるが注目度の高い能力をピックアップ

価値の高いとされる悪魔の実の能力
ヒトヒトの実モデル ニカ
覚醒してこそ本来の力を発揮する稀少能力。世界政府が別名をつけて隠したほど警戒されていた(ゴムゴムの実)実自身が意思を持ち逃げ回っており、覚醒まで至る者もいなかったが遂にルフィが。
オペオペの実
究極の悪魔の実との呼び声高く時価50億ベリーで取引されるなど稀少価値が高い。能力を使いこなせる医術に長けた者が食べるという前提ではあるが自由度の高い手術が可能。最上の業である不老手術は術者の命と引き換えに患者に永遠の命を与える。
ウオウオの実 モデル青龍
貴重な幻獣種であり天候をも左右する様な強力な能力。ゴッドバレーで景品にもなった。元々生身でも強かったカイドウを盤石にした。
ニキュニキュの実
こちらもゴッドバレーの景品になった悪魔の実。痛みや記憶などあらゆる物を弾くチート能力。本人や他人を自身が過去に訪れた任意の場所に飛ばす事が出来る。移動能力としては最強。
ヤミヤミの実
現四皇ティーチが白ひげ海賊団で息を潜めて狙っていた強能力。他には無い特色として対悪魔の実の能力者の実体を正確に吸い寄せる。能力者には絶対の強さを誇る

対人における強さも勿論。稀少価値といった観点からもピックアップ。
能力同士の相性も考えるとニカの能力とヤミヤミは面白い。

他にも自然系、動物系(古代種、幻獣種)はそれだけで貴重な実とされている。あまりハズレといった能力は無く誰が食べても強力である。

これまでは自然系(ロギア)全盛といった環境であったがワノ国で動物系の能力が再評価され始めた。
まだ判明していない五老星達の化け物染みた姿も動物系の能力かもしれない。

この流れでいくならばロキ王子も動物系の幻獣種である可能性が高い。

ヤルルで紡がれる200年前の歴史

ビッグマムの過去編で出てきたエルバフの重要人物

山ひげのヤルル
滝ひげのヨルル

元巨兵海賊団の頭を務めた2人
勇退し船長の座をドリー、ブロギーに譲った。
言わば、エルバフにおけるレジェンド格の巨人である。
他の巨人族からの信頼も厚く、この地における長の様な役割も果たしていたと見れる。

一線を退いた2人は平和に暮らしていたが事件は63年前に起こった。冬至祭で絶食に耐えられなくなったリンリン(ビッグマム)が暴走。エルバフの戦士達に危害を加えてこれを止めに入った『ヨルル』は大ダメージを負った。

巨人族の寿命300年に対してこの時ヨルルは344歳の高齢。如何に屈強な戦士でも影響は大きくこれにて死亡した。

問題は『ヤルル』こちらに関しては現在までに生死が判明していなかった。ヨルルにまで手を加えたリンリンを許すまじと制裁に向かったがマザーカルメルによって制された。結局は仇討ちを我慢し踏み止まった。
ヤルルに関しても高齢。345歳であったがこの度現代のエルバフ編にて生存が確定した。

実に408歳の高齢である。今となっては人間達とも対等に戦えるか微妙なほど衰えているだろうが生き証人としてはかなり貴重な老人である。

腹違いの王子ハイルディン

作品の中では世界政府に加盟している王国こそ沢山登場しているが大々的に『王子』と名の付くキャラは意外と少なく感じる。

丹精な顔立ちであったり品行方正で天竜人とは違った貴族らしさ、気品を感じる。

参照.作品に登場した王子
プリンス・グルス SWORD
フカボシ リュウグウ王国
リュウボシ リュウグウ王国
キャベンディッシュ ブルジョア王国

国を治める長の直系の子孫を指し、女性の場合は『王女』と呼ばれる。(ビビ王女、しらほし王女)
ワノ国は王国では無いので『将軍』という呼び方をしているが括り的にはモモの助も王子の様なもの。

父の死や正式な継承を経て政権交代となるがワンピースに登場する王子にはあまり似つかわしくない様だ。

エルバフで登場した王子は2人

1.ロキ王子(正式な王の子)
2.ハイルディン王子(一応王の子)

年齢は

ロキ→63歳
ハイルディン→81歳

巨人族の中では若造と呼ばれる年齢。ハイルディンの方が歳上ではあるが『同世代』という括りであろう。

2人の父は同じ『ハラルド』だと仮定してみる。(大方の予想だとハイルディンの父はライディーン)

王ハラルド
正妻 別妻
ロキ ハイルディン

しかしながら別々の女性が母となっている。
正妻の子がロキで腹違いの子がハイルディンといったイメージ。
苦しくも正妻の子が生まれる前に別妻との間にハイルディンが生まれてしまった様だ。

ハイルディンが兄貴分でロキが弟分といったところだろうが実際の関係性はもっと複雑なものだろう。

2人とも同じ母、父の元に産まれた兄弟というパターンも考えられるが余程の事が無い限りは基本的に長男が正式な系統者になるはず。

『アレも一応王の子だ 乱暴なクソガキだったがな』

ハイルディンを話題にする巨人族達のセリフを考えれば腹違いの可能性の方が高いのではないだろうか?

