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【アンダーアーマー】グローブをオーダー風に改造してみる

プロ野球選手が使用しているグローブって華やかでカッコいいですよね。アンダーアーマーのグローブもイベントで特別使用のものを出したりしているので様々なグローブを見かけます。

学生野球では制限があり、なかなか自分の思う様な見た目のグローブを使えないこともあり、社会人になってからどうしてもグローブを買う際はオーダーしたくなります。

アンダーアーマーのグローブはまだまだオーダー受付には時間がかかりそうでしたので、自分で出来るところだけでも好きな様にいじってみました。

今回は型付け編になります。

 

1.グローブ

今春発売されたばかりのアンダーアーマーの軟式グローブを使います。
色はナチュラルです。
現在、¥32.000で川崎にあるベースボールハウスで販売しています。

2.型付けの種類

買ったばかりのグローブは新品独特の匂いがします。筆者もこの匂いは大好きです 笑

匂いはさて置き、新品は紐や革も固く、実践ではとても使えません。

部活などでは、グローブを毎日使うのですぐに柔らかくなりましたが、週末の草野球程度ではそうもいきません。

なので店に頼んでスチームをかけたり、湯もみ型付けを行なったりとある程度まで型付けを行なってから使う必要があります。

特に湯もみ型付けは店員の腕が良ければ、思い通りの型付けが出来、すぐに試合で使えるようになります。

3.湯もみを使わない型付け

ご存知の方も多いとは思いますが、グローブの革に水分は良くありません。

雨の日に使用したらメンテナンスが必要なくらい、水分は大敵です。

特に軟式グローブは硬式用に比べて革も薄く耐久性を考えるとあまり湯もみ型付けはオススメできません。

今回もグローブ自体が3万円と安い買い物では無いので、悩んだ挙句自分で型付けを行なうことにしました。

そこまで難しいことではないですし、失敗もしにくいですが時間はかかります。

4.工程

4.1準備

では実際に型付けの様子を説明します。

使うものは

グローブが入る程度のダンボール
グローブのレザーオイル
グラブハンマー
タオル
ドライヤー

だけです。

4.2手を入れない

始める前の注意点ですが、いきなり手を入れて閉じたり開いたりをしてはいけません。
指先だけに力がかかり、指先周辺だけ柔らかくなり妙な形がついてしまいます。

4.3レザーローションを塗る

新品グローブは湿気が少ないのでレザーローションを塗ってから型付けを行ないます。
革や紐が伸びやすくなるので少ない時間で柔らかくなります。

今回はドライヤーも使うので熱から守る為にもたっぷりと塗ります
塗りすぎても熱で油分はある程度飛びますし、拭き取れば問題ないです。

たっぷりと塗らないと熱で革が傷んでしまいます。

4.4ドライヤーで蒸す

グローブが入るほどの箱か袋にグローブを入れます。

なかなかの温度になるのでなるべくダンボールの様なものが良いです。

今回は購入時にグローブ入ってた袋を使用しました。
購入時に専用箱も付いてましたが、勿体無くて使えませんでした。

グローブを袋に入れたら、袋の入り口からドライヤーで温めます。

温風でなるべく弱い風力にします。

2~3分程度の時間でグローブは十分な温度になります。

4.5ハンマーで型付け

蒸した後のグローブはそれだけでも柔らかくなりますが、しっかりと型付けを行なわないと、後々型崩れします。

ここでもグローブには手をいれずに、親指の部分と小指の部分を手で曲げたり、ハンマーで叩いて型をつけます。
アンダーアーマー グローブ型付け
かなり力を入れて問題ありません。

2箇所の型付けが決まると、手を入れて閉じても問題ありません。
あとはポケット部分と土手部分をハンマーで叩いて型付けを行ないます。

あとは好みの柔らかさになるまでこれを繰り返します。

実践で使っていくうちに柔らかくなるので型付けの段階では少し固めに仕上げたほうが良いです。

1.紐の色の規定

リーグによっては規定などもあり、派手過ぎる配色は試合で使えないので注意が必要です。

色数も規定がありますが、グローブ本体の色も含めて3色程度ならまず問題ありません。

アマチュアと言えど公式戦では、プロ野球のオールスターのような派手なグローブは使えませんね。

2.新品グローブの紐交換

グローブを買う際は色の好みなども含めて購入するので買ってすぐに紐交換をすることは少ないです。

最近はオーダーなども細かい注文が出来るので好きなグローブが作れますしね。

ただ、私が目当てだったアンダーアーマーの軟式用グローブはオーダーが無かったので、紐交換を自分でして好み通りに仕上げようという経緯がありました

前回の型付け編でもお話しましたが、新品グローブは紐も固いので交換しつつ柔らかくする目的もあります。

 

3.紐解き

すぐに紐を解いても問題ありませんが、今回は型付けをある程度行ってから紐解きを行ないました。

アンダーアーマーグローブ オーダー

というのも、型付けすることで紐が伸び、グローブの革本体も伸びるからです。
ある程度伸びた状態で交換したほうが、後々の型崩れも防げますし、交換してから緩くし過ぎた!なんて事も少ないです。

順番は特に決まってませんが、今回は指先とウェブ部分を先に解き、紐を交換してから土手部分へと進みました。

アンダーアーマーグローブ オーダー

注意として紐解き前に紐の通り方を確認したり写真にとっておくと困りません。

4.紐通し

今回はナチュラル色の本体に対して黒の紐を使います。

交換用の紐も固いので手で引っ張ったり、レザーローションを塗っておくとスムーズに交換出来ますし交換後の型付けも楽です。

この時にドライヤーまで使ってしまうと紐がヘナってしまうので注意です。

一箇所一箇所丁寧に通していき、紐の向きや角度にも注意しながら通していきます。

アンダーアーマーグローブ オーダー

特に土手部分は丁寧にキツめに閉めました。ウェブや指先はやや緩めに結んだほうがすぐにつかえるようになります。

4.工程写真と仕上がり

工程の写真を何枚か紹介します。

仕上がりはこの様な感じです。

アンダーアーマーグローブ オーダー

 

 

思ったより派手になってしまいましたが。オーダー風には仕上がったかと思います。

今回はアクセントでウェブは茶色と黒の2色使いにしてみました。

自分なりには満足の出来栄えとなりました。
最後までご覧いただきありがとうございます。

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