3.ワンピース『ONE PIECE』

ワンピースネタバレ1160話 ティーチの母登場(マーシャル)ロックスが愛した女

世界の王を野望に掲げて世界政府と海軍を的にかける大悪党。現在となってはその名前すら揉み消されるレベルの世界的犯罪者。そんなロックスが惚れこんだ妻と授かった子供ティーチ。唯一の泣きどころになりそうな家族もまた数奇な運命の渦に巻き込まれた。

ワンピースネタバレ1160話 ティーチの母登場(マーシャル)ロックスが愛した女

モンキー・D・ドラゴンと共に予想外のゴッドバレー参加となったティーチ。今回はその母親について。ティーチの様な巨漢でだらしない腹?

世界政府がゴッドバレーで取り逃した者達の中でもティーチはとりわけ脅威となっている。ロックス方の血ばかりでなく母にも注目が集まる。

3年に一度の腕試し

先住民一掃大会

世界貴族の悪しき習慣は世間に知れずひっそりと行われていた。
非加盟国ゴッドバレーに向けられた矛先。世界政府が資源豊かなこの島を奪うために躊躇なく狩りを行った。おおよそ正気の沙汰ではないがこの大会に巻き込まれたのが3人の親子である。

父 ロックス・D・ジーベック
息子 マーシャル・D・ティーチ

そして母(妻)
の3人。

シャッキー(シャクヤク)という絶世の美女に心奪われたロックスであったがいつしか気持ちは薄れていた。それが妻との出会いだ。シャッキーの様な華やかさとは別の部分に惹かれたのだろうか。

ティーチ 母

目つきや髪色、同じく我が子を守る強い気持ちはどこかオハラのオルビアを思わせる。白髪だと思いっきりオルビアに寄ってしまうので金髪イメージで着色

ティーチの母

別カラー↓

ティーチ 母

ティーチ 母

40年前時点で息子ティーチが生まれるも海賊として公にするわけにはいかず仲間にすら隠した。世界の王という覇道の為に共に暮らす事は叶わなかったがゴッドバレーに引き寄せられる事になった。

何の運命のイタズラか‥この時点でロックスと妻子は別れる事となった。万が一でも自身が原因で危害が及ばぬ様に2人を故郷へと届けた。

その土地こそゴッドバレーである。

ここから2年後(38年前)に世界政府によって侵略される事になるがポイントはこの地に眠る豊富な資源だけではない。ロックスもその血筋である『デービー一族』が存在する事だ。
ロックスの本名は『デービー・D・ジーベック』
自ずとティーチもその血を引いている事となる。

世界政府はゴッドバレーにデービー一族がいると情報を得ており、選別などはせずに根絶やしにしようとしていた。まさにバスターコール以上の戦火が迫っていた。

開幕が迫るゴッドバレーにて手錠を嵌められて檻に入れられている親子。

ティーチ ゴッドバレー

おいでティーチ大丈夫よ
あんたは生きなきゃならないんだ…

この時点で親子助かる道は諦めている母。命をかけてでも外へ逃がそうと決心した。天竜人の目に晒されてナイフが飛び交う中でガタガタ震えるティーチを必死に抱き抱えた。

一方で父ロックスも混乱に乗じて2人を逃がそうとゴッドバレーに参戦した。ゴッドバレー事件だけを切り取ると女性を追っかけたロジャーと家族を守ろうとしたロックスの対比は読者のイメージを大きく変えたかもしれない。

世界的犯罪者の血を引く事が知れ渡れば例え逃げたとしても厳しいのかもしれないがそれでも両親はティーチを救いたかった。

世界政府や海軍から危険視されているティーチはこれまで勢いだけでなく計画的に四皇の地へ登り詰めた。ゴッドバレーの惨状はもちろん両親の事はどこまで知り得ているのだろうか。母の願い通り生き延びたティーチは孤児としてかなり苦労したはず。そう思うと現代の悪事も不思議と正当化されてく様に感じてしまう。

ティーチ 孤児

ティーチは12歳時点、白ひげ海賊団加入時には孤児となっていた。

↓ワンピースマガジンで公開された設定ティーチ 母 妹 1160

ボツになった可能性もあるが構想にはティーチの家族が居た。ラフ画だがゴッドバレー事件に当て嵌めると少し違う気もする。

40年前時点で生き別れている事から妹となれば双子という事になる。
別の父親を登場させるのもさすがにややこしい。
妹設定はボツが濃厚だろうか

ティーチ 母

決してスタイリッシュとは言えないティーチ。ある意味海賊らしくキャラが立っている。

とはいえ父ロックスのビジュアルを見るとやはりカッコいいだけに落差もある。顔の面影はしっかりとあるのだが‥

ティーチの不恰好なボディは母方似なのではないかと予想されたが母もスタイリッシュであった。

ティーチとロックス

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