いずれにせよロキとハイルディンの関係性は険悪であろう

ワンピースと200年前

時系列の複雑なワンピース
少年誌作品の中でも特別で、それが作品を面白くしている一因でもある

特に重要とされるのが900年前〜800年前の【空白の100年】という歴史
長期政権を築いている世界政府の闇が露呈しつつある今、ルフィ達はこの歴史に挑んでいかなくてはならない

そしてもう一つ。読者の関心が今集まっているのは現代より【200年前】の歴史。
鉄の巨人エメトの動きがこれに関与している可能性が高い。

ベガパンク.『こいつは200年前に聖地マリージョアを襲ったという伝説の鉄の巨人、更に作られたのは900年も昔』

聖地マリージョアへの侵入を阻むかの様に聳え立つ赤い土の大陸を乗り換え、エメトはマリージョアを襲撃

結局はエネルギー不足でマリージョアへの被害は無し。

ベガパンク.『当時の科学者の驚きたるや相当なものだっただろう‥あまりにも場違い過ぎるその科学力に‥どこから現れ何をしようとしたのか誰にもわからない』

その後政府は処分を命じたがその科学力故に研究対象となりひっそりとエッグヘッドへ巡ってきた。

問題となるエネルギーはベガパンクが発明した消えない炎ではなく、ルフィのニカの能力に呼応している様に見える。

エメトが作られた900年前においては当時ニカの能力を持っていたジョイボーイが命を注ぎコントロールしていたはず。しかし200年前はエメトが目的を完遂する為のエネルギーが供給出来なかった(ニカの能力者が近くにはいなかった)

それでもエメトはマリージョアへ辿り着くまでの進撃を見せている。元々このエネルギーは900年前のジョイボーイのもので長い間貯蔵されていたのかもしれない。『覇気を結ぶ』と称して蓄えられていたエネルギーはエッグヘッドに甚大な被害を与え五老星を震撼させた。

もともと900年前にこのタイミングでマリージョアへ向かう様にインプットされていたのか?
もしくはトリガーとなる様なイベントがあったのか?

200年前となると思い浮かぶのは魚人族というワード。
エルバフでは巨人族への注目が集まっているが作品の中でも魚人族はとても重要な立ち位置
特に長い歴史において魚人族は差別と共に戦ってきた。

・200年前まで魚人と人魚は魚類に分類されていた
・200年前にリュウグウ王国は世界政府加盟国となった
・リュウグウ王国が世界会議へ参加

200年前が分岐点となり魚人族との隔たりは少なくなり人間とも交流が持てる様に。今尚悪しき風潮は残るもののここから新しい歴史が始まったとも言える。エメトがこのイベントに一枚噛んでいるのかもしれない。

エメト→ジョイボーイ→人魚姫→魚人族

ジョイボーイを辿れば魚人との関係性も説明がつく

他にもこの2つが判明している時系列

・グリーンビット周辺に闘魚が棲みつき人の往来がなくなる
・ローグタウンの武器屋開業

結局はエッグヘッドではこれ以上の言及が無かったが400年以上生きたヤルルが生き証人になってくれるかもしれない

巨人族の年齢と寿命について

人間とは比べものにならない程の高寿命を誇る巨人族
体躯に加えて身体の細胞自体が強いのか?
巨人族の大きな特徴となっている。

一般的には人間の3倍にも及ぶとされている寿命
300歳というのが一つの目安

この年齢を超えると老衰となってくるがヤルルやヨルルはとんでもなく長生きをしている。
特にヨルルは
408歳という高齢

巨人族の年齢について
寿命は300歳が目安。人間の3倍
キャラ 年齢 人間換算
ヤルル 408 136
ヨルル(没) 344 114
ドリー 160 53
ブロギー 160 53
モーリー 160 53
カーシー 156 52
オイモ 153 51
 サウロ 127 42
サンファン・ウルフ 99 33
ハイルディン 81 27
ゲルズ 75 25
ロード 63 21
ゴールドバーグ 63 21
ロキ 63 21
※ロック 25 8
※スコッチ 25 8

上記は判明している分の巨人族の年齢一覧
単純に÷3したものを人間換算の年齢としているので参考程度に

現巨兵海賊団のドリー、ブロギーも人間換算53歳と考えるとかなり良い線な気がする。ちょうど全盛期から落ち始める頃だが常に実戦に身を置いており、まだまだ現役一線級。革命軍の軍隊長であるモーリーも同い年。

エニエスロビーで登場したオイモ、カーシーも同期に近い年代である。

そして特に注目したいのはハイルディン以下の若手達。81歳のハイルディンも人間換算では27歳とまだまだ若者の部類。
新居兵海賊団を担うゲルズ、ロード、ゴールドバーグ。更にはエルバフ編の要注意人物である『ロキ』も同期にあたる。

ドリー、ブロギー達が決闘をはじめて以降に大きく動いたエルバフ情勢に関わっているのはこの者達だ。

ワンピース年表ピックアップ
107年前 クラウ・D・クローバー誕生
102年前 巨兵海賊団解散
102年前 リトルガーデンにて決闘開始
63年前 リンリンによってヨルルが殺される
52年前 オイモとカーシーがエニエスロビーの門番に
38年前 ゴッドバレー事件
27年前 エッド・ウォー海戦
26年前 シフォンとローラ誕生
25年前 ロジャーが海を制覇
24年前 ロジャー処刑
22年前 オハラ事件
22年前 オハラの文献がエルバフへ搬送
15年前 マリージョア襲撃(タイガー)

特に大海賊時代以前は興味深い歴史的事件が多い。
巨人族の歴史と世界の歴史がどの様に関与しているかも見どころのひとつ。
寿命が長いが故に多くの事を体験し、様々な人々と関わっているはず。
現在もいろいろな組織に巨人族が所属しており人間との交友も広い。

