3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピースネタバレ1163話 『ロックス悪魔化』不死身強化された怪物vsロジャー・ガープ

ワンピース1163話 イムが披露した能力

イムの能力
精神を乗っ取る(イム)
テレパシー
イム テレパシー
変身(羽、尻尾)動物系能力の様な出立ち
覇王色の覇気
イム 覇気
五芒星を描き武器を出現(銃、剣)
イム 剣 銃
魔導書
イム 魔導書
悪魔契約(アー・クワール)
悪魔契約
黒転支配(ドミ・リバーシ)
黒転支配

ワンピース1163話 イム様の登場振り返り

ホールケーキアイランド編とワノ国編の間で描かれた世界会議(レヴェリー)編にて突如登場した世界政府の黒幕。シルエットはそのままだが意外と頻度も多く遂にはその正体にも迫らんとしている。

イム様の登場
世界会議編前半 2018年
ワノ国終了後世界情勢 2022年
世界会議編後半 2023年
エッグヘッド編 2024年
エルバフ編 2025年

特にワノ国終了後に最終章突入が明言されてからは毎年原作に登場している。世界政府の本元である聖地マリージョアとルフィ達の距離も確実に近づいていると言えるだろう。

無言のイメージも強いが意外とセリフもしっかりある。感情の起伏が激しい様にも思える。

世界会議編前半

906話〜908話に渡って登場した。ワノ国を前に読者の度肝を抜いた出来事の数々。巨大な麦わら帽子にシャンクス、五老星に頭を下げさせた謎の人物。世界会議編は短いながらもかなり盛り上がっていた。

マリージョアに秘された巨大な麦わら帽子を眺める
ワンピース イム様
花の部屋にて戯れる
ワンピース イム様
ルフィ、ビビ、しらほし、ティーチらの写真にナイフを突き刺す
ワンピース イム様
誰も座るはずのない虚の玉座に腰掛ける、世界のトップであるはずの五老星が頭を下げる

最終章の開幕

ワノ国終了後の世界情勢にてルルシア事件が描かれた。
当時はイム様の能力という予想もあったがマザーフレイムなる武器であると後に判明。天才科学者Dr.ベガパンクによって開発された。

近いからという理由でルルシア王国を一瞬のうちに島ごと跡形もなく消し去った。8カ国革命に参加する国民も多かったとはいえあまりにも酷い。このマザーフレイム試行が後に墓穴を掘る。海面上昇でベガパンクの仮説が正しい事を世界中に信じさせる一因となってしまった。

ルルシア事件、そんな国元々無いではないか
ワンピース イム様

世界会議編後半

エッグヘッド編の途中で差し込まれた。時系列的には後述談となった。注目すべきは新キャラ『ネフェルタリ・D・リリィ』世界の創造主20人の内の1人でありながらマリージョアには住まなかった。その名を聞いただけでイムは態度が変わった。

アラバスタ国王と五老星の謁見中に乱入。ネフェルタリ・D・リリィについて
ワンピース イム様
当然姿を見せたという事は生かしては帰さない(他にもサボとワポルが目撃してしまった)
イム様 矢印
ビビが欲しい
ネロナ家のイム聖と不老手術について
ワンピース イム様
マザーフレイムについて
ワンピース イム様

パンゲア城にてコブラは暗殺された。
更にはイムがオペオペの実によって不老手術を受けている可能性が浮上。800年以上も前から生き長らえているのだろうか。

エッグヘッド編

エッグヘッド編の終盤。Dr.ベガパンクによる世界へのメッセージ発信を経てイムの反応が描かれた。

発狂。ジョイボーイの名前に反応して大きく取り乱した
イム様 ジョイボーイ
サターン聖制裁。ベガパンク抹殺任務における失態を受けて
サターン イム

ジョイボーイについて特別な想いがあるのは明らかだ。
そして不測の事態とはいえ世界の禁忌を世界に流布する事を止められなかったサターンを制裁。倒したというよりは消滅してしまった。明らかに異質な能力だ。

