ゲッコー改め『光月モリア』ワノ国出身の侍は本当だった!?
忘れた頃にやってくるモリアネタ。しかしながら今回は本命。扉絵ではあるが意外なところからモリアの名前が出て来た。捕まっては逃げて、死なずに生き延びる‥登場時から評価は下がるばかり‥最終章でもまだモリアは絡んでくるのか?単にワノ国と関与しているだけでなく鈴後では英雄として崇められていた。(おでんが裸踊りせずにモリアと組んでたらカイドウを倒していたかもしれない)
通称『ゲッコー・モリア』
和名(ワノ国)【光月もりあ】
何故、光月がゲッコーとなったのか?
現在のモリア
まずは最新情報。
海賊島ハチノスにアブロサム奪還へ乗り込むも捕らえられてしまったモリア。シリュウに不意打ちされたところで記憶が止まってる読者も多いのでは?
他力本願のモリアがわざわざ敵の本拠地に乗り込むのは意外だ。
コビー大佐誘拐事件でガープ達SWORD軍が雪崩れ込んで来たどさくさに紛れて単身でハチノスへやってきたペローナに救出された
詰んだかに思われたがまだまだ役目が残っているかの様にしぶとく生き残っている。最近ティーチに取り入ろうとしているカリブーともキャラ性が似ているだろうか?どの組織に加担するかも見もの。クロスギルドという説が挙げられていたがペローナと共にワノ国へと向かう線も十分にあり得る。
光月もりあ
今回エルバフ編中に話題に挙がったのは扉絵連載。エルバフの過去編ではハチノスを始まりの地として占拠したロックスに注目が当たっている。
ワノ国を舞台にしたヤマトの漫遊記で何故かモリアの墓らしきものが描かれた。お蝶に連れられてヤマト一行がやってきたのはある人物の墓であった。言われるがままに参るヤマト。
ワノ国は鈴後(りんご)に祀られた英雄の墓
その人物は西の海(ウエストブルー)生まれ、鈴後育ちだと先に判明していた。村を守る為に戦った英雄は死に、遺体も残ってはいない様だ。この時点では『風のジゴロウ』なんかも候補として挙げられていた。
1158話で掲載された鬼の子ヤマト金稲荷代参vol.40での進展。大物達が登場する本編だがそれに負けじとXなどではモリアがトレンドに挙がった。
墓標に記された名前が明らかに
『光月もりあ』
ネタにも感じるが
ゲッコー・モリア
↓
月光モリア
↓
光月もりあ
という様な連想だろうか?
『正義の海賊』として祀られていた。最近では扉絵と該当の本編がリンクする様なパターンもあったが1158話内ではモリアに関する情報は無かった。一応ゴッドバレー事件前にもモリアは生まれており10歳前後である。
既に本編(ワノ国おでん過去編)でカイドウとモリアが激突した事は描かれていた。時系列的には23年前の出来事だ。23年前は海賊団の名前も『ゲッコー海賊団』であった。場所は鈴後(りんご)。ビブルカードなどではモリアが西の海出身というのも判明している。この時の描写だとモリアは剣を握っている。ワノ国の侍というイメージもそこまで遠く無い。確かによく見るとゲッコー海賊団の面々は侍にも見える。
現在
モリア 50歳
カイドウ 59歳
23年前
モリア 27歳
カイドウ 36歳
世代的にはカイドウの少し下。戦いはカイドウが勝利している。化け物揃いのロックスメンバーに囲まれていたとあればやはりカイドウの強さは妥当。
勝負に敗れはしたが一命は取り留めた様だ。モリアの能力を持ってすれば遺体を残さずに消える様に逃げるのも可能であろう。ワノ国から脱出して海賊として再起した様だ。
頂上戦争後にパシフィスタを率いたドフラミンゴに追い詰められたモリア。
この窮地からもドフィ相手に逃げ切っている。
ドフィも油断があったとはいえ瀕死まで追い込まれながらも生き延びたモリア。詳しくは言及されていないが『カゲカゲの実』の能力の応用であろう。海楼石で拘束されたりと特殊な状況を除いてはモリアを仕留めるのは意外と難しいのかもしれない。
今思えば実力足らずで消されそうになるのも不自然だったのか?