世界政府より嫌われている事からも空白の100年の歴史に大きく関与しているはず。

エルバフのウォーランド

ロキ、ゲルズ、ゴールドバーグの登場やドリーブロギーの懸賞金アップイベント等
エルバフ編序盤としてはかなり充実した内容だった。

そんな中であまり目立たなかったがこれまでのエルバフに関する先入観が覆された。

エルバフのスペルが判明
×ELBAF
⚪︎ELBAPH

エルバフの属性
×新世界ウォーランドのエルバフ
⚪︎エルバフの戦士の王国ウォーランド

一見してなんて事は無さそうではあるが『エルバフ』という単語への認識を変えなくてはならないのかもしれない。

新世界の海にウォーランドという島が存在し、その中にエルバフという国、村が成り立っているというのがこれまでのイメージ。

実際にはエルバフという島に属するウォーランドという王国であった。

WAR(ウォー)は戦いや戦争、衝突を指す英単語。
戦いの国という最もらしいネーミングだ。
今でこそ落ち着いてる様な印象も受けるが、かつては戦いに明け暮れた王国。
その誇り高き魂は受け継がれ、現代の戦士達にも根付いている。

ロキはウォーランドを世界最強の王国であると自負している。巨人族が人間の何倍ものパワーと大きさがあると考えれば集団組織となって団結すれば最強となるのも納得。伝説となったロックス海賊団とは違った意味で世界中より恐れられていたであろう。

そして王国というからには王が治めている国家である。
ワンピースで言うところの王国は『世界政府』という巨大組織に加盟して選ばられた王国には世界会議への参加権も与えられる。

世界政府から目をつけられていたネフェルタリ家の治めるアラバスタ王国ですら参加が許されていた訳だから当然ウォーランドにもそのチャンスはあるはず。
実際には天上金の額などの世界政府への貢献度が加味されるのでそう簡単でもないが‥

ともかくウォーランドは直近の世界会議含めて会議へ参加する描写は描かれていない。
それどころか下手すると世界政府非加盟国の可能性もある。強国かつ巨人族が住むとなれば他国の脅威に晒される事なく王国を維持出来る。
ワノ国の様に強大な外敵に支配されたり、ロキの様に内部から国を揺るがす異端児が現れなければ政府の助けも必要はない。

サターン聖も『エルバフはやめておけ』と語っていたぐらいだから今後も政府に干渉される様な事は少ないだろう。

スペルについても予想に反する様な結果となった。現状は世界樹が聳え立つこの島をエルバフとしているが地域や島を指す言葉では無く『エルバフ』と名の付く神が存在しているのかもしれない。

巨人族の身長比較

ワンピース作品における身長設定はどこかバグっている。
種族によって個体差もあるが通常の人間でも大柄では片付けれないデカさのキャラも存在する。

そんな中で最たる種族が『巨人族』である。
圧倒的な戦闘力もそのデカさに裏付けされていると言って良い。

巨人族身長比較
サンファン・ウルフ 180m
オーズ 67m
リトルオーズJr. 60m
ロック 42.5m
スコッチ 42.5m
ドリー 22.6m
ハイルディン 22m
ヨルル 21.5m
ブロギー 21.3m
ヤルル 20.5m
サウロ 19.5m
ゲルズ 17m
カーシー 17m
オイモ 16m
モーリー 12.53m
※くま 6.89m

こうやってみると巨人族の中にも身長に開きがある

サンファン・ウルフは圧倒的に論外。
巨大戦艦の名を欲しいままに『最大180m』にも及ぶ身長

次いでオーズの系譜
こちらは古代巨人族という亜種の様なもの。サンファン・ウルフの3分の1とはいえ『60m』を超える巨体。

意外にも次点はパンクハザードに登場したロックとスコッチ。一般的な巨人族の2倍にも及ぶ『42.5m』

以降は20〜25mに収束している。この20m付近がエルバフの巨人族の中央値と言えるだろう。人間と同じ様に年齢に伴う成長過程でも身長は変わるだろう。

くまは巨人族の血を引くとあって参考程度に。

麦わらの一味身長比較
ブルック 277cm
フランキー 240cm
ロビン 188cm
ゾロ 181cm
サンジ 180cm
ウソップ 176cm
ルフィ 174cm
ナミ 170cm
チョッパー 90cm

麦わらの一味の身長も比較してみる。
もはや単位をセンチにしないとピンと来ないほど桁が違う。
このサイズ比でウォーランドに迷い込んでしまえば巨人と小人。
巨人族達にチビ人間と呼ばれても仕方ないわけだ。

チョッパーは単純比較しづらいが他のメンバーは現実の世界の人類と比べても近い。特に主人公のルフィは等身大で日本人成人男性の平均にも近い。

原作エルバフ編に登場 ミニミニの実の存在

サイズ感を語る上で外せないのが『ミニミニの実の能力』
巨大化する派生技は多くあれど小さくなる事に特化した能力と言えばこれに尽きる。
聞き覚えが無い方も多いとは思いますがそれもその筈。こちらは本編外のオリジナル扱いの能力となります。

ブリュー
PS2用ゲームランドランド!に登場したキャラ。元巨兵海賊団でドリー、ブロギーに助けられた経験がある。(白ひげ海賊団にも同名キャラがいますが別です)

リリー・エンストマック
アニメ特別編「Zの野望編」に登場するオリジナルキャラクター。エルバフ出身の巨人で女海賊でもあります。ルフィの中に小さい状態で入り込んで肥大化、巨大化させるシーンもありました。

いずれも本編での登場がありませんがオリジナルのストーリーながら同じ能力者が2人いるという非常に稀で面白いパターン。時系列的に考えるのであればブリューが前能力者で死後にリリーが後任となった形。(同世代に同能力は存在しない悪魔の実のルール)