エルバフ編

聖地マリージョア、パンゲア城の花の部屋を飛び出して非加盟国のエルバフへと降り立った。
おそらく本体についてはマリージョアへ存在したまま。

イム 軍子

軍子の精神を乗っ取るかの様に入れ替わった。
爆発的な覇気に加えて悪魔をモチーフとした人格支配、不死身化など悪魔の実の能力を超越しているかの様な戦いぶりであった。

56年前 世界会議

ロックスとハラルドが乱入した56年前の世界会議
パンゲア城の花の部屋に侵入を許した。
後に大事件を引き起こす、ロックス・D・ジーベック

イム ロックス

またここへやって来ると宣言したが叶わなかった。
イムの傍らには軍子らしき姿も。

不老手術

イムの存在が明らかになってから特に飛び交っていたのが『不老手術』
悪魔の実 オペオペの実の能力の最上級の技で能力者の命と引き換えに対象を不老にする。
ワンピースには900年前〜800年前という『空白の100年』が存在する。この時代に関する資料や文献は執拗に消されており手掛かりが極端に少ない。それだけにこの100年を跨いでいるキャラの存在が予想されて来た。
トキトキの実におけるタイムスリップもその一つではあるがトキは死亡し残すはオペオペの実に注目が集まっている。
そして革命軍のイワンコフによって『ネロナ・イム聖』の存在が仄めかされた。

イワンコフ

800年前にこの世界を創造しチャブルな最初の20人に
ネロナ家のイム聖という王がいたの
この世には不老になる能力というものが存在するけど…
それって誰かが証明したって事よね!?
世界のどこかに死なずに生きてる奴がいるって事!!

イムはもちろんだが複数人いる可能性もあり得る。見た目と実年齢の離れて見える軍子も候補の1人。ゴッドバレーから見た目があまり変わっていないサターン聖も候補だ。

女説

こちらも登場より付き纏う『女説』
性別や年齢が判らないシルエットだからこそ実は少女が黒幕なんでは?等と囁かれて来た。
ヒントとして『イム聖』という呼称がイワンコフから漏れた。聖というのは男の天竜人の名前の語尾に付けられる。(女ならば宮)これによって可能性としては薄くなっが軍子との絡みなどを考慮すればまだ現実味はある。

イム 声優 ワンピース

ヒントになりそうなアニメの声優は『?』とされ声も性別は判別出来ない様なものだった。

ワンピース1163話 黒転支配と悪意

巨人達を巨大な悪魔へと変貌させるイムの黒転支配(ドミ・リバーシ)
最初は2人。ドリー・ブロギーだけであったがそこから起点となり次々と犠牲者が増えた。
ネーミング通りオセロ(リバーシ)の様に黒に挟まれる事で間の白も反転して悪魔化してしまう。
ただでさえ大きな巨人族がさらに巨大化。
これに位置関係も気にしながら戦うとなればかなり厳しい。
悪魔化したとはいえ同胞相手にどうしても躊躇してしまい後退りするしかなかった。
きっかけは一つの技ではあるがイム1人でここまで盤面を支配してしまうとは‥

そして見た目だけでなく内面も変わってしまうのがこの技の怖いところ。
これまで巨兵海賊団を率いて来た船長2人とは思えない言動。いくらイムのコントロールがあるとはいえ英雄の様な存在であるヤルルの首を狙い、故郷を支配しようとする様は見ていて辛くなる展開だ。

黒転支配は対象者の深層心理にある悪を利用した技にも見える。ドリー・ブロギーとはいえど海賊団のみならずエルバフそのものの頂点に立ちたいという邪神が潜んでいたのではないか?

