ワンピース考察 五老星が見せた【魔法陣と召喚術の謎】どうやってマリージョアからエッグヘッドへ
世界の上層部は権力の間で談義しているのがお似合い。しかし大方の読者の予想に反して未来島エッグヘッドへとやってきてしまった。
ルフィとて太刀打ち出来ないレベル‥果たして奇妙な能力は悪魔の実なのか？
五老星の召喚術と魔法陣
奇妙な技を使い、悪魔の実の能力とも覇気とも判別しにくい様な戦いぶりを見せる五老星。
これまで摩訶不思議な能力や要素が出てきたワンピース作品においても異質な雰囲気を醸し出しています。
特に不思議なのがエッグヘッド島〜マリージョア間の移動と召喚術です。サターン聖が瞬く間に他の4人を呼び寄せエッグヘッドへ5人が降り立つ事態となりました。
最終的には鉄の巨人エメトが解放した『ジョイボーイの覇気』を被弾し他の4人はマリージョアへ帰還。いったいどういう原理なのでしょうか？
五老星の行動を振り返りながら探っていきます。
覇気使い
おそらく全員が覇王色の覇気使いかと思われます。世界の権威である事を考えれば当然資質は十分。黒い稲妻の様なエフェクトだけでは判別しづらいですが他キャラが五老星の覇気に言及するシーンがあり少なくとも覇気使いである事は確定でしょう。
1番インパクトがあったのは覇王色の咆哮
覇王色を咆哮に乗せて飛ばしとんでもない貫通力を見せました。周囲はもちろんの事遠距離の相手にも有効。
また、ボニーの年齢操作がサターン聖に効かないというシーンもありましたがこちらもサターン聖の強力な覇気で破ったのかもしれません。掴まれながらも能力発動しようとするボニーでしたが通用せず‥特殊な生物なのでは？なんて考察もありました。
能力名
世界会議編で見せた化け物染みたシルエットをエッグヘッドでも披露。登場早々にそれぞれのモデルが記載されていましたがあくまでもモデルとなった妖怪の名前のみ。
悪魔の実の能力である表記はありませんでした。
元々が妖怪そのもので普段は人間の姿をしているだけなのかもしれません。
再生能力
ルフィやドリー、ブロギーといった猛者の大技を喰らいながらもすぐさま復帰してしまうほどのタフネス。
確かに実体はあり被弾はしているものの攻撃自体が通っていない様にも見えます。
単に攻撃が弱いとは考えにくくルフィでダメージを与えられないとすれば誰も勝てないレベル。
どんなに吹っ飛ぼうが斬られようが復帰してしまうあたりは正直手の施しようがない。
召喚術について
では本題の召喚術について
1.召喚前
サターン聖だけがエッグヘッド島に滞在しており、他の4人は遠く離れたマリージョアにいました。起因となったのはベガパンクのメッセージ発信。世界の秘密を話そうとする天才科学者に焦る五老星
2.召喚
事態を収集するべくサターン聖の『呼ぶぞ』をキーに他の4人がエッグヘッドへとやってきた。離れた距離にありながらサターン聖はテレパシーの様な形で他のメンバーと会話していました。そして召喚時ににエッグヘッドに現れたのは魔法陣。これはサターン聖自身がエッグヘッドへ降り立った時も現れた紋様です。
3.解散
メッセージの暴露に対しての焦りはあったものの時間制限という縛りは無いように見えました。一同が解散してしまった原因はエメトの一撃。ジョイボーイ最大級の覇気を喰らった事で4人はマリージョアへと帰還。一方でサターン聖はエッグヘッドに残ったままでした。
ポイントは覇気で看破できるという事。過剰に覇気を放出する事で悪魔の実の能力を解除できるのはローがウィナー島で実証済み。（必ずしも覇王色でなくとも良さそう）
今回はジョイボーイの強力な覇気で能力解除されたというのが妥当。ともなれば悪魔の実の能力に伴う召喚術なのではないでしょうか？
ひとまず起点となるのはサターン聖。（もしかするとサターン聖に限らず誰でも起点になれるのかもしれません。）
奇妙な魔法陣を発生させそこから4人を召喚します。問題は起点となる者との距離。
ジョイボーイによって能力が看破された時にマーズ聖だけがいち早くマリージョアに戻っていました。
マーズ聖はルフィ達によって彼方まで吹っ飛ばされエッグヘッドへ復帰出来なくなっていた為かと思います。
おそらくは距離の制約が存在し、起点者（サターン聖）もしくは発生した魔法陣から一定距離以上が離れてしまうと強制送還されるのでしょう。
イム様が生み出している？
ジョイボーイの覇気放出に昔を思い出したのか？これまで見せた事ないほどに取り乱し発狂するイム様が描かれました。
タイミング的には五老星の帰還とも近いかと思われます。これに対してイム様が錯乱した事で能力解除され五老星が戻ってきたとの見方もありました。
得体の知れない五老星はイム様が生み出したものなのかもしれません。