リリーを例にとると能力使用での最小サイズは5mmと相当小さい。
太陽神とルフィ達の対比も悪魔の実の能力で十分可能だと想像出来る。因みにミニミニの実の能力は他者では無く自分の体のサイズを小さくする能力。

本来ならば小さくなれば戦闘力やパワーが弱体化してしまいますがこの能力は通常サイズの身体能力を維持したまま小さくなれる。機動力は上がるが簡単に潰されてしまう危険も孕んでいます。

特筆すべきはブリューもリリーも。どちらも巨人族である点。巨体の敵キャラを素早さと頭を使って攻略するパターンは一般的ですがこの2人は巨人族としてのパワーをそのまま活かして小さくなった事で弱点の機動力を補いつつ攻撃力も高水準という厄介さ。

巨人族が小さくなるという展開はすでに存在しており今回のエルバフ編でも似たようなパターンがあるかもしれません。やはりルフィ達が小さくなるパターンが面白いでしょうか?

ロキ王子から求婚のローラへプロポーズ

エルバフ編で回収されるであろう伏線
『ロキからローラへのプロポーズの真実』について

事前情報では
エルバフのロキ王子はシャーロット・ローラに一目惚れしたとある。シャーロット・リンリン(ビッグマム)を通して縁談を持ちかけたが結婚式の当日にマリッジブルーのローラが逃亡。代わりに双子であるシャーロット・シフォンが差し出されたがロキはこれを見破った。
これにて縁談は破談となった。

ビッグマム海賊団の勢力拡大と万国(トットランド)完成の為には是が非でも実現させたかった縁談。タラレバではあるがこの縁談が成立していればビッグマムが海賊王になっていたかもしれない。

家族構成
リンリン
パウンド
シフォン
ローラ

シャーロット家の22女シフォン、23女ローラ
完全に妻のリンリンが優位の関係性。リンリンは様々な夫と子を授かり、用済みとなった夫は酷い扱いを受けている。

ローラの父であるパウンドも放り出されてしまったがその後のドレスローザにて感動の再会を果たしている。

現在の姉妹
シフォン カポネ・ベッジと結婚
ローラ ゴッティと結婚

紆余曲折あったが現在は2人ともファイアタンク海賊団のメンバーと結婚し幸せに暮らしている模様。こちらも扉絵にて掲載された。

これにてローラとロキの結婚という路線は完全に潰えた。
エルバフ編でもこの遺恨が生きてくるのかもしれないし、ビッグマムやローラが再登場となれば新しい情報も出るのかもしれない。

さて、気になるのは破談となったローラとの結婚がロキにどの程度の影響を与えたのかという事。

ローラの年齢は26歳という事でおそらくはここ10年ぐらいの時系列で起こった出来事。

結果的にはローラが結婚を拒んだ、プロポーズを断ったという形だ。

ローラはもともと親の決めた路線、いわゆる政略結婚を良しとしていない節がある。これだけ絶対的な力を持つ母の意見に反してでも自分で結婚相手を決めたかった様だ。

つまりはロキ側にだけ問題があって断ったとも言い切れない様だ。単純にロキが嫌と言うよりもリンリンが決めた相手が嫌というパターンかもしれない。

『求婚のローラ』の異名の通りローラは誰彼構わずに手当たり次第に結婚を申し出ている。麦わらの一味だけでもルフィとフランキーが餌食になるほどだ。
結婚までに要したプロポーズは4447回(ワンピースパーティをカウントすると+1で4448回)と度を超えている。

決して美形とは言えぬ風貌。本来ならばロキの方から気に入って湧いた縁談を断る理由がないのだ。

よっぽどロキの素行が嫌だったか、リンリンの干渉を嫌ったかどちらかだろう。

もしかするとウォーランドを震撼させた父親(ハラルド)殺しや伝説の悪魔の実の掠奪も恋に敗れたことが原因になっているかもしれない。

エルバフは冬島

ルフィ達が最初に連れて来られたのは『元巨人族の留置所』
太陽神と名乗るロードに追いかけられながらもようやく脱出した先に広がっていたのは壮大な自然と雪景色だった。

ロキが磔にされていた場所も雪が吹雪く地帯であった。
予想には挙がっていたがどうやらエルバフ(島)は冬島の様だ。

新世界エルバフ島(冬島)
ウォーランド王国

というのが正式な設定だろう。

冬島と言えば直近のエッグヘッド島もそうだった。
未来島エッグヘッドはもともと強めの冬島とされていたがベガパンクの発明品(島エアコンなど)によって序盤以降は全くそれを感じさせなかった。
CP0が乗り込んで以降は冬島の要素もあまり活きていなかった様に感じる。

エルバフではしっかりと『冬』を体感出来るだろうか?

巨人族達はもちろん、着せ替えられたルフィ達のコスチュームもかなり原始的。防寒といった要素は全く感じない。

しかしながら地域柄として『冬至祭』なる祭りを催し、太陽の神へ向けて感謝を示し願いをかけている。

太陽神への信仰と同じ様に『冬』も重要なキーワードとなるだろうか?