ワンピース1163話 イム様の器

突如軍子の体を支配したのは世界政府の黒幕イム
その存在を知る者は非常に少なく現状はサボとワポルだけだ。
世界会議終幕後はこの2人が生き延びて逃げた為に各勢力へと禁忌が流布されたと思われる。

ワポル→モルガンズ(世界経済新聞社)
サボ→ドラゴン(革命軍)

更にはエッグヘッドにおけるベガパンクのメッセージ発信でこれまで世界政府が包み隠していた事が世界中へと暴露されてしまった。こうなってしまった以上は最大の禁忌である『イム様』の存在を隠す意味も薄れて来たのかもしれない。

軍子の体を借りている状態とはいえエルバフには多くの巨人族、麦わらの一味がいる。イムの秘密も大分漏れてしまうだろう。

テレパシーと人格

軍子という体を媒体とした時に本来の軍子の人格とイムの人格が入れ替わった様に描かれた。
タイミングとしては軍子の記憶が呼び起こされ我に返った直後だ。拘束していたブルックを解放する行為は神の騎士団としてあるまじき行為だ。これがイムの怒りに触れてトリガーとなったのかもしれない。

世界政府の上層はこれまでにも特殊な力を見せて来た。その一つがテレパシーだ。エッグヘッド事件では現場にいるサターンとマリージョアにいる他のメンバーが電伝虫などの通信手段を使わずにやり取りを行った。

更にエッグヘッドに集結した後も各々が別行動をとり、その最中もテレパシーでやり取りをしていた。

イムの場合はサターン聖の失態を咎めて消す時に直接脳裏に語りかけている様に描かれていた。人格ごと入れ替わったり乗り移ってもなんら不思議ではない。

今回のエッグヘッドでも軍子の身体を借りて喋るだけでなくソマーズ、キリンガムにテレパシーで語りかけていた。コミュニケーション手段としてはかなり高度で使い勝手がいい。

イムは神の騎士団、五老星のメンバーとはかなりの距離があっても連絡を取り合えるのではないか。

そして問題は人格。
最悪の場合イムは軍子以外のメンバーの人格をも乗っ取る事が出来る。シャムロック、ソマーズ、キリンガム達は家系が判明しており純血な世界貴族だと言える。
軍子はもともと世界貴族ではなく、イムに乗っ取られて騎士団入りしたのかもしれない。

最近ではエルバフのロキが神の騎士団にスカウトされたばかり。もしこれに乗っていたらロキも人格を乗っ取られていたかもしれない。

操る

操る、操られるは悪魔の実。特に超人系(パラミシア)の専売特許でもある。不思議な現象や敵キャラの能力もパラミシアである事が多かった。

オペオペの実 心臓を取り出し人格をも入れ替える
イトイトの実 物理的に糸で操る
アロアロの実 不思議な矢印でコントロールする
マネマネの実 本人に成り変わり暗躍
カゲカゲの実 影を抜き取る、注入する
ホビホビの実 オモチャに変える
ソルソルの実 魂を操作

まるっきり身体と精神を乗っ取るという意味では少し遠い能力もあるが王家を転覆させたり本人に成り代わって悪事を働いたパターンもあった。

ただしこれらはあくまで一定の射程圏におけるもの。悪魔の実の能力には波及出来る距離が決まっており他者を操るとなれば当然射程は短い。最低でも対象を目視出来る範囲にいる必要がある。

ワンピース1163話 悪魔

人間を超越した存在。予想考察の定番ネタではあるがイムが登場したことでより気運も高まって来た。ここでワンピース作品における『悪魔』について振り返ってみる。

 

悪魔の実

悪魔と言えば当然外せないのがこの要素。
海洋ロマン、海賊漫画という新しいスタイルで話題を呼んだ作品だが初回から登場しているのが『悪魔の実』
その果実を食べる事で特殊な能力を手にする代わりに海賊として致命的なカナヅチという弱点を背負ってしまう。

主人公ルフィはもちろん登場する敵キャラも殆どが悪魔の実の能力者。キャラの個性ともなっており作品の醍醐味でもある。
不思議な現象や力も基本的には悪魔の実で説明出来る。

名前だけではなく本当に悪魔が作った果実なのでは?とも囁かれている。

ブルック

麦わらの一味加入直後にシャボンディ諸島で直面した一味壊滅の危機。くまの能力によってブルックは偉大なる航路ナマクラ島ハラヘッターニャへと飛ばされた。間が悪く飛ばされた場所は悪魔召喚儀式の真っ最中であった。あまりのタイミングと元々のガイコツ容姿が相待ってブルックは『悪魔王サタン』と崇められた。

一度は国を救ったが捕らえた手長族に逆に捕らえられてしまう一幕もあった。

2年間の修行期間においてはブルックはアーティストとしての音楽活動のイメージが大きい。しかしながらこの時のハラヘッターニャの描写も後に大きな伏線になるのではと期待されてきた。

この時の魔法陣は世界政府が操る召喚術式の五芒星アビスとも似ている。エルバフ編では軍子という切り口から意外にもブルックの過去に注目が集まっているが進展はあるか?

