ワンピースネタバレ 混血『バッカニア族とデービー一族』ゴッドバレーでの因縁
読者を置き去りにしそうなほどややこしくなっている種族問題。エッグヘッド編で登場したバッカニア族、エルバフ編で登場したデービー一族。何故ここかまで世界政府から忌み嫌われ、虐げられなくてはならなかったのか?現代にもその遺恨は引きずっている。
バッカニアなんだろ?
バッカニア族、デービー一族はエルバフ編で差し込まれた過去編にて同列として扱われた。
ゴッドバレーで開催された先住民一掃大会(兎狩り)においてターゲットとなる兎の最上位に設定されたのが両種族である。これらの希少種に関する情報は世界政府である程度封鎖されており世間的にはあまり知られていない様だ。幼少期に引き離されてしまった事もあるがくま自身もバッカニア族の特性とやらには気付いていなかった。
SR脱兎(スーパーレアラビット)と呼ばれる13名は1万点の高得点となる。
言い換えればそれだけ世界政府から嫌われているともとれる。

800年もの間、世界政府から見つかる事なく繁栄して来た『デービー一族』が登場するや大歓声とブーイングに包まれた。
ナイフや物が投げつけられるほどの荒れ模様。罵声が飛び交っている。
そんな中で気になるセリフが‥
『バッカニアなんだろう!?お前らも』
ステージで披露されている脱兎はもともとゴッドバレーに住んでいたデービー一族。その者に対してバッカニアというのもなんだか違和感がある。
巨人族との混血
バッカニア族のポイントは巨人族の血を引いてるという事。(イワンコフ談)
巨人族+○○族
体格的な特徴とし純血の巨人族と人間族の間くらいの大きさだ。一般的に見れば大きい部類。
巨人族と何かの混血なわけだがこれがデービー一族との混血だとすれば天竜人の発言も納得
バッカニア族=巨人族+デービー一族
少し短絡的な答えかもしれないが3種族とも異様に世界政府から嫌われている事からも一応説明はつく。
総本山のエルバフだけならまだしも世界中に点在している巨人族はこの中でも数が群を抜いている。巨人族を絶滅させようとするのはかなり難しい。
一方でバッカニア族はかなり淘汰されて来たはずだ。デービー一族が全く見つかってなかったと考えれば一度淘汰されてしまえばそこで繁栄も出来なかっただろう。
デービー一族もおそらくはゴッドバレーでほとんどが潰えたはずである。
生き残り
現在判明している中では
バッカニア族→バーソロミュー・くま
デービー一族→ティーチ
の2名が希少種の生き残りである。
くまに関しては改造手術が施されており生殖機能が生きているかも微妙。結婚こそしなかったがジニーとその娘の存在を考えると他の女性とというのも考えにくい。バッカニア族の血はここで途絶える可能性も出て来た。
一方でデービー一族。こちらは生命力の強そうなティーチ。女嫌いというわけではないし一族の血も継がれていきそうだ。
海賊とジョイボーイ
翻訳してみると『バッカニア』という単語は和訳で"海賊"を意味する。(buccaneer)
特に17世紀にカリブ海で活躍した海賊を指している様だ。
考察界隈やXなどで良く予想に出されるのがジョイボーイがバッカニア族だったのでは?というもの。
海賊の始祖であり900年前〜800年前の歴史、いわゆる空白の100年において世界政府の創設者達との戦いに敗れた男。
名前が浮かんだだけで黒幕イムが取り乱すほどの影響力。現代エッグヘッドにおいて解放された覇気を見ても相当の実力者だったはずだ。
歴史的に海賊と言えばロジャーかジョイボーイが筆頭だろう。
バッカニア族についての反応
エッグヘッド編序盤で『くまが特殊な種族』と提起されてからは何度もバッカニア族に触れられている。世界政府が根絶やしにしようとしているだけあって世間には一般的に知られていない。
デービー一族と同じ様に巨大な敵である世界政府に見つからない様にひっそりと暮らしてきたバッカニア族。
父クラップ、母との間に生まれたくま。医者はクラップの血筋の事を外に出さない様にしていたが世界政府の手先が紛れておりバレてしまった。
クラップはもちろん血を引く息子のくまも同罪。捕まって奴隷になった。血の繋がらない母も同じ様に奴隷に落ちた。
ただ殺すではなく奴隷として生き地獄を味合わせる。この辺りは過去に世界政府がどれだけバッカニア族に苦渋を舐めさせられたかが現れている。くまの両親の様に過酷な奴隷生活に耐えれず命を落とす者も多かっただろう。バッカニア族はやがて絶滅種となった。
イワンコフ
お前か今回の目玉バッカニア族って成程でけェ
巨人族の血引いたんだってな
サターン聖
バッカニア族の子供
お前には奴隷になる事と死ぬ事しか許されていない
それは歴史が決めたのだ
だから消えるんだお前達は
サターン聖
くまか‥あいつは生まれながらに奴隷階級
かつて世界に対して大罪を犯した末裔
絶滅種バッカニア族の生き残り
生まれながらの奴隷種族とされるほどの扱いだったがこれに屈しなかったくま。サターン相手に子供ながら主張して困っている人を助けたとまで言い放った。
この人間性や思考回路も世界政府にとっては面白くない要素らしい。
ベガパンク
お前さんもしやバッカニア族か?
詳しく説明できるほどサンプルは無いんじゃが
ベガパンク
やはり本当なのか?バッカニア族の特性は身体の強さではない。彼らはかつて‥
くまの記憶や人格を取り出したりと研究対象としてバッカニア族に興味を示したのが天才科学者ベガパンクである。ジニー死後はくまとボニーの人生にも関わって来た。世界政府、聖地マリージョアにも独自の科学力はあるがくまの身体、つまりはバッカニア族の特性に最も詳しいのがベガパンクである。
巨人族の血に起因する身体の特徴よりも大事な特性を仄めかしていたベガパンク。当然くまにもその資質は備わっているはず。
ボロボロの容態のくまではあったが現在はエッグヘッドからエルバフに運ばれておりベガパンク悪(リリス)も直ると太鼓判を押している。復活のルートが確約されいよいよその特性を披露する時が来るだろうか。
Dの一族の扱い
ややこしさに拍車をかけているのが『Dの一族』問題だ。世界政府から忌み嫌われる筆頭で作品でも早くから特別視されて来た。
エルバフ編で無事が確認出来たハグワール・D・サウロの様に巨人族+Dの一族というパターンも存在するのはお馴染み。
しかし登場したばかりのデービー一族もDと混在している。
ロックス・D・ジーベック
改めて
デービー・D・ジーベック
と判明した。おそらく子孫のティーチもこれに該当する事になる。デービーと掛け合わせでバッカニア族が出来たとなればバッカニア側もDの可能性が出てくる。
巨大麦わら帽子
世界会議編で話題となった聖地マリージョア パンゲア城に秘された『巨大な麦わら帽子』
まるで冷凍保存されているかの様な画であったが過去にどんなキャラが被っていたのか注目された。
明らかに人間サイズより大きい。
持ち主はジョイボーイ‥巨人族、バッカニア族だったという説が有力とされたがデービー一族の中にも麦わら帽子を被ったキャラが描かれた。
