3.ワンピース『ONE PIECE』

【ワンピース】エルバフはやめておけ‥因縁深き巨人族と世界政府

【ワンピース】エルバフはやめておけ‥因縁深き巨人族と世界政府

今回はワンピース考察。エッグヘッド島で激突した世界政府の最高権威五老星と巨人族を代表する様な存在の二人【ドリー・ブロギー】について。

ギア5(ニカ)状態のルフィとの共演は圧巻の迫力でしたね。まだ記憶に新しい活躍ぶり

エッグヘッドにおける巨人族

・報道を見た巨兵海賊団がルフィを助けるためにエルバフからエッグヘッドへとやって来た
・怪物揃いの五老星相手にルフィと共闘
・度重なるピンチを乗り越えエッグヘッドを脱出
・一同はその足でエルバフへと向かった

本記事では浮上した世界政府と巨人族の関係性と曰くつきのバッカニア族について触れていきます

偉大なる航路前半のリトルガーデン以来の再会に沸く中、作中当初から注目を浴びてきた特殊種族はやはり歴史的関与も大きかった?予想にも多く挙がっていた事項ですが改めて問題提起されたと言っても良いでしょう。

ルフィを庇うドリー・ブロギーに対してウォーキュリー聖とサターン聖のやり取りの中で気になるワードが出て来ました。

ウォーキュリー聖

『因縁深き者達』

サターン聖
『世界の歴史からな』

【ニカの能力を覚醒させた男=ルフィ】が政府にとって遺恨ある存在である事は散々語られて来ました。世界の歴史から葬りたいのも納得。
今回注目すべきは巨人族に向けて【因縁深き者達】と表現している点です。

ルフィ本人が無自覚である事で大事に至ってはいませんがヒントとなる存在が集まったエッグヘッドでは核心に迫るのも時間の問題かと思います。

ルフィの呼び名

ニカ 太陽の神 ジョイボーイ

五老星の前では友達(ダチ)とルフィを称しており、サターン聖は全てが繋がる前にルフィを消そうとしています。しかしながら実際にはドリー・ブロギーはルフィ=太陽の神と位置付けておりエルバフへと招こうとしているのは間違い無いでしょう。ルフィが訪れる事でイベントも進展するのでしょう。

エルバフで歓迎されていたシャンクスと並んでここまで厚遇されるのは異例。もちろんリトルガーデンで築いた関係性有きではありますがルフィがどれだけの存在かがよくわかります。

おそらく太陽の神と巨人族が共闘する図式は900年前にも発生していたのでしょう。言うまでもなくその時の敵は後の世界政府。
イム様が不老手術で生き長らえているのは濃厚ですが、五老星も当時から現代まで生きているのかもしれません。

そんな五老星にとっては太陽の神に加担し、尚且つ高い戦闘力を誇る巨人族は因縁深き者に当たるのかもしれません。

少し話を広げると回想編で注目された【バッカニア族】も巨人族の派生です。特に巨人族を特別視するのもここが関与しているかもしれません。

ベカパンクによればその体躯ではなく本当の特性が隠されているらしいですがエッグヘッド編では結局バッカニア族問題は回収されぬまま‥

とはいえ巨人族にとっても世界政府が討つべき敵であると提起された意味合いは大きいでしょう。このままエルバフへ持ち越し見事に回収となりそう。

ちなみにエッグヘッド事件後‥

エメトが放ったジョイボーイの覇気で気絶していた中将達はサターン聖へ任務報告へ

すぐさまエルバフへ麦わらの一味を追いかける様に申し出ますがこれをサターン聖が制しました。

その際に放ったのが『エルバフはやめておけ』

これは単に巨人族の凶暴性を配慮して中将達では勝てないと判断しての事なのでしょうか?
ベガパンクのメッセージの後だけにエルバフに隠された世界の秘密が暴かれるのを嫌ってる様に思えてなりません。

それでなくてとも火ノ傷とやらが‥

そしてこの船での海兵達の統括がサターン聖の最後の職務となってしまいました‥

-3.ワンピース『ONE PIECE』