ブルック 悪魔

ロビン

悪魔の子の異名を持つニコ・ロビン
ワノ国の鬼ヶ島決戦ではブラックマリアとの決闘にて本当の悪魔と見間違うほどの変貌を遂げた。

悪魔咲き『デモニオフルール』

ロビン 悪魔

美しさの中にある悪魔が顔を出した技。これにて悪女対決を制した。

サンジ

エニエスロビーの司法の塔でジャブラと繰り広げた死闘以降にサンジの代名詞となった蹴り技が悪魔風脚(ディアブルジャンブ)

魔神風 悪魔風 サンジ
熱を帯び光を放つ蹴りで威力を増す。
ここから魔神風(イフリート)と昇華されたがやはり悪魔のイメージが強い。

ウタ

こちらは悪魔と同列かと言えば微妙なジャンル。
2022年公開の映画FILM REDにおいてヒロインのウタが披露したウタウタの実の能力の一端だ。

ウタ トットムジカ

トットムジカの歌唱に呼応して出現し成長していく歌の魔王。呪われた楽譜なんて要素は良くありがちだがワンピースの超人系能力の中ではかなり異質な技だ。

ルナリーア族

歴史の中で淘汰されてきた絶滅危惧種。
元は赤い土の大陸の上に住んでいたとされており世界政府との因縁も根深いと見える。
炎や髪色など細かなビジュアルは違えどイムが見せた悪魔に大まかに似ている。

マゼラン

軍子の身体と服装だからというのもあるがイメージはかなりマゼランに近い。
尻尾こそないが看守服と羽、マントはエルバフで変貌したイムとも割と重なる。言及されてはいないがマゼランの羽は装飾(コスプレ)にも思える。

マゼラン
他にもサルデスやサディなどインペルダウンの看守達はこのスタイルに近い

ステューシー

エッグヘッドで正体を現したミス・バッキンガム・ステューシーのクローン

ステューシー

モデルは判明していないがドラキュラ、吸血鬼、サキュバスといったところ。バットバットの実であることは判明している。

エルバフ編

エピソード掲載開始から1年以上経過。
過去編も好評で10話以上に膨らんでいる。

エルバフ編エピソード
2024年9月16日よりスタート
話数 タイトル
1126 落とし前
1127 謎の国の冒険
1128 RPG
1129 生人形
1130 呪いの王子
1131 冥界のロキ
1132 エルバフの冒険
1133 褒めてほしい
1134 フクロウの図書館
1135 友の盃
1136 太陽を待つ国
1137 シャムロック登場
1138 神典
1139 山喰らい
1140 スコッパー・ギャバン
1141 歳上の女
1142 わたしのこわいもの
1143 神の騎士団
1144 戦士の時間
1145 樹道8号線第2樹林区火災
1146 静中に動あり
1147 我々の恐いもの
1148 ローニャ
1149 一秒
1150 黒転支配
1151 もういいわかった!!!
過去編『ハラルド・ロックス』
1152 ヒドい一日
1153 ロキ誕生
1154 死ねもしねェ
1155 ロックス海賊団
1156 アイドル
1157 伝説のBAR
1158 ロックスvs.ハラルド
1159 運命の島
1160 ゴッドバレー事件
1161 矢の雨をしのいで結ぶ恋の詩
1162  G・V・B・R

◉◉ワンピース1163話 覇王色の使い手◉◉

頂上戦争前付近から注目された覇気という要素。
3種類のうち武装色と見聞色は鍛錬次第で会得可能なのに対して『覇王色』については限られた者しか会得出来ない。
それ故に強力で新世界の猛者達はいずれも覇王色の覇気を駆使していた。