クロコダイル、ドフラミンゴなど王下七武海を隠れ蓑として国家に関わる様な悪事を働いてその座を奪われるパターンもあったがあくまでインペルダウン収容を目的として逮捕されている。
ローやティーチは自らその座を放棄したがそこまで政府の手が及ぶ事も無かった。
モリアにおいては世間に対する七武海の評価が下がってしまった罪は否めないが少し厳しい気もする。
実力足らずで除名という例外の為に不都合を消し去る様に抹殺指令が下ったのかもしれない。
ここでワノ国への関与がより印象づいたモリアではあるがやはり気になるのは今後の動き。黒ひげ海賊団への勧誘は断ったが、クロスギルド加入の予想なども挙がっていた。
戦闘力においては新世界突入時点で役不足の烙印を押されているが経験値だけは十分。また海賊を立て直すパターンもあるがアブロサムを失い、現状の側近はペローナだけ。ひとつなぎの大秘宝獲りに絡むのは少し厳しいか‥
となれば第二の故郷であるワノ国へ帰還する線も十分にありそうだ。単に育っただけでなく英雄、正義の海賊として崇められている。ワノ国に凱旋したとしてもある程度受け入れて貰えるのではないか?墓荒らしの件が拗れないと良いのだが‥
また、ワノ国を語る上で外せないのは古代兵器プルトンの存在であろう。ワノ国を開国する事で解放出来る兵器ではあるがまさにその秘密がカリブーからティーチへと渡りつつある。逃げ果せたモリアと黒ひげ海賊団が意外と早く再会してしまうかもしれない。
光月家
光月(こうづき)家 |
光月スキヤキ |
光月おでん |
光月トキ |
光月モモの助 |
光月日和 |
光月もりあ |
ワノ国でも重要な将軍家として描かれている光月家
黒炭家、カイドウが結託し国家転覆の憂き目に遭ったが見事に乗り越えて新生ワノ国として生まれ変わった。
光月おでんと光月もりあ
2人を比較。伏線というにはあまり特徴的では無いが薄っすらと面影もある様な気がする。
何故モリアが光月の名前を持っているのかは謎が残る。
ゾロが血を引くワノ国の大名家『霜月家』
霜月コウ三郎の様にワノ国を違法出国して外海で暮らす様な前例もある。光月家においては未遂に終わったが光月おでんが違法出国を試みた。
ワノ国のスキヤキの系譜以外にも外海に光月家の血が息吹いていたのかもしれない。
西の海で生まれたモリアもまるで導かれる様にワノ国へやって来たのか?
後付けだなんだと騒がれそうではあるがモリアとワノ国(カイドウ)は早くから関連付けられていた。ゲッコー(月光)の言葉遊びは少し好き嫌いが分かれそうではある。
×こうげつけ
○こうづきけ
一見馴染めない読み方も敢えて月光(ゲッコー)と外したのか
光月家の正式な家紋では無いが両者の身に纏う衣装の模様は月をモチーフにしていると思われる。このレベルのヒントとなると気付くのも難しい
幼少期
コミックス63巻のSBSにて幼少期のモリアも描かれている。無邪気で可愛げのあるシルエットこの頃はまだ西の海にいたのだろうか。
鈴後にいた時には既に『海賊団』を名乗っていたのでワノ国を訪れる前に仲間を集めてチームを作ったと思われる。
鈴後(りんご)
ワノ国の郷の1つですっかり読者のお馴染みとなった。
霜月(しもつき)家が治めていた。
20年前にカイドウに敗れ死亡したがかつての鈴後の地は霜月牛マルが大名として治めていた。岩屋に閉じ込められた際にはヤマトも命を救われている。
元大名 | 霜月牛マル |
狭客 | お蝶 |
以後はカイドウに支配されていたが解放され、現在の新生ワノ国は赤鞘九人男達が大名に就任している。鈴後については鈴後出身であるお菊(菊之丞)が有力だ。順調にいけば扉絵で描かれるだろう。
また親分衆として名を連ねた狭客、お蝶も鈴後をナワバリとしていた。まだ生きておりヤマトが訪れた際には案内役も買っている。
モリアのイメージとは合わないが鈴後は降雪地帯でもある。
モリアとの関連はやはり侍リューマ(霜月リューマ)が思いつく。23年前にカイドウと激突した年に墓荒らし事件が起きてリューマの死体が盗まれた。同時にワノ国の宝刀的な存在であった秋水(しょうすい)も盗まれた。犯人はおそらくモリア。
カゲカゲの実でブルックの影を注入し現代に伝説の剣豪リューマが復活。
スリラーバーク編ではゾロがゾンビリューマを倒して秋水を譲り受ける。そしてワノ国編で閻魔をもらう代わりに返納した。リューマを使ってリベンジする為に連れ帰ったのだろうか。
古代文字
光月家特有の技術として重要なのが『古代文字の解読』
ロビン、プリン、スキヤキなど限られた人物しか読めないだけにその身柄も最終章の大きなポイントとなっている。
ロビン→麦わらの一味
プリン→黒ひげ海賊団
と四皇のうち2勢力がそのピースを手に入れている。
そんな中で少し寂しいのはクロスギルドであろう。
もともとモリアの加入は噂されていたが、古代文字解読術を持っているならば尚更面白い。一応、光月家でも一子相伝とされているが‥
ひとつなぎの大秘宝レースもかなり肉迫してくるのではないか?
『おトコとペローナ』ゲッコー海賊団メンバー
モリアにワノ国と接点が見えて来たことで他のメンバーも何やらつながりがあるかもしれない。
とりわけ気になるのはゴーストプリンス、ペローナである。
一時はミホークと共にいたがモリアを助ける為に海賊島ハチノスに乗り込み見事奪還した。
特異な能力『ホロホロの実』は目を見張るし、クロスギルド加入の架け橋としても期待出来る。
そんなペローナに以前よりビジュアルが酷似していると噂されていたのが『おトコ』だ。カラーは寄せているものを選んだが特徴的な目をはじめ顔の作りがよく似ている
ちなみにSBS判明事項ではおトコはトの康の実の娘ではないとされており、両親を亡くしたところを拾われた様だ。家系もわかっていないが大名家の出身かもしれない
縫合跡
登場時から話題となっているモリアの縫合跡。スリラーバークの世界観にはマッチしていたが何か意味があるのでは?と囁かれていた。
カゲカゲの実の能力もあってかカイドウとの戦いで一度死にかけた後、ゾンビとして転生したのではないか?