エルバフ 冬島

エルバフ島の所在は新世界
ワノ国を起点に考えるとそこから東のルートを辿る。

2022年の夏頃に描かれたワノ国のエンディングも今では懐かしい。その一幕に新世代の3船長がルート決めをするシーンがあった。

ルフィ→エッグヘッド島(南東)
キッド→エルバフ島(東)
ロー→経由地 勝者島(北東)

結局のところどう転んでもルフィは生き残っていたし、他の2人は潰えていたと感じる。
そもそも偉大なる航路の気候に常識は通用しないが同緯度のエッグヘッド島とエルバフ島は気候が似ているのかもしれない。

強めの冬島の謎

ワンピースにおいて
【科学者】【研究所】
といったワードには雪や冬といった背景がマッチしている。

バルモジア ベガパンク故郷
パンクハザード 政府研究施設
エッグヘッド 初登場の未来島

厳密には冬島とは言えないパンクハザード含めて、そこで登場するキャラクターは防寒着を着ていた。冬島エッグヘッドも相当寒そう。海水との寒暖差が発生したり、ナミが【強めの冬島】と語るなど今までよりも極寒?

海賊ということもあって基本は軽装のキャクター達。普段の冬島以外が目立たぬ事もあってか余計に気になる。

冬という季節天候が研究に適しているのか?
はたまたベガパンクの故郷が冬島だから天候を書き換えてしまったのか?
サカズキとクザンの様に高レベルで使いこなした悪魔の実の力でも天候を変化出来てしまう。
天才科学者ともなれば天気を操る事も可能だろう。

冬とベガパンクに何か謎がありそう。研究を左右するほどの要素になるのか?ワンピースで最も印象に残る冬島、チョッパーの故郷、現サクラ王国は科学ではなく医療に長けていた。師ヒルルクやチョッパーの薬を調合する様なんかはもはや科学者と言ってもよいレベル。

エアコンの様な空調システムで島の寒さを凌いでいるエッグヘッドですがもし空調が壊れる様なことになれば復旧不可能になりそう。

エッグヘッド島からの余韻

大波乱のエッグヘッド事件
作品史上最高難易度の脱出劇となりましたが無事にエルバフのルートへ乗る事が出来ました。

エルバフへの同行メンバー
くま ボニー リリス

エピソードを跨いで参戦するキャラがいるのは通例ですが今回はボニー親子とベガパンク(リリス)が共にエルバフへと向かう流れに。

くま、ボニー親子のイベント
バッカニア族の秘密の追求とジョイボーイとの関係性
人格摘出により自我を失ったくまの今後。復活のルートを探る。
ボニーの身の振り。ギョギョ達海賊団メンバーとの再起
ソルベ王国帰還
革命軍への合流

難しい題材を扱った過去編は読み応え抜群で、これまでのくまの不可解な行動も繋がりとにかく好評でした。
最終的には奴隷階級であるくまと海賊であるボニーが世界の権威であるサターン聖に一矢報いたという爽快感もありました。
すでにお腹一杯ではありますが全面的に解決とはいかずいくつかの未回収イベントも残しています。

世界政府と親子の遺恨は残ったままですので、これからも立ち向かっていく図式となります。
忘れてはいけないのがくまは革命軍の一員であるという事。

メンバーの心配もさながら、真実を知る総司令官ドラゴンと肩を並べて戦う姿が見たい。更には息子のルフィ達と共にいる事で革命軍との橋渡しの役割も期待出来そうです。

エルバフ近海にキッド海賊団の残骸? ジンベエのサメ情報網でサーチ

イメージ↓
深海に沈むキッドにメリー号を添えて

サメ情報網

エッグヘッド島〜エルバフ島航路間で逸れてしまったサニー号。
眠霧地帯へと迷い込んだところを巨大カラスのムギン(ロードのペット)によってエルバフへと運び込まれた。

巨兵海賊団の本船グレートエイリーク号ではサニー号が神隠しにあった様な大騒ぎ。麦わらの一味の残りメンバーはもちろん巨人族達も付近を総出で捜索。

しかしながらその手掛かりも見つからず。一同は食糧が底をつくまで探し通した。

結局はフランキーの号令を持って捜索を打ち切り。ルフィ達なら無事にエルバフで合流出来るだろうと判断しての事だ。
その際に気になったのがジンベエの言動

ワシのサメ情報網も使ったし
気をすり減らし充分捜してもろうた
感謝する

ジンベエはエルバフ近海の海を仲間のジンベエザメとその他仲間達を伝って捜索した様だ。この広い海の中でなんの手掛かりも無い中を捜索するのにこんなに心強い事はない。

ジンベエはサメ達や魚を『友達』と呼んでおり過去には大群を呼び寄せて連携してサニー号を運び出し窮地を脱した事もあった。

キッド海賊団の残骸

エルバフ近海にてシャンクス率いる赤髪海賊団と交戦したキッド海賊団

シャンクスの神避(かむさり)にてキッド、キラーのトップ2が敢えなく1発で沈んだ。
更には追い討ちを描ける様に降伏するキッド海賊団に『覇国』の大技を放ったのが現在麦わらの一味と行動を共にしているドリー・ブロギーである。

キッド海賊団は大々的に壊滅と討たれ、今後の海賊団復帰は到底難しいだろう。
それでも一縷の望みがあった麦わらの一味との遭遇。
ワノ国の囚人採石場でルフィと出会った様に、海から拾い上げられるか遭難しているところを助けて貰えはもしかすると‥と期待はあった。

とはいえワノ国から間も無くという事で読者としても批判の声もあるだろう。実際にはルフィ達はイレギュラーな形でエルバフへと上陸し、近海を捜索していたジンベエの情報網にも引っ掛からなかった様に見える。

もし、サメ達がそれらしき瓦礫や生き残りのクルーを見つけていれば少なからずイベントはあっただろう。
残る期待はエルバフを出航する時になるだろうか?