特筆すべきは海賊王ゴール・D・ロジャー
幾多の強力な悪魔の実が登場したが海賊王は覇気と剣術だけで世界の海を制した。覇気を鍛え上げる事で能力者にも勝てる。中でも覇王色の意味合いは特別だろう。

ロジャー 覇気 カイドウ

カイドウに言わせれば

覇気だけが全てを凌駕する

ルフィが伝説と言われた『ヒトヒトの実 モデルニカ』を覚醒させ能力全盛となりかけたパワーバランスだったが待ったをかけた。

能力+覇気が強いのは言うまでも無いが覇気だけでも十分に通用する。

覇気の基本
見聞色
気配、行動の察知とそれを活かした先読み
武装色
攻撃防御基本技の強化、自然系能力の打破
覇王色
周囲、対象への威圧攻撃

認定

覇王色については判定が曖昧な部分もある。

ビブルカードやSBSでの記載
他キャラからの認定
他者の気絶

が主な判定記事。ゾロの様に他者からの認定がありながらも公式データに記載されなかったパターンもある。

よく混在しているのがバリバリと発せられるエフェクト。こちらは武装色による可能性も考えられる。

天割れの演出については覇王色の確定と考えて良いだろう。

素質

当初の設定だと『数百万人に1人』しか覇王色開花の資質を持たないという希少な能力。
生まれた時に素質を備えている事が第一段階。発現が第二段階だと考えるとそうそう見かけるものではない。

レイリー曰く『世界で名を上げる者達はおおよそこの資質を備えている

作品の中では続々と覇王色の使い手が登場しているが猛者達は自然と偉大なる航路の後半『新世界』に集結する構図だ。新世界を進むに連れてそこまで珍しくなくなったのも妥当か。

基本性能

術者の気迫そのものとされている。覇王色の覇気を発する事で対象者を威嚇する。威嚇された者が未熟であればそれだけで気絶し戦闘不能に陥る。
術者の実力、対象者の実力に依存するがその差が大きいほど効果が出やすい。
触れる事なく一定距離の対象者を攻撃出来るのが特徴。例えば人質をとられた際にも覇王色一撃で解決出来るかもしれない。

コントロール

発現のトリガーは様々。ルフィの様に追い込まれた状態で突如開花するのが定番だろうか。
単に開花しただけでは実用性は低い。
周囲にいる人物を敵味方関係なく威圧してしまう為に意図せず味方を傷つけてしまう場合もある。まずは対象者だけに覇気を向けるコントロールを会得しなければ実用的では無い。

更に練度を増せば波及する範囲も広がる。新世界突入時点。魚人島での決戦において10万人の敵に対して覇王色の覇気を放ち一気に5万人を気絶させた。

またワノ国の閉幕付近では目視できないほど遠い距離からシャンクスが緑牛を威圧して見せた。

言うまでもなく範囲が広ければより強力な武器となり得る。

覇王色 纏う

更に高次元なコントロールとしては覇王色の覇気を武装色の様に攻撃に纏う事ができる。これを実践していたのがカイドウでルフィも戦いの中で覚えていった。ハッキリと明言はされていないが覇王色の方が武装色を纏った時よりも貫通力は上だろう。
新世界後半の最終章では『纏う』という次元に昇華している事がデフォとなりそうだ。

見聞色殺しについて

映画FILM REDの付録本で記載されたシャンクスの固有スキル

『見聞色殺し』

気配のコントロール
未来を見せない

との記載だったが今のところこれが覇王色起因なのかは不明。
相手の察知能力を覇王色で打ち消してしまうというよりも自身の気配をコントロールして相手に悟られないといったイメージ

ルフィ、カタクリ、カイドウといった未来視会得キャラに対して有効だ。ちなみにシャンクス自身も会得している。

世界貴族攻略の鍵が覇王色

不死身集団とされる五老星、神の騎士団といった特別な天竜人達。
ルフィを持ってしても攻撃は効かずにすぐさま復活してしまった。
唯一作品内でこれを攻略していたのがスコッパー・ギャバン

重症ながらもルフィへと攻略方法を託した

ギャバン

覇王色の使い方肝に銘じろ
あいつらは決して不死身じゃない

最終決戦において世界政府と対峙する図式は出来上がっている。そんな中で要人を倒す為には覇王色を使いこなすのが必須だと判明した。
より、覇王色の重要性が増してきた

使い手

曖昧な者も含めるとかなりの数に達する。今となっては動物系幻獣種の方がよっぽど珍しいのかもしれない。それだけ最終章の戦いが熾烈を極めるという事か。

 

覇王色の使い手一覧
ルフィ
ゾロ
ロジャー
レイリー
ギャバン
光月おでん
バレット
シャンクス
白ひげ(ニューゲート)
エース
ビッグマム(リンリン)
カタクリ
カイドウ
ヤマト
ハンコック
ドフラミンゴ
キッド
チンジャオ
センゴク
ガープ
ウォーキュリー聖
イム
ジョイボーイ
ロキ
ロックス
ハラルド

非能力者(生身)、もしくはその可能性が高い者は太字で記してある。ロジャー海賊団筆頭に生身キャラも多い。

ルフィ

今やルフィも名手として数えられるまでに。
発現してから2年間の修行でレイリーに鍛え上げられコントロールをマスター。
カイドウの戦いをヒントに攻撃にも纏える様になった。

ルフィ 覇王色

ゾロ

カイドウやキングといった強敵との対峙でその資質を開花させた。本人の自覚は薄いが期待値は高い。刀に纏う事でもう一段階上の強さへと成長出来そうだ。剣術+覇気という意味では麦わらの一味の唯一のキャラ分類。
ゾロ 覇王色

ロジャー

生身でありながら能力者達と渡り合い海賊王と呼ばれるまでに躍進した名手。覇気だけでもやれると証明して見せた。海賊王を目指すならばルフィもこの境地まで覇気を操る必要がある。

ロジャー 覇王色

レイリー

ヒューマンオークションでの離れ技は読者にも印象深い。冥王シルバーズ・レイリー。覇気に関する説明役も担っており作品において覇気を浸透させた立役者。ルフィの成長や覇気習得もレイリー無しでは語れない。
レイリー 覇王色

ギャバン

ロジャー海賊団の3番格
スコッパー・ギャバン
エルバフ編にて登場し伝説級の力を披露した。レイリーの様にルフィの成長のきっかけを作るのでは?不死身集団である神の騎士団に対してもダメージを加えていた。

八十梟師 ギャバン

光月おでん

カイドウ、ロジャー、白ひげといった猛者達と交戦を繰り広げたおでん
生身ではあるがその剣術に加えて覇王色も使いこなした。
ビブルカードでも言及されている。おでんが遺した妖刀『閻魔』にはその覇気が今尚残っていた。

おでん 覇王色

バレット

映画スタンピードで活躍した元ロジャー海賊団鬼の跡目ダグラス・バレット。あまりイメージは無いが覇王色の使い手。

バレット 覇王色

シャンクス

現存する新世界の海賊の中ではトップクラスの使い手。爆発的な覇気に加えてコントロールに関しても完璧だ。まるでロジャーを辿る様なスタイル。今や覇王色の覇気と言えばシャンクスを思い浮かべるのでは?

シャンクス 覇王色

白ひげ(ニューゲート)

歴代懸賞金No.1とNo.2の激突は作品きっての名シーン。戦死したマリンフォードでは『グラグラの実』の能力のインパクトがあるがシャンクスとの会談で天割れを起こすほどの衝突を見せた。

白ひげ 覇気

エース

ロジャーの息子として資質は十分に備わっていた。
幼少期から覇気を発現する才能を発揮。タイミング的に懸賞金評価は低いがかなりの使い手だろう。

エース 覇気

ビッグマム(リンリン)

ホールケーキアイランド、ワノ国とルフィ達を苦しめたビッグマム。コントロールはイマイチだが癇癪を起こした際の無差別に発せられる覇気は強力。カイドウとの衝突もかなりインパクトがあった。