いずれにせよロードポーネグリフを奪われたキッド海賊団に浮き目は無い。

念願!!誇り高き戦士の国エルバフ

世界情勢跨ぎ思いの外難航したエッグヘッド大事件は意外な形で幕引き。ベガパンクとボニーを連れてエルバフで何が起きるのか?ラフテル到達へのヒントが確かにある!!
新世界 ウォーランド『エルバフ』
シャンクス滞在中に近海にたどり着いたキッド。遺恨のある両海賊団ですが大頭であるシャンクス1人にキッド海賊団が殲滅させられる結果となった。同時にローも黒ひげ海賊団に敗戦。

信じられない事態だがワノ国で世代交代を演じた30億の3船長のうち2人が早くも最終章生き残りレースから脱落。残すは四皇に数えられる麦わらのルフィ1人。

エルバフと言えば以前、2022年の休載期間に麦わらの一味未開の地として目的地候補が紹介された。(小冊子Road To Laugh Tale)
その中でも特段読者が見たいのが巨人族の故郷エルバフであろう。
麦わらの一味の敵として、味方として様々な場面で巨人族と関わってきた。
オハラ事件の後も幾度かエルバフを訪れているだろうベガパンク。彼をきっかけにまた一気に核心に迫りそう。

メモ

こちらが政府が知り得ないオハラ事件のその後

続・オハラの真実
1.元々クローバー博士と面識のあったベガパンクはバスターコールから数ヶ月後にオハラを訪れた。
2.そこで見たのは悲惨なバスターコールの爪痕と湖に投げ込まれた文献。これは炎に包まれる全知の樹(図書館)の中で学者達が死にものぐるいで未来へと残した文献。調査に来た海兵達ではこの文献の価値はわからなかったので処分する事もなく湖に残されていた。
3.この文献を拾い上げたのが巨人海賊団達。ハイルディン、ゲルズ、ゴールドバーグ。そして率いるのは絶命と思われたハグワール・D・サウロ。巨人達はこの文献を故郷のエルバフへと持ち帰った。(サウロの生存についてはベガパンクは濁していますがほぼ確定)
4.後にベガパンクは秘密裏にエルバフへ行き文献全てを読破し記憶。これにて政府が消したかった歴史は紡がれる形になった。オハラの大勝利
5.ベガパンクと時を同じくドラゴンもオハラを訪れる。目的はクローバー博士への花向け。この惨状を見て革命軍結成を決意した。

麦わらの一味とエルバフの道のり

基本的には指針に従って進んでいるルフィ達の冒険。ある意味途中の航路選択で行ける島も限られいる。
キッド(東)の辿った航路がエルバフだとすればルフィ達がエルバフへ着く事はないのか?心配する声もチラホラ。思えばこれが運命の分かれ道。ルフィが選んだクジこそ正解だったと言わざる得ない。

やがては1本に集約される筈の航路。ワノ国滞在中にためた記録ログを利用してエッグヘッド島を起点として北東へルートを辿るとエルバフへ行けるらしい。

これにてエルバフへのルートが再燃。一度は潰えた様に見えたが期待感が高まる。

そしてここから読者が予想しなかった展開。あろう事か巨兵海賊団がニュースを聞きつけ『太陽の神ルフィ』を助けにやってきた。

2人のお頭ドリー、ブロギー中心に共闘。世界政府相手に大暴れ

特にエルバフを待望していルフィとウソップは大喜び。いつか行ってみてたいがすぐそこに。さっきまで政府に追い詰められているとは思えないほどのはしゃぎぶり。

また、尾田先生としても入れ込みが強く長年温めていたワノ国の盛り上がりを超えたいところ。あと5年論争はあるが意外と長編になっても面白そう。

 

こちらはリトルガーデン出航直後のメリー号。この一幕が約25年ぶりに達成されるとなれば感無量。

巨人族の脅威

同じ種族でありながら差別化も出来ておりキャラが際立っている巨人族。要所で物語に絡んでいる。

麦わらの一味と縁ある巨人族
ドリー、ブロギー ロビンより以前の一味
オイモ、カーシー ウソップはじめとする一味
サウロ ロビン
ハイルディン 麦わら大船団の一員

様々な巨人族と関わりのあった麦わらの一味
そのせいあってか巨人族に対して良いイメージが大きい。比較的味方である展開が多い。
しかし人間と関わる様になったのは巨人族の歴史でもつい百年ほど前のこと。寿命三百年のを考えると最近だろうか。

本来は凶暴、巨大の恐れられる種族
名誉や誇りの為に自分を貫き通す戦闘種族

温厚というのはまず間違い。
仲間の巨人族を傷つけられそうになったという事もありドリーとブロギーがキッド海賊団に放った葬送の【覇国】は圧巻。正直なところキッドはビッグマムを倒した件で巨人族に受け入れて貰えるストーリーかと思ったがまさかこんな洗礼を受けるとは‥
改めて巨人族の怖さが知れた一幕

直前に降伏していたにも関わらず容赦無し。シャンクスの指示という事もあるが決して怒らせてはいけない。

オイモとカーシー

エニエスロビーでは麦わらの一味と共に死線を乗り越えた2人『オイモとカーシー』490話の扉絵でオイモとカーシーがエルバフへ向かった様子は描かれていました。

巨兵海賊団解散から50年後にお頭達を迎えに行く最中不覚にも海軍に捕えられてしまう。100年間門番を勤め抜くという司法取引に応じてルフィ達に破られるまでの50年間を完封してきた。

元々お頭2人(ドリーとブロギー)は海軍に捕まっており、解放する為の条件でしたが実際にこの司法取引は嘘でウソップ(そげキング)に導かれる形で真実に辿り着き今度は世界政府相手に腰を上げた。