ビッグマム 覇王色

カタクリ

ビッグマム海賊団のNo.2
見聞色の達人という印象が強いが漏れなく覇王色も使いこなす。能力も覚醒しており今となってはかなり良い踏み台だった。

カタクリ 覇王色

カイドウ

元四皇
ルフィやビッグマムと覇王色の激突を繰り広げた。青龍の能力自体が強力だが覇王色を完全に使いこなしていた。攻撃力を底上げしルフィもカイドウの覇王色纏いからヒントを得て成長した。

カイドウ 覇気

ヤマト

カイドウの息子である事を考えれば当然の資質か。エースの様に幼少期からその資質を発現している。

ヤマト 覇気

ハンコック

まだ覇気の正体が曖昧な頃に資質を持つ者として判明した。武装色のイメージが強いが覇王色もかなりの練度だろう。

ハンコック 覇王色

ドフラミンゴ

元天竜人として王の資質は十分。ルフィとの覇王色同士の激突も魅力的だった。命の危機に直面した幼少期に覇王色を開花して難を逃れた。

キッド

本人の自覚は薄いがカイドウによりハッキリと言及された。あまり戦闘に活かされる事なく新世界から敗退してしまった。

キッド 覇王色

チンジャオ

ガープとの因縁は孫のルフィの代まで続いた。
覇王色持ちにしては懸賞金評価が低い。

チンジャオ 覇王色

センゴク

元海軍元帥、現在は大目付
ビブルカードで覇王色について言及

センゴク 覇王色

ガープ

ビブルカードにて覇王色が言及された。
海賊島ハチノス決戦では爆発的な覇気を披露した。生身で武器すら使わないスタイルでは最強の呼び声も高い。衰えた今でも新世界の最前線で通用するレベル。

ガープ ビブルカード 覇王色

ウォーキュリー聖

エッグヘッドにて『覇王色の咆哮』を披露
ドリー、ブロギーが認定

覇王色の咆哮

イム

軍子の体を通してエルバフに降臨したイム
凶々しい覇気で巨人族達を駆逐した。広大なエルバフの地にも行き渡る波及範囲。

イム 軍子 悪魔

ジョイボーイ

判断が難しいが覇王色の使い手である可能性が高い。
900年以上も前に伝説の鉄の巨人エメトに封印した覇気は現代になっても廃れる事なくエッグヘッドに大きな衝撃を起こした。
不死身集団の五老星をマリージョアへと追い返したのはジョイボーイの覇王色だろう。
作品でも最強格の描写だ。

ジョイボーイ 覇王色

ロキ

自分の力を言語化出来ていないと振り返ったロキ
ギャバンの言葉を聞いてしっくりきた様だがおそらくは覇王色の覇気を示しているのではないか?

ロックス、ハラルド

エルバフ過去編で激突した2人
聖地マリージョアに甚大な被害を及ぼす程の覇気だった

ロックス ハラルド 覇王色

覇王色の激突と天割れ

覇王色の使い手同士の激突は迫力満点
バリバリのエフェクトや衝撃が広がり過ぎて天が割れる様な演出も見られた。

武装色との線引きが難しく混在しているが覇王色使いかどうかの論議の参考にはなっている。特に天割れにまで達した場合は覇王色認定として間違いないだろう。

 

覇王色の激突
白ひげvsシャンクス
白ひげ シャンクス 覇王色
ルフィvsチンジャオ
ルフィ チンジャオ 覇王色
ルフィvsドフラミンゴ
ルフィ ドフラミンゴ 覇王色
ルフィvsカタクリ
カタクリ 覇王色
ルフィvsビッグマム
ルフィ ビッグマム 覇王色
カイドウvsビッグマム
カイドウ ビッグマム 覇王色
カイドウvsヤマト
カイドウ ヤマト 覇王色
ルフィvsカイドウ
カイドウ ルフィ 覇王色

纏うレベルのコントロールが出来ずともバリバリの演出は描かれている。あくまで演出で特段周囲に被害が及ぶものではない。

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