エニエスロビーからはウォーターセブンへ。アクアラグナの甚大な被害を受けた街の修復工事を手伝っていた。2人がまだ戦っているのであれば決着がつくのを気長に待つ事に。巨人族の長寿命があるからこその余裕。

そしてその後‥

オイモとカーシーはお頭達の様子が気になりウォーターセブンを後にし偉大なる航路を逆行。決して闘いを邪魔したり、引き止めようとしたわけではなく『顔を一目見たかった』という理由の様。やはり100年となると気になるのは仕方ない。これにはルフィも笑い飛ばしていました。

お頭の頑丈さを持ってすればくたばる事は無い。とは言え少しの不安を持ちながら向かったリトルガーデン。そこで見た光景は想像を超えるものだった。

武器すら持たずに戦う2人。そしてオイモとカーシーに一旦止められて武器を取りにエルバフまで帰還した様。

ナミは嘲笑っていましたが女にはわからない価値観。これが戦士の誇りというもの。
気になったのは武器の破損をルフィ達のせいにしていない事。本人達がいなくともおそらくドリー、ブロギーは引き合いに出さない事だろう。

戦いの疲労もあったはずの武器ではあるが決定的なのは友の旅立ちを阻む敵に放った『覇国』が原因。
ここで2人の武器が壊れてしまいましたが素手での決闘でも決着には至らなかったみたい。

形的には一時休戦。今後エルバフでルフィ達の冒険を見届けた暁には再びリトルガーデンへ戻る事だろう。
そう考えるとエッグヘッドでの2人の共闘はかなり貴重だったのかもしれない。

黒ひげティーチの出身は『シェード港』

出生や家系について噂の耐えない黒ひげこと
マーシャル・D・ティーチ

ルフィと同じく四皇に数えられる猛者だが危険度に関してはルフィをも凌ぐであろう。
これまでの麦わらの一味の功績も可愛く見えてしまう程に一気に大海賊時代を駆け巡った。

今やひとつなぎの大秘宝獲りに1番近いのはティーチかもしれない。

11月1日(金)発売のビブルカードでは最新情報が更新された。

まずは懸賞金の変更

旧ビブルカード(22億4760万)
新ビブルカード(39億9600万)

ワノ国以降の最新情勢が反映された。

追加事項としては

海賊じゃなかったらついていた職業
→考古学者

出身地
→偉大なる航路『シェード港』

特に出生の部分でシェード港といわれる港が出てきたのは気になるところ。通常は島か王国だが一体どんなエピソードが秘められているのか。
職業イメージは以前から推されている考古学者となっていた。ビジュアルを改めてみると随所に特徴が出ている。

くまの嫌いな食べ物『ロブスター』シャンクスの天竜人確定

マリージョアの一コマを切り取った有名な説

革命軍の兵糧作戦(8カ国革命)によって天竜人の住むマリージョアは深刻な食糧難に陥っている。

基本的になんでも思い通り。ワガママが通じてしまう世界貴族にとっては少しの飢餓でも耐えかねぬ苦しみだろう。

天竜人 ロブスター

その矛先は海軍元帥のサカズキにも及んでいる。

昨夜のディナーにロブスターを所望したのに品切れであったぞ

この時に出てきたワードがロブスター。天竜人が口にするくらいだからワンピースの世界では高級食材なのだろう。

これだけでは断定出来ないが、勘ぐりたくなるデータがビブルカードで続々と登場した。

以下はビブルカードの好物欄に『ロブスター』が描かれた3キャラである。

ロブスターが好物?
ドフラミンゴ 好き
シャンクス 好き
くま 嫌い

11月発売のビブルカードで追加されたのはバーソロミュー・くま

くまの過去編を見た後であれば『世界政府嫌い・天竜人嫌い』は納得であろう。これほど天竜人に人生を狂わせられたのも彼ぐらい。

推測するに奴隷時代に天竜人達が好んで食べていたのを見てロブスターを嫌いになったのかもしれない。

そして既に判明していたデータ。
元天竜人であるドフラミンゴも好物がロブスターとなっている。

更に『天竜人説』がいよいよ現実味を帯びてきた四皇・赤髪のシャンクス。シャンクスにそっくりなガーリング聖(神の騎士団)の存在もありかなり説得力がある。
シャンクスの好物もまたロブスター‥‥

クザンの懸賞金は!?出身地『ベスパ王国』

闇に下った彷徨う正義 黒ひげ海賊団10番船船長『クザン』
最終章までは王直なども予想に挙がっていたが最後の巨漢船長としてクザンが確定した。黒ひげ海賊団勧誘秘話なども本編で描かれており更なる活躍が期待出来る。

新しいブースターパック(ビブルカード)で判明したのは出身地について。
【南の海 サウスブルー ベスパ王国領】
と紹介されている。ワンピースではあまり見かけない王国領というワード。王が治める領土の事で意味合い的には○○王国と同じ。一体どういった使い分けなのか気になるところ。

またクロスギルドによって海軍への懸賞金設定も明らかになり途中で海軍を脱退した元海軍大将にも注目が集まった。
現在は海賊のクザンの懸賞金は【海軍本部審議中】とされている。まだ決めかねている様だ。
最低ラインがクロスギルドの3王冠、30億を基準にしている事を考えるとかなり高額になりそうだ。

所属船
サーベル・オブ・ジーベック号
年齢
49歳
身長
298センチ
好物
シェリー酒(ティオぺぺ)、酪農牛乳、コーヒー(クザンオリジナルブレンド)
嫌いな食べ物
手の込んだ料理
趣味
昼寝、自由気ままな自転車旅
イメージ動物
出身
南の国 ベスパ王国領
ヒエヒエの実
武装色、見聞色
30年前
海軍入隊後ガープに弟子入り志願、軍艦バッグに明け暮れる
22年前
バスターコールによりオハラ出撃、サウロを氷漬けにしロビンを逃がす
2年前
パンクハザードで元帥の座をかけサカズキと決闘し敗北
おおよそ1年前
新世界で黒ひげ海賊団と遭遇、一触即発の中ティーチの勧誘を受ける
現代軸
パンクハザードでスモーカーの危機を救出
カカオ島ショコラタウンに侵入、シャーロット・プリンを拉致
海賊島ハチノスに滞在中、海軍の襲撃を受け出撃
海軍と交戦、最後に残ったガープを氷漬けにする

ルフィの羽衣

ギア5発動時の代名詞ともなったルフィが纏う白の『羽衣』
キャラクターを際立たせるエフェクトとしてかなり映えでいる。最終章で対決の可能性のあるティーチ『黒』、シャンクス『赤』との色彩対比も抜群であろう。

今回尾田先生の回答ではこの羽衣は『空想の入り口』と答えていた。あまり多くを語らずに読者の予想を掻き立てる様なベストアンサー。
入り口と言うからにはこの羽衣が起点となり自身の想像通りに具現化していくのだろう。

エッグヘッドで具現化した物は『ゴーグル』『野球道具』どちらも雰囲気を出す為の装飾程度ではあるがその自由度と再現能力は流石。
もちろん、他の超人系、自然系でも物を具現化する技はあるがルフィの方が上手であろう。

ギア5初披露時にはルフィはこれを『最高到達点』と称した。作品においてこの先ギア6が登場しない事を示唆している様にも思えた。
カイドウを倒すレベル、黄猿に打ち勝つレベルを考えればルフィが勝てない相手はそうそう現れないが、これから残っている猛者を考えればもう1段階伸び代があっても良さそう。
やはりこの羽衣(空想の入り口)が鍵となりそう。

また、今回は『動物系ゾオン』と羽衣の関係性には触れられる事が無かった。
ワノ国ではヤマト
エッグヘッドではルッチ、カク
といずれも動物系の能力者がルフィと似た羽衣が描かれている。
これが『覚醒』という目安なのかもしれないがヒントは出ていない。
また怪奇な姿を披露した五老星も黒い羽衣が微かに描かれている。

ゴッドバレー事件とロッキーポート事件

ルフィと100年ぶりに復活した巨兵海賊団が犯人に仕立て上げられた『エッグヘッド事件』
ベガパンクが死に際に世界へと発信したメッセージは各地で大きな反響を呼んだ。ロジャー処刑時と同じぐらい影響力があったとみれる。

そんか中で作中の事件と言えばゴッドバレー事件とロッキーポート事件。どちらも全容は判らず終いで予想だけが先行している。
ゴッドバレーについては意外な切り口、バーソロミュー・くまの過去編から進展があったがロッキーポート事件については断片的な情報ばかりであった。

ティーチ→海賊島ハチノスの王へ
コビー→英雄へ
ロー→王下七武海へ

関係者それぞれが躍進した大事件は気にするなというのが無理な話。これに元ロックスの王直まで絡んでいるとなれば興味は尽きない。

しかしながら尾田先生は『長くなるので本編では書かないかもしれない』と語った。

何度か練り直しを余儀なくされている最終章。あまりにも広げ過ぎた風呂敷をどう畳むか?作者としても難しいところであろう。なるべく早く完結したいと語る様に最終章ではとにかく重要事項のオンパレードで惜しみなく伏線を回収している。

この分だとゴッドバレー事件はともかくロッキーポート事件がこれ以上掘り下げられる事は無さそうだ。

とはいえ映画版FILMシリーズやアニメオリジナルでも制作される可能性は十分にある。完結後でも是非見てみたい。

シャンクスの才気が凄まじい

ワノ国中で差し込まれたおでんの回想編
ロジャーvsおでんにおいてロジャーが放った『神避かむさり』
作中最強と名高いロジャーの攻撃の中で唯一技名が付いた技となる。

ロジャー 神避
後に判明するがロジャーは悪魔の実を食べる事なく生身のままで世界を制した。
その剣術と覇気が集約されたのが神避である。
この一コマしか描写は無かったがフィギュア化されるなど反響は上々。
読者の中では神格化、伝説化されつつある必殺技である。

そしてこれから26年経った現代。エルバフ近海でキッド海賊団のキッド、ロー相手にシャンクスが同じ神避を放った。決して弱くはない30億の懸賞金を一振りで沈めた。キッドが不意を突かれた様にも見えるが差は歴然であった。あまりにも説得力のある一撃。

シャンクス 神避

ロジャー船長の技を見習いだったシャンクスが使っていた事に読者としては胸に込み上げてくるものがある。
おそらくはシャンクスがロジャーから継承したのであろうという見方だったが今回の質問で『シャンクスが単独で習得』したと判明した。

作中のロジャーvsおでんは26年前の出来事。これより偉大なる航路を制覇してラフテルへ到達。海賊団解散に至ったのが25年前。

シャンクスの年齢は39歳。つまりは13歳、もしくは14歳までの年齢に至るまでにロジャーの神避を習得している。

習った訳では無く盗もうとして見ただけで習得してしまうあたりは才気の片鱗を感じる。

バギーが溢れんばかりのシャンクスの才能に嫉妬をしていたのも納得出来る。単にシャンクスの方が可愛がられていただけではなく他の船員達もシャンクスの将来性に期待していたのだろう。

-3.ワンピース『ONE PIECE』